見出し画像

昔のゲームミュージックをピアノで演奏したい!(始動編)

昔のゲームミュージックが好きで、振り返ると、何が一番印象的だったのかと思い出すのは『ソーサリアン・エンディングI』です。
ベーマガ(だったかと)に掲載された音楽プログラムをX68000に打ち込んで、初めてその曲を聴いたときの感動は今も心に残っています。実際にゲームをプレイしたことはなかったのに、その魅力に惹かれてサウンドトラックのCDを購入するほどでした。

現在ピアノを習っているのですが、なかなか上達せず…。しかし、この曲はぜひ自分で弾きたい。いや、この曲さえ弾ければ、ピアノに対して満足です。
しかし、問題が一つ。楽譜がないのです…
ここからは、昔の名曲をピアノで弾くための楽譜を手に入れるまでの記録です。

「ソーサリアン」とは?

『ソーサリアン』は1987年12月に日本ファルコム株式会社から発売された、ドラゴンスレイヤーシリーズの第5作目のPC用アクションRPGです。発売当初の対応機種は、PC-8801mkIISR、PC-9801、X1turbo、MSXなどの、現在のWindowsとは異なる旧世代のパソコンでした。その後、様々な機種に移植され、2024年にはNintendo Switch版も登場しています。

ソーサリアンについて詳しく知りたい方は、以下のサイトがおすすめです。

ゲーム内の音楽はどれも名曲揃いですが、私は特に「エンディングI」が大好きです。どうしてもこの曲をピアノで弾きたい!


まずは楽譜を・・・

まずは楽譜を探してみました。
上記のサイト内に以下の情報がありました。

調べてみたところ、Amazonで販売されていましたが、価格はなんと2万円超え。かなりレアで高価ですね…。他の方法を探すことにしました。

YouTubeでの発見

YouTubeでピアノ演奏動画を探したところ、楽譜を表示しながら演奏している動画を発見! さらに動画の説明欄に楽譜へのリンクがあり、これなら使えそうだと思いました。
しかし…よく聴いてみると、私がイメージしていた終わり方と違うのです。別の方の演奏動画も見てみましたが、明らかに異なるアレンジでした。どうやら耳コピが必要かも…。
あるいは昔のベーマガを探して、プログラムリストから楽譜をおこすかな…。

無料楽譜作成ソフト「MuseScore」

楽譜を自分で作るなら、まずは作成ソフトが必要だと思い、調べてみました。
そこで見つけたのが「MuseScore」という無料の楽譜作成ソフト。ちょうどYouTubeで見た楽譜も「MuseScore」を使って作成されていました。ということで、早速PCにインストール!

導入方法は他の方が詳しく説明されているのでここでは割愛します。

MIDIファイルを利用して楽譜を作成

驚いたことに、MuseScoreではMIDIファイルを取り込んで楽譜にできるんです。
MIDI(Musical Instrument Digital Interface)とは、電子楽器やコンピューターなどの音楽制作機器間で演奏情報をやり取りするための規格です。

これは盲点でした! 「ソーサリアン・エンディングI」は有名な曲なので、誰かがMIDIファイルを公開しているはずだと期待し、ネットで探してみると…

ありました!

ここから「エンディングI」のMIDIファイル「soren1.lzh」をダウンロードしました。

これを元に、MuseScoreでピアノ向けに楽譜を整えていきます。その過程については、次の記事で詳しく書きます。

#SORCERIAN #MuseScore #ピアノ練習 #楽譜探し #ゲームミュージック #レトロゲーム #日本ファルコム #ソーサリアン #ゲーム音楽 #レトロPC #MIDI


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?