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2023.11.11(土)のねらい馬

今週も当たり前のように週末がやってきた。

けれども、最近同年代や自分よりも若い方まで急逝するニュースが多くなってきて、自分も年齢的に折り返しは完全に過ぎてしまっているので、普通に生きてることを当たり前とも思わず、今週も無事に競馬ができる喜びを嚙みしめていたりする。

こんな風に思えるのも、会社を辞めて精神的に安定してきたというのもあるのかも。フルタイムの正社員を辞めたことで収入は激減してしまったけども(今は最低賃金の短時間バイトだから)、それ以上に得るものがあって、心から辞めて良かったと思っている。

以前はいつも追い立てられる感覚があったし、いつどこにいても、董卓(悪徳理不尽上司)から連絡があるかもしれないという緊張感に付きまとわれて気が休まることがなかった。
そして、その憂さを解消する唯一の楽しみが競馬と散策という感じで。今はそれらの呪縛から解放されて、競馬だけでなくいろんなことを純粋に余裕をもって楽しめているし、日々の些細なことにも感謝もできている感じ。

まぁそんなことを言っても、予想する以上は結果を出したいし、結果が出なければ申し訳ないなぁと思ってしまうのだけど、やることはやったので後は天命を待つといういつものスタイルで。
競馬という性質上、必ずしも結果が出るとは限らないことを承知の上で、「旅のお供に」ならぬ、「競馬のお供に」感覚で参考にしていただけるとありがたいです。

明日は福島の馬場がちょっとやばそうな感じもあるけど(先週は良なのに悪かったという話もあって)、それなりに面白そうなレースもあったので多めに挙げてみました。馬場次第で展開(前・後)が極端になりやすいので、あまり悪いようだと様子を見ながらという感じになりそうだけど、穴目も挙げているので、どっかで火を噴いてくれないものかと願っています。

前置きが長くなりました。今週も良かったらお付き合いください('ω')ノ

11月11日(土)メニュー
東京 7.8.10.11
京都 7.9.12
福島 3.4.6.9.10.12
手書きノート

なみへいnoteについて


【無料分】

東京1
⑮リーチユアドリーム
ルージュエヴァイユの下で祖母にデインドリームのいる良血。初戦は切れ負けしたが、マインドユアビスケッツなら当コースで前進しそう。初ダの分過信はできないが、ルメールがエリカポラリスではなくこちらに騎乗するということは大いに脈ありかと。外枠もプラス。

⑤セイウンマカロン
前走は逃げると思って穴推奨したが、逃げられない上に内目の苦しい位置に入ってしまって厳しいと思われたところから、直線はしぶとく盛り返して先進的な成長も見せた。ダート2戦目にして前進したし、同条件の今回も安定して走ってきそう。今年の勝率1.1%の佐藤騎手だが、先週の東京D1600m戦で単勝461倍の馬で1番人気に競り合った騎乗が印象的。当時のように積極的に騎乗できれば。

穴④チャコール
前走は新馬にしてはかなりのハイラップ逃げ。陣営も行き過ぎたと言及しており、乗り方次第でもう少し上の着順もあったかと。逃げるにしてももう少し溜めを利かせれば粘りが見せられそうだし、メンバー的にもマイペースが叶いそう。乗り替わりもプラス。

東京4
⑬ユニヴェール
初ダートの前走は7着だが、締まったペースで逃げてダートの適性は示した。ひと叩きして稽古の動きも明らかに良化。最終追いでも菅原騎手が跨っているが、デビュー前の稽古も彼がつけており、それなりの思い入れ(期待値)もありそう。クロコスミアの下という血統的な裏付けもある。

④フランクエフェクト
前走は大きく離されての5着。川田騎手をもってしても道中の行きっぷりが悪く、まだ馬が競馬を理解していない感じだったが、直線で外に持ち出されてからは良く伸びた。芝2000mからの短縮で追走面が厳しかったが、今回は同条件になるし、550キロを超す巨漢なので叩いて確実に前進してきそう。前走後は1週間足らずで時計を出し始め、かなり入念な乗り込みが施されている。前走好走馬が人気薄での激走だったり芝だったりとアテにできないし、このメンバーなら勝ち負けまであっていい。

⑪セラドングリーン
デビュー前のウッドで5F64秒台で動けていた馬。レースでは終いに甘くなったが、道中は内目の砂を被る位置でも我慢できていたし、直線半ばまでは3着争いに加わる勢いもあった。母がデビュー2連勝しているし、叔父叔母にブラックシェル、シェルズレイなど重賞好走馬のいる良血。2戦目で大きく変わってくる可能性は十分。

