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令和6年度「ぐんま地域づくりAWARD」受賞団体決定!!

群馬県地域づくり協議会事務局です。
2024(令和6年度)「ぐんま地域づくりAWARD」受賞団体が決定しました!

今年度は19団体から応募があり、1次審査(書類審査)、2次審査(プレゼンテーション審査)を経て、以下の3団体が受賞されました。おめでとうございます。

表彰式は8月23日(金)14時から群馬県庁32階 NETSUGENにて開催します。詳細はこちらから(※詳細は随時更新します)。


大賞(1団体)

三方良しの会(みどり市)<外部リンク>

⬛活動のPRポイント
大間々町の歴史や文化を楽しみながら学べる写真展や、商店街の土蔵の白壁に古い写真などを投影する「ナイトアーカイブスイベント」などを行い、地域に伝わる「三方良し」の精神を象徴するエピソードなどを紹介しています。また、現地を案内してその歴史を確認し、自分たちが生まれ育った町への愛着と誇りを感じてもらえるような活動を継続的に行い、地域を愛する人たちの世代を超えたネットワークの構築に努めています。

⬛審査員からの主なコメント

  • 「三方良し」のエピソードを後世に継承するという活動のコンセプトに共感。自分たちの生まれた町の魅力を再発見すると共に、その価値を高める活動を地域一体で進めて成果をあげている。

  • 「三方良し」という地域の精神を継承していく試みは興味深い。ひとつひとつの歴史的エピソードやモノは、若い世代、子どもたちにも関心を持たれるのではないか。そういう意味では継続していける活動だと思う。

  • 活動資金を確保しながら、町の歴史を紐解いている。地域の愛着心を高めたいという気持ちは大切。「三方良し」の精神が町全体に広がっており、その波及効果は高い。

奨励賞(2団体)

NPO法人ふるさと再生ネットワーク(高崎市)

⬛活動のPRポイント
令和5年度の年間活動回数は、38回です。活動は自由参加を原則としています。
竹林整備が主ですが、昨年度はイベントを12回実施しました。
子供たちを対象としてイベントや婚活事業は、高齢者の会員には適度な刺激を頂いてボケ防止にも役立っていると思います。
また、行政のイベントには、パネル展示やそば打ち体験・竹あかり等の体験にて協力しています。

⬛審査員からの主なコメント

  • 竹林の整備を様々なコンテンツと組み合わせて、幅広い年齢層の取り込みを行っている。若者が敬遠しがちな「田舎」の要素が、能動的に楽しめる場へと見事に価値の創出ができている。

  • 楽しみながら竹林整備、遊休農地整備を行っている。また、単なる「整備」ではなく、資源を有効活用、体験につなげている。様々なイベント企画を通じて社会問題の解決に資する素晴らしい活動。

  • 活動の幅が広く、地域活動へのバイタリティーを感じる。アイデアも豊か。

とねぬまた本気ミュージカル実行委員会(沼田市)<外部リンク>

⬛活動のPRポイント
山村地域において、これほど多くの方々を巻き込んだ取り組みを、完全手作りで実現し、持続可能なものにできています。スタッフはもちろんのことキャストもその関係者も本気で楽しみながら取り組めているためで、結果的に幅広い地域や世代の交流の場となり、新たなコミュニティの育成にも結び付いています。オリジナルのストーリーで観客の方々にもたくさんの感動を届けることができており、郷土愛の育成や地域の魅力の発信にも貢献しています。

⬛審査員からの主なコメント

  • メンバーが楽しみながら取り組み、幅広い地域や世代の交流の場となっている点が何よりも素晴らしい。活動の本気度が伝わってきた。各地の特色を活かしたミュージカルに期待。

  • 地域にこだわる市民ミュージカルを目指している点、資金調達が多様で補助金に頼っていない点に好感が持てる。様々な世代が参加していることもすばらしい。

  • 地域全体に及ぼす効果は高い。新陳代謝が高く、次世代に引き継いでいける仕組みになっている。

応募団体の紹介

今回は残念ながら「選外」となってしまいましたが、いずれの団体も甲乙付けがたいすばらしい取り組み内容でした。こちらで応募いただいた団体を紹介します(公表に同意いただけた団体のみ)。

特定非営利活動法人エコ・ボランティア(前橋市)<外部リンク>【2次審査進出団体】

活動のPRポイント
20年以上、荻窪公園にてホタルの生息地を管理してきました。活動の目的である社会教育の推進、まちつくりの推進、環境保護、子供の健全教育をSDGsに基づき持続的可能なホタルの里つくりを次世代につなげていきたいです。

