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Nintendo Direct 2019.9.5直前願望丸出記事

 “奴”がくる。

 それも明日だ。40分だ早朝だ!
Twitterの我がTLで生きる意味とまで言われているニンテンドーダイレクトが今回も来た。古のニンテンドーカンファレンスの流れからなのか、例年秋にはダイレクトを配信する。恐らく東京ゲームショー前のこの時期が業界的にも一番良いのだろう。
 さて、任天堂ファンである私はTwitterで予想だの願望だのをそのままだぼだぼとツイートするのが常であった。Twitterに思考能力をどんどん奪われている気がするのは私だけなのだろうか。そういいつつTwitterは私の第2の世界なので今更抜け出すことはできないのだ。せめてもの抵抗にツイートするよりはましな文章をnoteにまとめておこうかなと思い立ったので、ダイレクトまで24時間もないが予想及び願望を書いていきたい。

スマブラアップデート情報等々

 ジャブから……。ダイレクトがあるならまず期待したいのがスマブラSPの情報。発売から半年以上経った今でも競技シーンは大盛り上がりで、寧ろ発売直後よりも人口が増えているのではないかと思うほどである。パーティゲームとしてはもちろん、競技性ゲームとしての完成度の高さからか、最近ではストリートファイターのプロゲーマーであるハイタニさんやももちさんも触り始めているのが大会視聴者側としてもこれからが楽しみだ。
(スマブラ公式大会、スマッシュボール杯はアイテムあり1on1の奥深さを体感できるのでスマブラファンに見てほしい大会だ。)


 スマブラの情報がダイレクトで発表されると確定しているわけではないが、幾つか期待できる材料がある。ひとつは桜井政博ディレクターのツイートだ。

 実は桜井Dがダイレクトについて言及することはそこまでない。去年のこの時期に行われたダイレクトではしずえさんの参戦発表があったが、桜井Dからの発表前の言及がなかった。今年に入ってからも、2月に行われたダイレクトでは言及していなかった。今回ダイレクト前にツイートすることは珍しいのである。ここから考察するというのは不毛すぎるのでしないが、スマブラに関する情報が来る可能性は高いのではないか、と思う。もしかしたら、以前の勇者配信の際に行ったような桜井D本人による紹介があるのかもしれない。

 ひとつ気になるのはNintendo Switchのネットワークサービスのメンテナンスについてである。

注目するのはダイレクト当日の9月5日のメンテナンスではなく、

その翌日、9月6日のメンテナンスである。スマブラがアップデートを行う際、リプレイデータの再生が不可能になる関係上必ず事前に告知を行う。スマブラforの時にはダイレクト内で発表した直後に配信することがあった。SPでは行われないのだ。もし今回のダイレクトでスマブラのアップデート情報が発表されても、発表即配信とはならないのである。

 アップデートが挟まるなら期待したいことが、DLCファイターの配信である。ジョーカー、勇者の配信が終わり次に控えているファイターといえば、バンジョー&カズーイである。公式には2019年秋に配信予定としか発表されていない。勇者の配信が7月末だということもあり早すぎるのでないかとも思う。また、9月7日には公式大会のスマッシュボール杯 東日本リーグ二期第3試合が控えている。西日本リーグの第3試合はすでに9月1日に行っているため、同じバージョンに合わせるのではないだろうか。と考えると、9月6日にバンジョー&カズーイの配信があるのはあまり期待しないほうが良さそうだろう。

 しかし今月中には配信されるのではないかとは思っている。勇者と共に発表されたのでそこまで待たせないだろうということと、2020年2月までにバンカズを含む3体のファイターを配信しなくてはいけないためだ。今までのように3ヶ月に1体ペースだと間に合わないためである。

モノリスソフト最新作だも

 実はというと私は数年前までそこまで任天堂作品を遊んでいたわけではなかった。任天堂ハードを購入してきたのは「スマブラ」と「ゼノ」が遊べるからという理由だった。
ゼノシリーズは私の人生と多くの時間を共有している。精通する前に好きになった最初のキャラクターはゼノサーガシリーズのKOS-MOSで、子供の頃はアンドロイドってかっこいいな、なってみたいなと思っていたくらいだ。(高学年男子にアンドロイドって女だよ……?とドン引きされていた)
今でも私の中心にいる存在であり、私の憧れがそこには有る。

 そんなゼノシリーズを作っていたモノリスソフトが任天堂に買収されたと知ったのはゼノブレイドが発売された後だった。そもそも、ゼノシリーズ最近出てないなぁ等と思いゼノシリーズへの興味が薄れていた時期であり、何よりスマブラXに現を抜かしていた時期でもあった。オンラインゲームにはまる人の気持ちがよくわかり始めたのもこの時期だ。ゼノブレイドシリーズは今でこそ任天堂の貴重なRPGシリーズとなったが、初代であるゼノブレイドはユーザーの評価で有名になった作品だ。評価が高いという噂をずっと目にし、でもKOS-MOSでないしなぁ等と阿呆なことを思っていた矢先、Wii Uで続編が発売するという情報がでた。「モノリスソフト完全新作」、のちのゼノブレイドクロスである。
 
