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【競馬息子への手紙】G1天皇賞秋の馬券内馬はこう探せ

息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。

G1天皇賞秋の馬券内馬はこう探せ

今週は天皇賞秋だ。メンバー数はあまり揃わないこともあるが、メンバーレベルは国内屈指の高さを誇るレースだ。
もし東京にいるのであれば是非現地観戦もオススメしたい。
さぁ、予想を始めようか。

天皇賞秋の馬券内馬はこう探せ

まずは、定番の以下2つの条件で出走馬の取捨選択をしよう。

  1. 前走5番人気以内、もしくは前走3着以内でない馬は消し

  2. 6歳以上の馬は消し

定番の前走条件と年齢条件だが、これは天皇賞秋でも当てはまる。

天皇賞秋で1つ目の条件に当てはまる馬の成績は過去10年で0-1-1-44(複勝率4.3%)であるのに対し、前走が5番人気以内か3着以内だった馬の成績は10-9-9-83(複勝率25.2%)と大幅に成績が良い。
まずはこの条件で絞り込もう。

次に年齢であるが、天皇賞秋は過去10年で6歳以上の馬の成績が0-0-1-51(複勝率1.9%)と悲惨な成績である。
6歳以上の馬も最初のうちに消しておこう。

天皇賞秋は最も荒れにくいG1レース

天皇賞秋は実は最も荒れにくいG1レースである。
過去10年の1番人気の成績は6-2-1-1と勝率60%、連対率80%、複勝率90%と素晴らしく良い成績である。

そして、実はこの1番人気の成績は国内で開催される平地G1レースの中で最も良いのだ。
だからこそ、天皇賞秋はまずは1番人気の馬をできる限り信頼してほしい。

そして、同時に単勝20倍以上の馬がほとんど来ないG1レースでもある。
過去10年の単勝20倍以上の馬の成績は0-2-2-93(複勝率4.1%)となっていて、全G1レースの中で下から3番目の成績の低さである。

つまり、天皇賞秋は1番人気を信頼し、単勝20倍以上の馬は疑ってかかるレースなのだ。

軸馬はルメールに注目

東京芝2000mという王道距離G1は普通にリーディングジョッキーが活躍するコースでもある。
特に、C.ルメールは東京芝2000mに滅法強い。

C.ルメールの過去5年間の東京芝2000mの成績は38-16-18-42(複勝率63.2%)で、これは年間30回以上の騎乗回数がある騎手の中では最も成績が良い。
ちなみに、2位の武豊の複勝率は45.2%である。
C.ルメールの圧倒さがわかるのではないだろうか。

そして、C.ルメールの買い時と買い方は非常に簡単である。
詳細は以下の記事を読んでほしい。天皇賞秋では参考になるはずだ。

さて、天皇賞秋の分析はここまでだ。
この記事を書いている年は天皇が見に来る天覧競馬である。本当に楽しみだ。

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