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複業キャリアづくり 3つのポイント

こんにちは!複業個人コンサルタントの成瀬です。

最近は朝早起きしてiPad読書&新聞→Twitter、夜は思考整理(noteで文章アウトプットor手書き企画整理)が習慣化してきました!あとは体が硬くなってきたので、ストレッチを習慣化できれば・・・。と、日々試行錯誤しております。

さて、前回は「複業キャリアの時代」ということで、より個人が主体的に複数の選択肢を持つキャリアの時代になってきたことを思考整理しました。

ここで、私なりに個人が「複業キャリア」を紡ぐための3つのポイントを書きました。

①社会の変化に関心を持ち続けること

②自分がどう在りたいかを考え続けること

③学び続けること

今回は、この3つのポイントがなぜ複業キャリア形成に重要なのか?どのように取り組めばいいのか?を自分自身の経験を振り返りながら思考整理したいと思います。

①社会の変化に関心を持ち続けること

私が本当の意味で「社会の変化」に関心を持ち始めたのは、事業構想大学院大学に通ってからです。それまでも、毎日を新聞を読む、本を読む、業務で関わる業界などを学ぶ、等は取り組んでいました。が、大学院にいって自分がどれだけ世間知らずか思い知りました。みんながみんな大学院に行った方がいい、という訳ではなく、「本業」以外、「自分の担当業務」以外のことを知る機会、考える必然性がなかったのです。自分で「社会のことを考えている」と思っていても、実は自分に関係する範囲のことしか捉えておらず、新聞や本を読んでいても自分に都合のいいフィルターで情報を絞り込んでしまっていました。複業キャリア時代において「社会の変化に関心を持ち続ける」には、意図的に自分のよく知る枠組みの外へ出て、様々な人の関心事項に触れたり、自分より幅広く活動している方の発信する情報に触れていくことが重要です。この点については今でも、まだまだ視野が狭いなーと課題を感じています。

②自分がどう在りたいかを考え続けること

この点については、私は比較的前から考えられてきたと思います。元々思い込みが激しい性格なので・・・ではなく、学生時代に色々とあったせいで、10代の頃人間不信になっており、そこから脱することができたきっかけが「映画監督になりたい」という夢を持ったことでした。映画といってもアニメ映画監督の富野由悠季氏(『機動戦士ガンダム』原作・監督)に憧れ、「自分の創る作品で、誰かに何かを伝え、その人を救いたい」という夢を持ちました。結局、映画監督にはまだなれていませんがw、このnoteも本業も複業も、仕事における私の原点は「誰かに何かを伝え、その人を救いたい」というものです。そのために考え、行動することが20代以降もできていました。そして、30代になり子供ができたことで、「次の世代のために、働き方の可能性を拡げる」という自分自身のミッションも明確になりました。

もうひとつ、自分自身が取り組んできたことは、自分がどう在りたいか、何をしたいか、を色々な人に話す機会が増えてきたことも「自分の在り方」を固める重要な要素だったと思います。事業構想大学院でも、現在取り組んでいるプロティアン・キャリア戦略塾でも、自分がどう在りたいか?、それはなぜか?を言語化し、様々な方々に聞いていただける機会がありました。

そういう意味では、大事なことは「自分がどう在りたいか考え続けること」というより「自分がどう在りたいか伝え続けること」とも言えるかもしれません。そして、この「自分がどう在りたいか」は変化していきます。年齢に応じて、変化の幅は狭くなってきていると感じますが、経験を経ていく内に変化するものだと思います。その都度、言語化し、誰かに伝えていくことが大事だと思います。

現在では、自分でつくった名刺で、自身のミッションを言語化しています。

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③学び続けること

私は勉強大嫌い人間です。特に受験勉強や資格試験勉強は今でも苦手です。親が、私が「学び続けること」とか言い出したら目を点にすることでしょう。「学ぶ」ということの意味が、自分の中で大分変ってきました。今は楽しく学んでいます。「覚える」ではなく「知る」こと、自分なりに「思考」すること、学んだことを何かに活かす、ということが、本当の意味での学びになるのだと思います。これを「学習転移」というらしいです。新たに知ったことや、習ったことを誰かに教えたり、その知識で誰かの役に立つ。その時に、はじめて「学び」として成り立つのではないかと思います。この「学び」を持続することが、複業キャリアの時代では非常に重要だと思います。自分の中の可能性を拡げる方法は、学び続けることで自分自身をアップデートしていく他ないと思います。(何より、その方が楽しいですし!)

複業キャリア時代における他者との関わり合い

今思えば、私が複業できているのは、「誰か」との出会いがあったからです。今回まとめた3つのポイントでも、共通しているのはと再認識しました。「他者との関わり合いの中で、自分を捉えなおしている」と再認識しました。

キャリアとは自分だけのものではなく、関わる人たちと共につくっていくものだと思います。そういう意味では、単に本業以外の仕事をする「副業」ではなく、複数のキャリアの可能性を拡げる「複業」においては、他者との関わり合いを拡げていくこと=プロティアン・キャリアにおける「社会関係資本」をいかに拡げていくか、が重要なのだと思います。

次回は、「複業のはじめ方」を思考整理したいと思います。

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