 あとは流れるようにWii Uを買い、ゼノブレイドをプレイしあまりの面白さに感激し、ゼノへの熱が再熱した。ゼノクロでは少し昔のゼノに戻ったかな……?という様子が見られ、2017年末に発売したゼノブレイド2では一気に昔からのファンが求めていたゼノらしさが返ってきた。これほどうれしいことはない。
また、ゼノブレイド2では最初こそ不満点があったが長期にわたるアップデートやサプライズの数々に商品やDLCの価格以上に楽しませてもらった。少々長くなってしまったが、ゼノへの熱が開発会社であるモノリスソフトへの熱へと広がっていった今の僕にとって、モノリスソフト作品の発表があるだけで大満足となるだろう。

 ではモノリスソフトの新作の発表はあるのか。これもまた、断言することはできない。しかしこれまたTwitterにはなるが、モノリスソフト関係者がダイレクトのツイートをリツイートしているのが複数確認されている。リツイートしたくらいでは確定とはとても言えない。しかし複数確認できるというのが期待要素だ。

 では何を発表するのか。こちらも候補は複数ある。一つ目は新規IPアクションRPGだ。これは数年前から定期的にスタッフ募集をしている企画で、モノリスソフトの若手が中心になっていると思われる。ゼノブレイドクロス発売後の時期に「戦闘をアクションにしたいという声があったが、ワールドの広大さやサブクエストの豊富さ、オンライン対応等いくつものハードルがあったので従来の戦闘にした」、という話があった。

(モノリスソフトには現在4つのスタジオがある)

 二つ目はゼノブレイドの移植、リメイクだ。基本的にモノリスソフトはリメイク、移植を行わない会社だ。例外はゼノサーガDSとゼノブレイド New3DS版だが、前者は移植ともリメイクとも言えない“もうひとつのゼノサーガ”で後者は別会社が移植を担当している。個人的にはゼノブレイド2をプレイした人に1もプレイしてもらいたいし、1をプレイした人に2もプレイしてもらいたい。その願望を満たすために、移植かリメイクを行ってほしい。しかし、リメイクで多くの時間をとられるのならば高橋総監督には少しでも多くの新たなゼノを作ってもらいたいのが本音である。

 三つ目はゼノブレイドクロスの移植である。まぁ正直移植よりも続編がほしいが、ゼノブレイドシリーズの開発ラインは1年前に黄金の国イーラをリリースしたばかりなので、この時期に新作の情報はないだろうと考えている。

 四つ目は大穴予想、ゼノブレイド無双である。ゼルダ無双、ファイアーエムブレム無双に続く任天堂IPとのコラボ無双で、ゼノブレイドのキャラクターたちをアクションゲームで動かしてみたいという欲求はファンなら一度は思ったのではないだろうか。ただ、シリーズコラボは2のDLCで実現された分、感動は薄まってしまったかもしれない(ギアスとサーガがこの中に入れればなぁ)

運命を超える!

 これは毎回言っていることだが、私が大好きなコマンド戦闘がある。セッションである。セッションとはWii U用ソフト「幻影異聞録#FE」で実装された戦闘システムである。幻影異聞録#FEは覚醒・if新規勢だった私をファイアーエムブレム沼へ落とした作品であり、近年で最も面白いコマンドバトルだ。

 これは予想ではなくただの願望で、ダイレクトが発表されるたびに願っている。毎年行われるアトラスのとても長く(退屈な)ウェブアンケートに答えているのもその他のご意見・ご要望欄に幻影異聞録のことを書くためだ。
―続編ほしいという無理は言わないから、Switchへ移植してくれ―
それだけが私の願いである。よろしくお願いいたします。

 実は幻影異聞録の海外版であるTokyo Mirage Sessions には日本版より露出が少なくなっていたりするのだけれど、女性陣の水着衣装はごっそりウェスタン風なカジュアル衣装に総入れ替えされちゃってます。でもその海外版衣装にも戦闘中の日本語専用ボイスが付いているのです。移植の際にはこの衣装も逆輸入してほしい……(動画ソース見つけられませんでした……

衣装はこちらで確認できます。

 結局スマブラ、モノリス、幻影異聞録といつもの感じになってしまいましたが、何はともあれ、ニンテンドーダイレクトをリアルタイムで楽しめるのは一度だけ。夜更かしもほどほどに、5日朝7時からの放送を楽しみに待とう。