藤岡市竹灯籠実行委員会(藤岡市)【2次審査進出団体】

活動のPRポイント
「竹害」と呼ばれるほど、放置竹林が全国的な課題となっているなかで、少しでもその竹を整備する、また活用する機会が必要となります。本団体が行うワークショップでは、そういった課題についても、講師を担う生徒が参加者に説明することで、環境に対する意識の向上を図っています。また、生徒が地域活動を行うことが地域愛着の醸成に繋がることを仮説とし、なるべく生徒が主役になるように大人はサポート的な立場で活動しています。

しもにた浅葱斑の会(下仁田町)

活動のPRポイント
藤袴フジバカマの植栽により、四季を感ずる里山づくりを推進しているほか、世界自然文化遺産の荒船風穴とジオパークに加え、フジバカマとアサギマダラを通して里山の生物多様性を学ぶ機会の提供を推進しています。
また、下仁田小学校の総合学習でアサギマダラの生態観察を継続的に支援しており、小学生向けの紙芝居『蝶アサギマダラの不思議~小さな命のバトンリレー~』を作成し、教育普及活動を推進しているほか、里山を舞台に世代を超えた交流の機会を作り、意欲のある地域づくりを推進しています。

Swallow Pick(スワローピック)(前橋市)<外部リンク>

活動のPRポイント
「スワローピック」は、学生団体であると同時に共愛学園前橋国際大学の授業科目です。伊勢崎市の「子ども日本語教室・未来塾」と連携して、外国にルーツを持つ子どもたちのサポートをしています。年間を通して毎週土曜日に絣の郷教室に通い、寄り添い型の学習支援を行っています。発足以来 100 人近い学生が参加し、卒業生は実践経験を持った学校教員やプロジェクトマネジメントを経験した社会人として、群馬各地で活躍しています。

ふるさと吉田(富岡市)<外部リンク>

活動のPRポイント
農業に興味を示し可能性を探る若者グループに交流の場を提供し、師弟関係では無く同じ目線で有休後を活用した農作業を楽しみながら地域の活性化を探っています。
移住検討中の家族を招き、野菜の収穫と調理体験、地域のイベントを通して地域の人たちとの事前交流や移住先輩方との意見交換を行っています。
隣の下仁田町へ抜ける歴史ある峠道を活用し観光資源としての活用を探っています。

わんぱくキッズ(桐生市)<外部リンク>

活動のPRポイント
ゆる~く楽しくをモットーに、繋がる、知る、広がることで親も子も可能性が無限に広がる様な活動が目標です。メンバーの声や挑戦してみたい事、SNSで流行ってる事などコミュニケーションから生まれるアイデアで企画が始まります。頑張りすぎなくても誰もが楽しめる場所もあり、個々では出来ないことも協力すれば出来る事、大小関係なく夢は叶うとを活動を通して親子で体現することができる場所となっています。横のつながりを大切に、個々の他方面のつながりも活かし、群馬から日本中や世界中とつながっていきたいです。

高碕カウンセリング協会(高崎市)<外部リンク>

活動のPRポイント
入門講座:傾聴を中心に自分の気持ちに気づき、自分の心の声を知る学習
初級講座:自分を知り、自己理解を深め、自己表現をしていく学習
講演会:いろいろなテーマでの講演を講師にお願いしている
ワークショップ:講師を中心に会員同士の交流を深め、自分の成長を目指す学習
協会ニュース:年一回協会の事業をふりかえる
以下は講座修了者が研修を受けながら活動している
なやみごと相談事業:中央公民館と共催で、市民の皆さんお話を聴かせていただいている
高崎市教育支援センターの相談員として協力

ママのもの作り学校(高崎市)<外部リンク>

活動のPRポイント
ママ達がチャレンジする背中を見せること、そして女性達が幸せになり子供達の幸せを考え行動することが「社会貢献」になります。それでもママさんたちは毎日忙しいし大変・・・
けれど家族はママの笑顔が大好きです。今までは女性の幸せはこうだ!と選ぶことが当然のように思い込んでいただけかもしれません。自分がこうありたい!という気持ちから逃げなければ、道は常に「決めれば」いくらでもあります。その想いに寄り添った提案、場づくりをしています。

ぐんま国際アカデミー中高等部(太田市)<外部リンク>

活動のPRポイント
地域のご協力をいただきながら、過去 5 年間で 348 名の生徒が取り組み、215 のプロジェクトを実施してきました。各プロジェクトは地域課題に幅広く取り組み、小さな貢献を積み重ねています。生徒の認知・非認知の様々なスキルを育むことができたことに加えて、地域と学校を結び、若い世代と大人が共に共通課題に取り組む場を提供できたことが一番の成果になります。学校による地域づくり貢献の一つの形になったと考えています。

いかがだったでしょうか。来年度もたくさんの団体からの応募をお待ちしています!!

(群馬県地域づくり協議会事務局 栗原、星野)

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