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私事ではありますが45

寒いんですけどね、もうすぐ6月ですよ?

よくお世話になった他部署、同い年の上司であるS氏にお菓子を渡す。
S氏は仕事を手伝ってもらった見返りに、バーンブレイバーンのオープニングを歌えと執拗に迫ってくる。
それは無理だよぅ、という菓子である。
彼は私が働いている職場に途中から赴任してきた社員だ。
元々アルバイト上がりで挙動が私よりも乙女である。
カップの飲み物を両手で持って飲んだりする。乙女度の高いアラフォーだ。
いつも閉店業務を手伝ってくれる彼の、職場でのヒエラルキーは低い。
赴任してきた時点で社員としては1年目。
その当時、職場のボスは女性でさっぱりとした人だった。が、その後のボスは男性で、徐々にホモソーシャル的な雰囲気に職場の空気は変わっていった。
社歴が長くても社員としては1番下っ端、というポジションである。
2人ほど彼の後輩に当たる社員が入社したが、どちらも職場を去った。
この傾向が何を意味するのかきっと今のボスはわからないだろう。
S氏と2人、閉店業務をしている時にそっと聞いたことがある。「辞めようって思わなかったの?」と。
「ここでしか働いたことがないし、(ボスより更に上の)上司に新入社員でデカい仕事任せられてるからね……」とS氏は言った。
S氏が働いていた部署とはまるで違う部署に、社員として転属されることは稀である。
私は「そっかぁ」と身のない返事をした。
S氏はきっと誰よりも漢気があるんだろう。その漢気のために体も心も壊さないでほしい。
そしてずっと元気にアニメや特撮を追ってほしい。

別部署の奥様からチョコをもらった。おせわになりました、と。
いつも一生懸命働いているのをそっと見ていたよ……。

なんだかんだで最終日。いろんな人からいろんなものをもらってしまった。
わざわざ店に来てくれる既に退職した人もいた。
どこから聞いたの……!?風の噂の速さを知る。

仕事中にトイレに行ったら休みのはずの後輩とすれ違う。
同じ職場の友達と遊びに行くのか~と思って呑気にしていたら最終日の挨拶にサプライズで来ていただけだった。
サプライズ仕掛けられている側は呑気で最後まで気付かなかった。きょとんとしてしまった。

なんだか大変なことになっていたが無事に最終出勤も終えた。
私事ではありますが、この度最終出勤を終えて半無職の有給消化期間に入ります。タイトル回収の回だ。

さざなみの人生はこれからだ!
ぐれんさざなみさんの次の作品にご期待ください。

とりあえずインディードのやつ何とかしよう。

ちなみにタイトル回収していますが今後も「私事~」は続ける予定です。
最終回みたいになっちゃった。

これから1カ月半のお昼ご飯をどうするか悩みどころだ。
あまりお金をかけたくない、しかし栄養も考えなければならない。義務ではないが。

せっかく休みなので実家に帰ったりした。
実家と言っても車で5分なので全然いつでも帰れる。
たくさん退職でお菓子をもらったので少しお裾分けに。
みなさん本当にありがとうございます。

小腹が空いたときに温かいものを食べると安心する話とか、違国日記の実写映画がちょっと不安だ、とかそんな話をしてきた。
ちょっと不安なの。

どこが、とか何が、と聞かれると、うまく答えられないんだけど、なんか、こう、句点が多くなる感じでわかってほしい。

私が原作厨なだけなのかもしれない。
でもなぁ……。でもなんだよなぁ……。

あぁ、仕事辞めたら「私事では~」書くことないかも、とか思ってたけど別にないこともないな。

これからもよろしくお願いいたします。

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