発熱

インフルエンザにかかっておりました。バキ童チャンネルのスタッフ内で流行ってしまい、ほぼ全員が倒れてしまいました。動画更新もままならぬ状態。個人的にはワクチンを打ったり、撮影中の感染症対策には気を遣っていたつもりなのですが、反省しています。本当に多くの方にご迷惑をおかけしております。

何はともあれ、本当に久々に床に伏せています。体調を崩したのは4年ぶりとかです。少なくともコロナ禍になってからは初めて熱を出しました。人生で最も風邪を引かなかった期間です。ちょうどハンターハンターの休載期間と被ってますわ。

体調を崩してみて「ああ、こんな辛さだったな」と思い出す。昔は気分が悪くなったらヤサイニンニクマシマシのラーメン二郎を食べて、生命力に火をつけて無理やり回復していました。ラーメン二郎健康法。食べると不思議と風邪が治っていたので、二郎は薬膳料理なのです。
二郎を食べても治らなかったら大きな病院にかかるようにしていました。一回だけ、麺の半分も食べられずに残してしまったことがあって、これはヤバいぞと病院に駆け込んだらインフルエンザだったことがあります。

視聴者の方から「コロナで辛いときにバキ童チャンネルを見てました」と言ってもらうことが結構あります。その都度「バキ童なんて見ずに寝ろよ」と思ってました。が、気持ちわかりますね。体調が悪い時って、バカ雑魚エンタメが嬉しいんですね。
めちゃくちゃ時間はできる。でもフラフラで辛くて、長尺の映画とか読書とか、集中しなきゃ見れない娯楽を享受する体力は全然ない。そこでバキ童チャンネルだったんだ。エンタメのおかゆだ。僕にとっては酔拳2などの気軽なカンフー映画と、WBCがそれでした。野球はいいねえー。風邪のときにこんなちょうどいいとは。ヌートバー最高。

爆笑問題の太田さんが日本言論で漫才を書くときに「仕事にくたびれたサラリーマンが見てクスッと笑えるようなものを作りたい」と言っていた。いやいや。あなたはとても才気溢れる方なのだから、そんな軽いのじゃなくて。混沌に満ちた世界を茶化し倒すような、抱腹絶倒の渾身のコメディを作ってくれ〜〜と思っていた。高校生の僕。これもなんとなく、わかった気がする。


バキ童チャンネルはほぼ全員倒れたので、みな和気あいあいとインフルエンザトークをしています。自分がいった病院がピリついてて嫌だった話、インフルならではの最悪な夢自慢など。唯一罹患しておらず疎外感を味わう山田ボールペン。「俺もインフルなのか?鼻ズルズルするし……でもこれ花粉症だよな?」と思って病院に行ったら「花粉症です」と診断されたらしい。なんなら「今はコロナもインフルも多くて大変なので、この程度で来院しないように」と怒られたそうです。かわいそうに。


病み上がりですが、バリバリ働きます。
そしてドラマが整理ついたら帰省します。実に7年ぶり。ついに父親にバキ童の話をするのだ。生きて帰れますように。

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ぐんぴぃ(バキ童・春とヒコーキ)
身に覚えのない慰謝料にあてます。