東京9
⑭リジル
出走馬の大半が逃げ先行馬で展開も含めて読みにくいメンバーだが、本馬は前走逃げながら最速上がりを使えていたし、初戦も逃げない形で好走している。枠的に揉まれない競馬はできるだろうし、臨戦過程も一番いい。気難しい面があるというので当日の気配は確認したいタイプだが。

⑯ヴァンヴィーヴ
初ダになるので未知な面はあるが、未勝利を5馬身差で勝ったように現級でも力上位。前走は軽い条件で切れ負けしただけにダート替わりは奏功する可能性はある。砂を被らない外枠も歓迎。

京都1
④ルージュレイナス
初ダの内枠がどうかだが、母はダートで勝っているし、血統的にはダートが合いそう。前走内容も悪くはなかったが、終い切れなかったので。
穴⑭スマートプレシャス
穴⑪レオテミス

京都6
⑦スマラグドス
臨戦過程は微妙だが、1週前追い切りがOP馬級で地力自体が上位。ここをあっさり勝ち切るようなら上のクラスでも狙いが立つし、万が一3着を外したとしても現級にとどまるわけだから次走の勝負案件となる。

⑤リュクスドレフォン
前走は1倍台で逃げた川田騎手の馬は捉えきれなかったが、本馬自身も積極的な競馬で能力を示した。未勝利を5馬身差で勝った馬で現級でも上位だし、松山騎手への手替わりも魅力。

⑩ロードアヴニール
2走前は2番手からあっさり抜け出し7馬身差V。前走は不良馬場の速いラップでペースの違いに戸惑ったし、5着馬までが既に現級勝利のハイレベル(6着馬も現級で③③②着)。しっかり乗られて仕上がりもいいし、2走前も休み明けでいきなり動けそう。

京都10
⑪ゼットリアン
5走前と3走前にリステッドで2着があるので2勝クラスの前走は勝って当然だし、3勝クラスでもまだ能力は足りる(5走前の0.2差の勝ち馬ぺリエールはその後に重賞を勝ち、今週の古馬相手の重賞でも人気するほど)。これまで数少ない凡走の2戦が2ヶ月前後間隔を空けた時ということで、4か月振りの実戦は懸念材料だが、その2戦はハイペースの1400m戦で序盤から流れに乗れていなかったので休み明けが敗因とは限らない。近走距離を延ばしたことでより安定感を増している今ならいきなり動けても。

京都11
◎②ジャンタルマンタル
デビュー戦は直線半ばで後方を確認する余裕。センスがあって内枠を苦にしないどころか味方にできる。デビュー前から坂路で終い11秒台を連発していた能力をまざまざと見せつけた。1800mを勝ったなら他に選択肢がありそうだが、あえてマイルのG2参戦は勝算あってこそと思われる。まだ太目の状況で前走の勝ちっぷり。体が絞れてくれば尚よろしい。

○⑧フルレゾン
前走は大味ながら強い競馬。この手のタイプの牝馬は不発も考えられるが、ムーアを手配は陣営の自信の表れ。臨戦過程は1番よい。

▲⑪ナムラエイハブ
大物感こそないが、現在の完成度が高い。稽古の動きも相変わらず素晴らしく、前走同様、大外枠に入ったことで自身のペースで組み立てられそうなのも良い。

△④ダノンキラウェア
前走は相手関係には恵まれたが、勝ちっぷりは良かったし、稽古から能力があることに相違ない。1番人気になるようだと少々懐疑的に見たいところだったが、そこまで過剰人気にはならなそうだし、やはり押さえは必要。

△➈カンティアーモ
ノーザンFが唯一送り込んできたのが本馬。牝馬なら他の選択肢もあったろうに、使い分けでのここ参戦だろうが、だからこそ脈ありかと。

福島1
穴⑬アナスタシス
初戦は大敗したが稽古は良化。稽古の良さが実戦で生きるようなら一変があっても。

福島2
⑥ウィルソンウェイ
前走は内枠から先行したものの終いに弾けずダラッとついて回っただけ。短距離で行き切るほどのスピードはなかったが、この距離なら楽に逃げられそう。能力は上位だし、一気の延長に対応できれば。

福島8
④ステラポイント
⑫サツキスマイル

福島11
➈オンザライン
基本的に不発の少ない馬で、不発だった前走はスタートで躓いて終始流れに乗れず。3走前は東京マイルの高速決着にも対応して4着まで追い込んでいるし、4走前は直線の不利。当コースも【0-1-1-1】で着外1回も4着と小回り対応力もある。今回は人気のゴールドバランサーが強気の競馬で、スマートサニー、プリンスミノル、イチネンエーグミら先行勢も揃った。本馬の終いの脚が生きそうなメンバー構成でもあるし、頭まではどうかも軸としてなら。
⑧プリンスミノル
⑫ゴールドバランサー
穴⑪アシタガアルサ


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