BLEACH24話の感想
やばい……
ヤバいって!!!!!!!!
情報が……
情報量が……多いっ!!!!!!
今回の感想行きましょう
今回は「原作の大ネタバレ」と「独自解釈」になります
自己満足でしかないので、だめだという方は今すぐに帰ってください
第24話『TOO EARLY TO WIN TOO LATE TO KNOW』
ついに霊王宮・表参道へと足を踏み入れ、大内裏を見上げるユーハバッハ。ハッシュヴァルトと雨竜を連れた滅却師の王を出迎えたのは、零番隊・修多羅千手丸だった。「霊王の刃」に命じ戦闘を開始するが、影より現れたニャンゾルの能力により攻撃は通らない。だが、修多羅の表情は変わることなく…。そして旧十二番隊隊舎の地下では、設けられた砲台を利用し霊王宮へ上がろうとする一護や織姫たちの前に、岩鷲が現れる。
『勝つには早すぎた 知るには遅すぎた』
という今回のサブタイトル、キーワードです
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「光の帝国」からのアバン
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和尚とユーハバッハの会談シーンから始まります
時系列的には恐らく1000年前の侵攻のちょっと前
話題は、「三界の管理について」です
いきなり出てきた「三界」というワード
かなりの重要なキーワードであり、世界観の根幹を表すBLEACH用語です
「現世」「虚圏」「尸魂界」の三つを指します
その循環の管理について、死神に任せてほしいという内容の話をしていますね
『では問おう。かつて世界は一つだった。永遠の安らぎに境界を差し挟み生と死を切り分けたのは誰だ』
『霊王様じゃ』
という会話
BLEACHのオタクは「ここでその話題出すの!?」という驚きがあったのではないでしょうか
私もです
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『我が元に還りし魂達の苦しみに満ちた泣き声を…死に怯え束の間の生に執着する民の怨嗟を私は知っている』
つまり、人間のために立ち上がったという形なんですね
こういった背景が描かれると、途端に「ユーハバッハ」という一個人の造詣が深くなる気がします
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このシーンでは、ユーハバッハの複眼は2つです
今のバッハは3つですから、このあたりも意味がありそうです
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銃弾を撃ち込まれるのを片手で制する和尚、やっぱり不気味というかなんというか……
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れれれ……霊王の左腕!!???
なんで和尚が持ってるの!?
そして、霊王の過去をバッハは知ります
私たちも知ります
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バッハは怒り和尚の手を掴みますが、それは霊王の手
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バッハは力を封じられてしまいます
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一体どういうことだ……
最後に考察とともに話します
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さて、場所は変わって現在、霊王宮に侵攻したバッハの前に千手丸と一級神兵が立ちはだかります
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尸魂界では岩鷲がボニーちゃんに乗って合流
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打ち上げシーンの加筆、良かったですね
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『無様な上昇軌道だネ。調整不足にもほどがある』
この感じ好きです
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霊王宮では、聖兵を倒した一級神兵『霊王の刃』
地味な加筆ですが、「強い」ということが良く分かります
隊長クラスくらいあるんでしょうか
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ニャンゾルによって刃が届きません
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一級神兵もぼろ負けしますが
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千手丸にあっさり倒されます
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かっけえ
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打ち上げられた彼らですが、一護が原作にはない重要な話をしています
一護は明らかに「霊王」の仕組みを見ているような発言
これは、何か今後も加筆がありそうです
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霊王宮では、石田の目に静血装が……これも加筆です
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霊王宮では親衛隊が姿を現します
アスキンだけが地上から上げられたようです
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2級神兵霊王の盾
でかい
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リジェによって撃ち抜かれる千手丸のシーンは特徴的ですよね
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ここでサブタイトル
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天幕が上がり、「本物の霊王宮」が姿を現します
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命の檻に囚われた彼らの前に、それぞれが名乗りを上げます
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『零番隊第一官!東方神将・泉湯鬼!麒麟寺天示郎たぁ俺様のことでぇ!』
『零番隊第四官・北方神将 大織守・修多羅千手丸じゃ』
『零番隊第二官・南方神将 穀王・曳舟桐生だよ』
『アイアムナンバーワンザンパクトークリエイター!十九八七六五枚!終いに三枚!二枚屋OhーEtsu!雑魚に通らす道はねえ。黙ってまとめてかかってきなYo。ここからが零番隊の戦いSa』
改めての名乗りシーン。王悦以外はすべて加筆です
そもそも原作では天示郎はニャンゾルに翻弄されていますからね
これらの名乗りを見ると、王悦は『零番隊第三官・西方神将 刀神』という肩書なんですね
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王悦の戦闘シーン、親衛隊をばっさばっさと切り倒していきます
使っているのは「鞘伏」
切れ味が良すぎて鞘が作れず、刃こぼれもしない為、瀞霊廷に下ろせなかった失敗作です
原作では斬撃音が「ヌッ」という不気味なものでしたが、アニメでも再現されていましたね
「サク」とも「ザン」とも言わず「ムォン」みたいな
親衛隊を全滅させる強さというか、容赦なさはBLEACHらしからぬ戦いです
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加筆シーン!
