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私事ではありますが75

体調不良で休んだ次の日は、元気になっても楽しいことをするのが憚られる気持ちになる。
「あいつズル休みだったんじゃねぇの?」と思われたくないのだ。
とはいえ、とはyeah、休みは休みじゃい!と病院の後同居人氏とブックオフに行ったりバーキンでワッパーチーズを食べたりしたのである。

ブックオフオフに行って驚いたのが「20年前の本は2004年に発行されている」ということだ。
2009年の本は15年前、2019年の本は5年前である。
おいおい、待ってくれ。私の中の20年前は1995年くらいだぞ?と思ったがどうやら違うらしい。
30年前は1980年代だと思っている節がある。
びっくりである。
この10年はどこでずれた10年なのか。謎は深まるばかりだ。

夜、トイレに行くときに玄関の収納を開けてトイレで使うものを取った。
玄関の収納には普段使わないものや、ちゅーるなんかがしまってある。
ストーカー気質のある次女猫が玄関に着いてきていた。
収納の扉を閉める時、ぬるりと猫が入って行ったので「これ〜、出るよ」と暗闇に声をかけるが次女猫は私の背後にいる。
目を凝らしても猫はいない。私はそっと扉を閉めた。
コトラーはまだこの家にいるのだろう。
玄関の収納に猫のおやつやご飯がしまってあるのをみんな知っている。
以前は時々ご飯の袋を破られたり、ちゅーるが荒らされることもあった。
トイレから出てもう一度収納を開けて閉めた。
もしコトラーが入っているのに閉じ込めてしまったら、もう体がないとはいえ気の毒だからだ。
一生我が家にいなさい!と思った夜だった。

朝、同居人氏が仕事に向かう。
大体それを布団から見送るのが日常だ。
のそのそ起きて居間でラジオ体操の準備をしていると、足元に同居人氏のカバンがある。
今日は手ぶら出勤か〜、珍しい。と思って支度をしていたら同居人氏からLINE。
「間違えてさざなみのカバン持って行っちゃった」という詫びLINEであった。
多分、相当申し訳なく思ってるのだろう。
幸いなことに、すぐ使うものは家に置き去りになっていたので今日の不便はない。
元気出して、同居人氏……。と思いながらお弁当を作るのであった。

ちなみにカバンはほぼお揃いである。

絵を描きたい。
この間、シャーペンで猫の絵を描いた。
次女猫の絵である。次女猫の寝姿はなんとなく、浮世絵的な寝姿なのだ。
シャーペンで描いたので浮世絵ではないが、なんか、いい感じになった。
不思議なもので小さなクロッキーに描いているのに、ものすごく大きな紙に細いシャーペン一本で途方もない線を引かなきゃいけないような気持ちになる。
描き終えて紙を見ると、呆気ないほどの小ささで信じられなかった。

眠る猫

せっかくなので上げておく。
これはスマホの取り込みアプリで取り込んだのでコントラストがバキバキである。

また絵を描きたいな〜などと思いながら、また明日も仕事なのであった。

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