ぐん税ニュースレター vol.25 page09 -編集後記-
夜響く音の変化に季節の移ろいを感じる今日この頃です。つい先日まで蝉の大合唱に煩わしさを感じていましたが、今は鈴虫やコオロギの鳴き声が耳に心地よく、子守唄のように眠りに誘われます。万葉集には、「影草の生ひたる屋外の夕陰に 鳴く蟋蟀(こおろぎ)は聞けど飽かぬかも」という歌がありますが、大昔の人も同じように秋の虫の鳴き声に癒されていたのかなと思うとなんだか感慨深いです。その癒し効果ですが、最近国立環境研究所などで構成される研究チームが実証しており、オランダの国際学術誌に掲載されると