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ドラゴン研究日誌【2】『ドラゴンと旧神』

追記なう(2023/04/07 22:25:14)
タイトルのナンバリング間違えてました。この記事はドラゴン研究日誌【1】です。

 どうも!ドラゴン研究家のでっすぃです。
 研究日誌シリーズ第ニ段になります。最近はYouTubeにメソロギアの対戦実況とか解説とかの動画を上げているのですが、今回取り扱うドラゴンは文章の方が伝えやすいと思ったので久しぶりに記事を書くことにしました。前回書いたちゃんとした記事がでしゴーレムのやつで7ヶ月前だったので上手く書けてるか分かりませんが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
 内容はドラゴン使いの視点から見る旧神へのあれこれになっています。ではどうぞ↓

諸注意
 ところどころ僕が勝手に作った専門用語がでてきます。
 ss→summon skill→召喚時発動 みたいな
 雰囲気で読み取ってください。

 『旧き女神・エプタ』で制圧してくるデッキ(ゴーレム型とかケルノア型とか)に対して安定して勝ちたいと考えました。

 エプタのssにドラゴンの主要カードは殆ど破壊されてしまいます。ドラゴンのギミックだけでこれを阻止しようとなると、優先権が相手にある状態での翠龍ssしかありません。これを活かすための補完として、蒼魔道士の“入れ替え”と“範囲凍結”は優先権絡みを誤魔化せて強いのですが、盾を多く積まれている場合にこれらが上手く機能しないため、今は使い辛いです。

 上記の理由から翠龍を通すのは難しいので、エプタに対して翠龍以外のカードも合わせられるようにした方が良いと考えました。そこで、破壊無効を付与できる『修行僧』と、破壊無効を持ちながらアタッカーとして自然に組み込める『奈落の看守』の採用を検討しました。

 『修行僧』は以前ドラゴンデッキに入れていたときの使用感として、プレイできる場面があまりないカードという認識でした。というのも、このカードはプレイしたターンにかなり隙を見せてしまうのです。これを使うよりもドラゴンアタッカーを2回続けてプレイした方が安全に立ち回れるため、アタッカーをプレイできない1ターン目が唯一強く使えるタイミングだと考えていました。

そのときのワイ↓

 ですが、時代は流れ旧神の登場によりドラゴンアタッカーを素投げするだけでは盤面制圧ができなくなり、修行僧の重要度が増したので、どうすればこのカードを隙なく強く使えるのかを考える必要が出てきました。
 修行僧をプレイしたターンの『隙』が如実に現れる場面として、本来ドラゴンで止めたかったカードを相手に先に出されるというのがあります。現環境ならこれがエプタに該当します。逆に捉えるとエプタを出されないターンであれば修行僧をプレイして良いことになるので、相手がエプタを出せないターンを増やすことで問題を解決できないか考えました。
 結果、旧神デッキはエプタのasを活かすためにチャージャーをパワー7で固めていることが多く、1ターン目のSP+7に対して-4削減すれば残りが7になって2ターン目もエプタをプレイできないことに気づきました。これによって2ターン目にも修行僧をプレイできるようになりました。このターンを拾えるのはかなり大きく、『マジシャン・アシュリー』から展開した場合に翠龍hsまで見れるようになって続けてアタッカーを投げる選択肢が生まれるので、修行僧をプレイしつつも相手に隙を見せません。

1ターン目
 相手:7チャージ +7
 自分:マジシャン・アシュリー -4
  相手のSPが7になる
2ターン目
 相手:エプタ召喚不可
 自分:修行僧 蒼龍に破壊無効を付与
3ターン目
 相手:エプタ召喚可能
 自分:蒼龍召喚
  自分のSPが8残っているので蒼龍ss→翠龍hs→翠龍の使徒hsでSP回収して16SP残せる

