音楽トリビア🎵「桃太郎」~巻末おまけ~どっこいしょ~💚
最近、また桃電ブームなんですか?
東京の丸の内・大丸デパートが桃太郎電鉄とコラボして、桃電に出てくる超丸デパートがなんとかかんとかというイベントがあったそうです。
東京スカイツリー・ソラマチでもイベント開催中のようです。
🎀画像はネットより拝借いたしました←例によって借りっぱなし😓
先日、カフェに行ったんです。
コーヒーを頼んでしばらくしたら、はす向かいに、40代くらいの女性が座りました。
バッグの中をゴソゴソやっていたのですが、いきなり「どっこいしょ」という掛け声を発したので、「ん?立ち上がるのかな?」と思いました。
掛け声と同時にその女性、座ったままで、バッグの中からPASMOかSuicaだかのカードを1枚取り出したんです。
え?
掛け声必要なの?
そんなに重いの??
純金でできてるの?
銀?
銅?
プラチナ?
超機密情報が入った謎の石とか?
「どっこいしょ」とか「よっこらしょ」という掛け声は、重いものを持つ時とか、立ち上がるとか、ちょっと難儀な行動をする際に発する言葉だと思っていたので、びっくりしてコーヒーをこぼしてしまいました😂
「どっこいしょ」と言えば桃太郎ですよね←どんな関係が??
おばあさんが川でお洗濯をしていたら、桃太郎が入っていた大きな桃が、「どんぶらこっこ すっこっこ」と言いながら流れてきました。
📍「どんぶらこっこ すっこっこ」という桃が流れてくる擬音表現は、地方や本によって違います。
中にいる赤ん坊はおそらく一貫目、その重さに、おばあさんは「どっこいしょ」と言いながら桃を持ち帰ったことでしょう。
で、なんの話でしたっけ?
どっこいしょっと………。
あ、桃太郎でした🍑
文部省唱歌「桃太郎」は、1911年(明治44年)の「尋常小学唱歌(一)」に初出。
作詞者は不詳で、作曲は「故郷(ふるさと)」「春が来た」「春の小川」などで有名な、岡野貞一。
これは誰でも知っている「桃太郎」の歌です。
でも、6番まで全部知ってました?
桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけた 黍団子
一つわたしに 下さいな
やりましょう やりましょう これから鬼の 征伐に
ついて行くなら やりましょう
行きましょう 行きましょう あなたについて 何処までも
家来になって 行きましょう
そりゃ進め そりゃ進め 一度に攻めて 攻めやぶり
つぶしてしまえ 鬼が島
おもしろい おもしろい のこらず鬼を 攻めふせて
分捕物を えんやらや
ばんばんざい ばんばんざい お伴の犬や 猿 雉は
勇んで車を えんやらや
この歌詞のどこにも「桃から生まれた」とは書かれていません。
さて、おとぎ話や民話をもとにした童謡・唱歌は、ひとつのお話に対して一曲だけとは限りません。
何曲かあったけれど歌い継がれてきて残ったのはこれだけとか、今に伝えられていないとか、いろいろなパターンがあります。
滝廉太郎 作詞・作曲「桃太郎」
桃太郎さんの お供には
犬 猿 雉子の 三匹よ
お供の褒美は 何やろう
日本一の 黍団子
↓に挙げる「ももたろう」は、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか←いないと思うけど😓
こちらは、「桃から生まれた~」と始まっています。
1900年(明治33年)「幼年唱歌(初の上)」に掲載されました。
一般的な「桃太郎」より11年早く作られていますが、こちらは少々文語的な歌詞です。
ももたろう
作詞:田辺 友三郎 作曲:納所 弁次郎
1
桃から生まれた 桃太郎
気は優しくて 力持ち
鬼ヶ島をば うたんとて
勇んで家を 出かけたり
2
日本一の 黍団子
なさけに付き来る 犬と猿
雉も貰うて お伴する
急げ者共 おくるなよ
3
激しい戦に 大勝利
鬼ヶ島をば 攻め伏せて
取った宝は 何なにぞ
金銀さんご 綾にしき
4
車に積んだ 宝もの
犬が引きだす エンヤラヤ
猿があと押す エンヤラヤ
雉が綱引く エンヤラヤ
桃から生まれたももたろう、お聴きください。
座りっぱなしで記事を打ってたから、ちょっとコーヒーでも淹れてきますね。
どっこいしょ、っと😊
✨✨ここから下は、ここまで読んでくださった方のために、おまけです✨✨
北海道の民謡ソーラン節でも、「どっこいしょ」という合いの手が入ります👏👋👐
また、3年B組金八先生でも踊っていた「よさこいソーラン」は、毎年コンテストやイベントも行われますが、「どっこいしょ」の掛け声がかっこいい。
↓のYouTubeは、今年のよさこいソーラン、北海道大学のグループ「縁」の演舞です。
最初は、よさこいソーランの華麗な衣装を着けていますが、ラストでは脱いで、、、。
真っ赤なフンドシで踊っています。
女子学生は・・・・・・。
ビキニだったかな😂
ぜひ、ご確認、いえいえご覧くださいませ✨✨
は~~~どっこいしょ~どっこいしょ💪💃💜💚💛