投げたボタンとバッハが入れ替わり、バッハが脱出します
原作では、産褥が壊れてからだったはずなので、大きく変わっています
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さて、ついに和尚とバッハが対峙し、24話は終わりです
情報量のお化けです
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面白過ぎた……
感想と考察
冒頭にも書きましたが、今回は「原作の大ネタバレ」と「独自解釈」になります
自己満足でしかないので、だめだという方は今すぐに帰ってください
それでは行きます
まずは、冒頭のシーンより
冒頭では重要なことが明かされまくりました
まず、ユーハバッハは「霊王の左腕」によって全知全能が封印されていたという点
前進を司ると言われる霊王の左腕ですが、それによって未来視が封じられていたということなのか、そもそも霊王を取り込んでしまったこと自体に何かリスクがあったのか……
ともかく、彼は1000年前の戦いでは「わざと負けていた」ということだったんですね
また、それ以前には霊王の左腕は「和尚についていた」ということだったんですね
これは、会談を見越してのことか、あるいはずっとそうだったのか
謎が増えてしまいましたね
一つ分かったことは、聖帝頌歌は、「敗北を見越して創られた」ということです
ここからは独自解釈です
そもそも、護廷十三隊自体、「何から何を守っているのか」というのはずっと疑問でした
というのも、整の霊たちは流魂街に流されますが、瀞霊廷の外にあります
死神の仕事は、せいぜい現世における虚退治と魂葬くらいなんですよね
ですが、護廷十三隊は明らかに武力集団です
明らかに過剰戦力だなとずっと思っていました
また、尸魂界自体は100万年近い歴史を持っておりますが、護廷十三隊の成立はたった1,000年前です
死神自体は100万年前からすでに存在していたようですし、そんなに前じゃなくても、もっと前から存在していてよいはずなんですよ
このことから、私は
「護廷十三隊は、そもそも光の帝国との戦争のために組織された」
という説を推します
そうでなければ、三界、尸魂界と現世間での循環の管理、せいぜい虚退治集団が、「殺伐とした殺戮集団」になるはずないんですよね
話を戻します
世界を三界に分け、生命の循環をもたらし、それをつなぎとめる楔として存在する霊王ですが、一護が言っていたように、「代わりになるには」という話も考えなければなりません
霊王と、人間、完現術士、死神、滅却師、虚……
三つの世界と地獄
生と死
まだまだ明かされていない設定がたくさんあります
が、このあたりは次回以降の話で回収される予感もします
25,26話は1時間スペシャルですが、あと9冊分を2話でやるとは到底思えないので、恐らく3クール目に突入しますよね
3クール目も13話ほどやるとすると、かなり冗長になる気もしますから、膨大な加筆や設定公開、アニオリ展開があるのでは???と期待してしまいます
ともかく、今後が楽しみすぎます
どうしよう!!!
それでは
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