BLEACH16話の感想

第16話『THE FUNDAMENTAL VIRULENCE』

バズビーのもとに現れた蒼都は、止めを刺そうと卍解・大紅蓮氷輪丸で日番谷に迫る。他の隊士たちも、各地で敵の攻撃に対し劣勢を強いられていた。その頃、技術開発局のマユリの所に、浦原からの通信が入る。浦原はキルゲとの戦いで得た情報を元に、奪われた卍解を取り戻す方法を虚圏で探していたのだった。各隊長・副隊長に宛てた天挺空羅の呼びかけは、BG9と対峙していた砕蜂・大前田希千代のもとにも届き…。

公式サイトより

前回は、浦原からの通信が入ったところで終わりました

副隊長たちは、戦いながらも死神は劣勢です

ツァン・トゥは乱菊を転がし、日番谷ともどもとどめを刺そうとしていました

彼の流儀、「共に生きたものとは共に死すべし」という考えは、何とも冷酷でいいですね

虚圏で、浦原は卍解奪掠を防ぎ、奪還する方法を見つけたとして涅へ通信が入ります

涅が切ろうとすると穿界門から侵影薬を持った浦原が現れます

何それ!!??

めちゃくちゃ真面目な、かつ大切な話をしてるのに!

虹色に光ってる!!!

浦原は、キルゲとの戦闘から、「滅却師と虚と抗体」の話をし始めます

物語序盤に、滅却師が最初に攻めた場所は虚圏です

破面の帰刃は奪うことができないという推測に加え、アニメオリジナルの描写

「キルゲオピーは虚を吸収して崩壊した」という発言です

これは、謎が一つ解かれた形になります

「滅却師にとって破面は毒」という描写がありながら、アヨン(合成獣虚)を吸収したキルゲ

本来ならこれで死ぬはずなんですが、そうではなかったようです

「滅却師最終形態」を用いて「霊子の絶対隷属」を行った際に、アヨンを吸収した時点で霊体は崩壊していたんですね

つまり、滅却師最終形態であのような異形になってしまったのは、虚を吸収したためだったんですね

なるほど

さて、侵影薬によって卍解はそれぞれのもとへ戻ります

虚化大紅蓮氷輪丸、かっこよすぎる

実は素早い大前田によって、砕蜂も卍解を取り戻し、BG9を下します

そして!!!!!

平子の卍解だぁぁぁぁぁぁぁ!!!

原作には登場せず、小説での後日談でのみ語られた平子の卍解

『逆様邪八宝塞』(さかしまよこしまはっぽうふさがり)

能力は、「敵と味方の認識を入れ替える」というもの
しかも敵味方問わず

今回の様に、集団戦になったときのみ有効な卍解です

一方で始解である「逆撫」は知覚の反転が能力です

空座町決戦編で愛染に対して初めて使われました

その中でも、「強者ほど混乱してしまう」っという旨の話がされています

つまり、「始解が強者、卍解が雑魚向け」の超捻くれた斬魄刀ということです

めちゃくちゃかっこいいですよね
というかオシャレすぎる

これがアニメ付きで見られただけでも本望です

最高でした……

死神の反転攻勢もつかの間、マスク・ド・マスキュリンの登場や、バンビエッタと平子、狛村の交戦が開始されます

そして、各地で輝く「滅却師完聖体」の光

再び、絶望の闘いが始まります

そして、Cパートでは衝撃の描写が

今週も面白かった!

感想と考察

※ここからは激しいネタバレです

今回、衝撃のお披露目が二つありました

一つは平子の卍解

もう一つは、不入参道での一護です

一護の目に映る光景は、「かつての霊王」の物語です

そして、今回の物語、実は完全にはぶられている部分がありました

それは、「修業を終えた一護が尸魂界へ戻る話」です

この部分が全くなく、完全オリジナルのCパートの続きが描写されました

そして、恐らく本来は一護が知るはずなかった真実を知るということになります

実際、このような形だと話の辻褄は合わなくなるはずなのですが、どのように回収されるのでしょうか

ただ、実際霊王周りの話は小説版ではすでに回収されましたが、本編では謎のまま

このあたりを絡めたうえでどのように物語が進むのかは要注目です

来週も楽しみですねぇ!!!

では

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