初サークル参加で、自己紹介を思う

自己紹介、というのが、どうも苦手なのです。

大学生の頃、「哲学」の講義の教授が、「人の本当の姿、内容は、言葉ではつたえられない。だから、一番確実にみなさんに自分を伝えられる自己紹介は、たとえば、30秒で話してください、といわれたら、冒頭で「私は」と言って、そのあとは一言も発言せず、動きもせず。そして、30秒後に「です」。それが、一番まちがいない自己紹介です」とお話しされていました。

自己紹介を期待している人たちが、ありのままの自分をみて、みなさんが勝手に解釈する。いや、理解する。
それこそ、一番真実の自分を紹介しているのだ、という説明でした。

他方、一所懸命に30秒に発言し、必要ならばパフォーマンスをして、みなさんに発信する自己紹介はどうだろうか。

・自分はこういう人だ、と認識するのも、自分を正しくみているという保障はありません。

・かりに正しくみていても、それを言語にして、パフォーマンスにする時点で、主観はまちがいなくはいるでしょう。

・自己紹介している場面や、聞いてくださっている人たちに、なにかアピールしたいという気持も働くかもしれません。それは、バイアスにほかなりません。

という具合に、自分で自分の言葉にして、なんらかの表現をする自己紹介なんて、なんて危ういのだろう。

そう思うと、上記の哲学の教授の提案する自己紹介もまんざらではないのでは…。
しかし、なんとも、変人扱い決定の自己紹介だと推測もされます。変人扱いされるのはなれていますが、なにか躊躇して、まだやったことはありません。

さて、自己紹介が苦手なのは、本当の自分をさらけだすことに躊躇があるのかもしれません。そして、だから、30秒も何も発言しない自己紹介が実現できていないのかな。

note のアカウントはだいぶ前にとりました。閲覧だけで初投稿までずいぶん時間がかかり、それはごく最近です。そんな中、サークルというものに初参加してみました。そこで、自己紹介の投稿を、ということを言われて、このテーマを記事にしました。

私のこのような記事に関心をもってくださる方には、きっとあってい ると思います。大勢の方がよいですし、こちらが、参加させていただいたサークルの紹介記事です。ここから参加申し込みページにも飛べますので、よろしければ、いっしょにやりませんか?

参加したサークル「じぶん綴り方」を説明した記事。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?