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【役員・運営委員紹介】岩崎大輔さん(一般社団法人KiKi)

群馬県地域づくり協議会の運営に、どのような方たちが携わっているのか。みなさまにご紹介するため、運営委員の普段の活動内容や地域への想いなど、自己紹介いただくコーナーです。
今回は、群馬県地域づくり協議会運営委員岩崎大輔さん(一般社団法人KiKi)のご紹介です。


1 自己紹介

氏 名:岩崎 大輔(いわさき だいすけ)
出 身:熊本県
運営委員歴
委 員:2022年(令和3年)4月~
活動団体 : 一般社団法人KiKi(代表理事)

【活動概要】
一般社団法人KiKi(キキ)は、みんなが共存共栄できる地域づくりを目的として活動している法人です。主に群馬県桐生市の地域おこし協力隊OB・OG、現役隊員で構成されています。

2 団体の主な取り組み

(1) キャンプ場運営
桐生市黒保根町にある「花見ヶ原森林公園キャンプ場」の経営を行っています(指定管理)。標高1,200mの大自然に囲まれたキャンプ場を通じて地域のPRを行っています。移住者である我々だからこそ持てる目線を運営に活かしています!

桐生市黒保根町「花見ヶ原森林公園キャンプ場」

(2) 地域の第1次産業に根付いた活動
▪️ 黒保根共同調理場を活用した特産物の企画・製造
学校の統廃合により稼働中止となった共同調理場(給食センター)を利活用して、地域の野菜や果物を活用した特産物の企画・製造を行っています。
▪️ 養蜂
地域の養蜂家へ弟子入りし、地域産業の継承を目指しハチミツの製造・販売を行っています。
▪️ 養蚕
地域の他企業と連携し、養蚕業の存続・国産シルクの普及のために養蚕を行っています。

くろほねはちみつ
蚕の幼虫

(3) 地域への実践型インターンシップのコーディネート
都市部の大学生が地域の企業へ長期インターンシップを行うプログラム(地域ベンチャー留学)のコーディネートを行っています。
地域の価値ある企業へ学生の目を向けることで地域企業振興を目指すとともに、地域への交流人口・関係人口の増加、移住定住への切り口の一つとして実施しています。

インターンシップ成果発表の様子

(4) 地域おこし協力隊の受入・サポート
後輩となる桐生市地域おこし協力隊の受入先団体として、地域おこし協力隊の活躍・定着に向けて日々サポートを実施しています。

3 活動で意識していること

(1) 地域を変えるなんて御法度!既にある地域のカタチに寄り添って小さく波を起こす!
(2) 地域の職域を奪わないこと。
(3) 誰かが損をしたり、足を引っ張りあったりしないこと。
(4) 地域で求められている姿に柔軟に形を変えること。
(5) 一人一人の得意分野を発揮できる舞台をつくって役割分担すること。

4 メッセージ

我々、一般社団法人KiKiは地域おこし協力隊で構成する団体です。
全員が他地域から移住し、地域に支えられ活動し、地域に定住しています。
地域に生かされてきたという想いを忘れずに、これからは地域に恩返しをしていくフェーズだと思っています。
そのための活動をこれから頑張っていきます!

集合写真

5 略歴等

1989年(平成元年) 熊本県生まれ
福岡大学法学部卒業。

25歳の頃、起業を志し、その手段として地域おこし協力隊に着目。
全国の地域おこし協力隊に会ってみようと、原付バイクで100日間の日本一周の旅に出る。
多角的に活動する先輩隊員らに刺激を受け、協力隊として活躍するには「営業力」が必要だと痛感。
営業力を磨くため、上京し医療関係の大手企業へ就職。
30歳目前で退職し、2019年10月に東京都渋谷区から群馬県桐生市黒保根町へ移住。
桐生市地域おこし協力隊に着任。

地域おこし協力隊時代は、民泊開設をはじめ、コロナ禍での地元農家支援として「ドライブスルー八百屋」、「くろほねマルシェ」を実施。任期中、毎週土曜日、計135回にわたって継続開催。
退任後の活動を視野に2021年2月一般社団法人KiKiを同市協力隊と設立。代表理事就任。
また、実践型インターンシッププログラム「地域ベンチャー留学」のコーディネーターとして全国の学生と桐生市の企業のマッチングを実施。
2022年6月、群馬県全域の地域おこし協力隊をサポートするNPO法人「ぐんま地域おこし協力隊ネットワーク」を設立。理事長就任。
2023年9月末、定住第1号として桐生市地域おこし協力隊卒業。

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