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【アジカン】 3つの隠れた魅力!

画像出典:moshimoshi-nippon.jp

はじめに

 どうも初めまして!Name'sというアマチュアバンドでボーカル兼キーボードを務めるナツミです!(*‘∀‘)バンドメンバーかわりばんこでnoteを書くことになりまして、この記事が記念すべき第一号!お越しいただきありがとうございます…!

 本稿では、僕の好きなバンドの1つである『ASIAN KUNG-FU GENERATION』について、数ある魅力の中からあえて3つを取り上げてお伝えしたいと思います!

 ちなみにこのnote の最後には、今回ご紹介する曲をまとめたプレイリストが貼ってありますので是非チェックしてみてください(*‘∀‘)オ!!それでは早速いきましょう!☞☞☞

アジカン3つの隠れた魅力①

其の一、『変なリズム、変拍子!』

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 曲中で異なる拍子に変化する"変拍子"はアジカンの曲にも多く、今回代表として挙げるのが「暗号のワルツ」です。この曲のイントロは「ズンチャッチャッ、ズンチャッチャッ(1.2.3/1.2.3/...)」という3/4拍子、いわゆるワルツなのですが、サビ前(0:44)ではドラムが3/4拍子から離脱しますヾ(*´∀`*)ノそしてサビ(0:58)ではすべてのパートが「ズンチャ、ズンチャ(1.2.3.4/1.2.3.4/...)」と4/4拍子に収束します。「あれ?いつのまに4拍子に?」といった具合に。ゆったりとしたイントロからハイスピードなサビへのスムーズな展開が面白い1曲です!

 他にも紹介しましょう。「腰越クライベイビー」は6/8拍子から5/8拍子に変わるという破天荒ぶりを魅せます(2:21~"月の海に孤独が満ちる〜"から)。これは前述したスムーズな展開とは違って、拍子が変わることで違和感が生まれます。その不安定なリズムを経たことで、元に戻ったところ(2:40)に安心感が生まれており、これが耳心地の良さの正体だったりするわけです(*‘∀‘)シックリ リズムに変化を付け、いったん方向転換することで、音楽をより引き立たせる。ただラーメンを食べるのもいいけど、いったん白米に移行することで、2度ラーメンを味わえる、そんな感じです!?

 他に「遙か彼方」のラストや「Winner and Loser」にも変拍子が盛り込まれています。また「ファンクラブ(2005)」というアルバムには変拍子に限らず変なリズムの曲が多く、バンドのリズムへの探究心が伺えます。こんなところに注目して聴いてみるのも案外面白かったりします(*‘∀‘)ちなみに僕はオーソドックスな中華そばが好き。

アジカン3つの隠れた魅力②

其の二、『言葉遊び』

 最近はサブスクが便利すぎて歌詞カードをじっくり見る機会なんてほぼなくなってしまいました。10代の頃は、レンタルCDの歌詞カードをわざわざコピーしてファイリングしてた時期もあります( ゚Д゚)スマホで歌詞を見るとどうしても意図しないところで改行してしまいますから、時々歌詞カードを見ると作詞者のこだわりを発見することもありますよ!

 代表としてこの曲を紹介「All right part2

"朝 居間のソファーの肘掛け うずくまる猫とエディーという名の犬の模型 起き抜けに濃い珈琲を注いで”

 う~ん、ふわっとした情景、ちょっとお洒落な歌詞くらいにしか思わないですね…ところが

"朝
居間のソファーの肘掛け
うずくまる猫と
エディーという名の犬の模型
起き抜けに濃い珈琲を注いで"




 縦読み!!実はこれ、あいうえお作文なんですね!この曲はあ行~た行、ら行の言葉遊びが、”わをん言葉遊びはここまで”という詞で締められています。ボーカルの後藤氏、なかなか匂わs…考えますね!!(;^ω^)「ランドマーク(2012)」というアルバムにはほかにも面白い言葉遊びの曲があります。「1.2.3.4.5.6.Baby」や「AとZ」など、歌詞をじっくり見てみてはいかがでしょうか!?

アジカン3つの隠れた魅力③

其の三、『アウトロの切なさ』

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 3つ目悩みましたがこれで行きます!あまりにもマニアックでここまで読み続けてくれているか心配ですが(';')笑

 アウトロとはイントロの対義語、outとintroの造語であるとされます。つまり曲のエンディング部分ですね!アジカンは激しい曲も多いですが、切なくメロディアスな曲も多いです。その中でも「あ~もう少し聴いていたいなあ」となる曲はアウトロが美しく切ないパターンが多いと個人的には思います(ヽ´ω`)セツネエ

 例えば「君という花」は6分超という長めの曲ですが、アウトロが1分以上あり、喜多さんの奏でる印象的なパワーコードがより哀愁を引き出しています。耳に残るし何より切ない!(ノД`)モウスコシキキタイ

 他に「ロードムービー」「ムスタング」なんてどうでしょう。全体的に淡々としたリズムの両曲ですが、アウトロにかけてドラムの手数が一気に増加!!(^o^))オニモードどちらもしっかりとしたサビがあるにもかかわらず、曲の沸点はアウトロであるように思います。これが作用して、フィナーレのように感情をグワッと持ち上げてエンディングを迎えます!

 最後に「生者のマーチ」。まず曲が良い!音の数に無駄がなくて、トラディショナルなロックな感じですね。アジカンの普遍性というか、安定を感じます。アジカンも渋くなったんだなと思いましたよ‥。アウトロの方ですが、喜多さんのギターが良いですねぇ〜説明不要(笑)オイ

おわりに

 今回はアジカンことASIAN KUNG-FU GENERATIONについて書いてみました!今日ご紹介した曲のプレイリストは下記に公開しています!ぜひ聞いてみてください!

 そして僕らのバンドName's(ネームス)も楽曲をリリースしており、アルバム『結晶コントラスト』が各配信サイトで絶賛配信中です!是非是非、1曲でもいいので聴いてもらえたら嬉しいです!それでは、また!


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