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グリンとグランの陽だまり日記~4~

グリンと一緒に寝よう!

2020年の大晦日に家族になったグリン。
その日は毎年観ている紅白歌合戦なんてどうでもいい!
年越しなんてほっといてグリンに夢中の家族たち。

そして、寝る時間へ。
母も妹も私もグリンと一緒に布団で寝たい!
ということで、みんなで川の字で寝て、
その後はグリンが誰の布団にくるか選んでもらうことにした。

一緒に寝たいのは人間たちだけ・・・。

布団で一緒に寝ようと試みた私たち、
しかしグリンが選んだのは一応用意しておいた、
グリン専用のベッドだった。
がっかりしつつも寝顔がかわいくて
ただそれだけで幸せだった。
グリンの寝顔を見て眠る。この幸せが毎日続くのか。最高だな。

家族の中でグリンに選ばれた!!

夜中、布団の上に重みを感じた。
目を開けると大きなお目目がふたつ、私の顔を覗いてる。
どうやら目が覚めてしまったようだ・・・。
かわいい!!
横を見るとグースカ寝る母と妹。
もう、母と妹ではなく私を選んだことがより一層かわいい!
選んでくれたことのお礼に、また眠るまで一緒に遊んであげることにした。
布団の中から手を出したりひっこめたりして、
グリンは手を獲物にして飛びついてくる。
これがいけなかった。
ものすごく楽しんで全然寝ない。
ズタボロに傷つく私の手、興奮しているグリン。
大きなお目目がさらに、大きくなっている。
それでも一日目は楽しかった。
だってずっと動物と生活をしたくて、
その夢がかなって、これからずっとこうやって生活していけるのだから!
ああ、なんて幸せなんだ!!

悪夢が始まる・・・。

ものすごく楽しんだグリンと私。
翌日、母と妹にグリンが遊んで欲しいと布団に来たんだと自慢した。
選んでもらったという優越感がとてもあった。

その日の夜中、再び布団に重みが・・・。
そして目を開けると、大きなお目目のグリンがこっちを覗いてる。
今夜もかわいい!!!
また一緒に遊ぶ私。

そして、その次の日も、次の日も・・・
夜中にグリンが来ては一緒に遊び続けた・・・。

後でわかったことだが、母と妹はグリンが「遊んで!」と言っても夜中だったので、取り合わなかったようだ。
グリンは夜中に起きてくれるのは私だとわかり、
毎晩遊びに誘う習慣になってしまった。
そしてこんなに可愛いお顔で起こされたら・・・
こんなに楽しんでくれるのだからと無視もできず
グリンと私の遊びは毎晩行われた。
そして私はグリンとの絆を深め、目の下のクマを日に日に黒くしていった。
寝不足な私、今後どうなるのか!?



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