 4ターン目以降に投げるカードとして『奈落の看守』が最適だと考えました。相手がディフェンダーを持っていないと、破壊無効を付与した蒼龍を通してから残りの16SPを使って奈落×2で試合が終わったりします。旧神以外にドラゴンミラーや悪魔、聖剣士にも破壊無効が強かったり、隠された効果(ドロー阻止)でワンツーナンシのようなクソムーヴも咎めることができて弱いところがほとんどないです。
 ただひとつ裏目を挙げるなら、妖精対面でタチアナにこれを盗られると、破壊無効のせいで墓地に落ちず、相手がケルピーを引いていない場合にも次のターンのチェインが繋がってしまうというのがあるので注意が必要です。

 ここまでの机上論で、『修行僧』『奈落の看守』『翠龍』を使ってエプタを無力化しつつ8×3点を叩き込む完璧なゲームプランを立てられたので、旧神との対戦は勝ち確だろうなと思って構築戦をやっていましたが、ぶっちゃけ勝率5割と少しくらいで結構負けました。

 ただし負け筋は明確で、蒼龍を通したあとの16SPが奈落2回なら足りるのですが、翠龍をプレイする場合に追加で8SP必要になります。それを破壊無効パワー8の『かめさん』で対応しようとしていたのですが、これがよく考えると対策になっていませんでした。
 エプタにかめさんを合わせた時、チャージすることはできますが攻撃を止めることはできません。結果エプタas発動から後続のパワーが11に跳ね上がります。これが負け筋になっていて、パワーを上げられると奈落の看守が腐ってしまいますし、翠龍からは白龍の使徒しか出せなくなります。そうなるとキルを逃す挙句、逆にLIFEを詰められてしまう結果になります。

エプタのasを発動させないことが重要だと分かったので、かめさんを『ムサシ』に変更することにしました。ムサシはパワー7なので足りない分のSPを全て回収することはできませんが、素数なのでエプタに破壊されず、ssでエプタのasを実質無効化することができます。そうすると相手の手札にパワー8を超えるアタッカーが残らず、エプタを2連続でプレイされない限りは次のターン適当なチャージを挟んでから安全にリーサルを狙うことができます。

これこそが

 という訳で完成したデッキリストがこちら。
旧神に対して6割くらいの試合で択を挟まず安定して勝てるかなと思います。ムサシ1枚でそんな変わるか?と思うかもしれませんが、変わります。ただしムサシの採用理由を忘れてはいけません。必ずエプタにアタッカーを当てられないときの保険として使います。
 続いてドラゴンのカードに関して、いま現在『白龍の使徒』の評価がガタ落ちしています。理由は旧神対面でなんの役にも立たないのと、『天狗』『衝撃の大蛇』にもお得意の白龍翠龍コンボを止められてしまうので、以前のように絶対的な初動札として扱えず、不死鳥対策及びssで好きなドラゴンを持ってこれるクッション的な役割のカードになっています。

 ちなみに原点回帰して『奈落の看守』を『蒼魔道王・ヌル』に変更するとトリックマンや不死鳥を見れるので『ロイヤル・サーヴァント』の枠を『ムサシ』に使えます。共鳴体も合わせて対策できるので『レインボー・クラウン』を『スノウエレメンタラー』に変えて旧神に対しての理想初動を厚くできるメリット等もあります。やっぱり蒼魔道士は強いです。ただ自分が好みなのは奈落の方です。

こういうのもあり
本記事のおさらい
 ・ドラゴンで旧神に勝つには翠龍以外にエプタに投げれるカードが必要
 ・削減+修行僧、奈落の看守が有効
 ・エプタのasを通さない為にムサシが重要

あとがき

 はいそんな感じで今回は終わりです。ドラゴン研究日誌【2】『ドラゴンと旧神』というタイトルでドラゴン目線からいろいろ伝えることができたかなと思います。ところで上の画像を見て気づいた方いらっしゃいますでしょうか。まだ4月が終わっていないのにデッキリストに翠龍の使徒のプレミアが3枚入っていることに。。。はい、課金してパック剥いたら出ちゃいました。。。今月の俺のモチベ………お疲れ様です。

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書いた人・グラの一番弟子
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