Get Back
風に吹かれて
シケた空を濡らす雨
濁った景色に彼は何を見ている
収まり切らない感情は隆起して
足元を揺るがし
そして今を狂わす
空欄に当たる記号を探しているけど
0にして1にして繰り返しているだけ
雨に打たれて
濡れた頬を冷やす風
揺らいだ景色に彼は何を見ている
収まり切らない言葉は宙に舞って
耳元を狂わせ
隙を見て貫く棘
空白を埋める色を探しているけど
黒にして灰にして繰り返しているだけ
そんな疑問は永遠に葬るのさ
安易な解釈はすぐに覆されるから
夜の迎えで僕は帰ることにしよう
誰も待たずに明日が始まるなら
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