夏の続き


点と線で繋いで 描き上がったイラストに
めくるめく時を与えて 踊り出すたった数秒間

カーテンをくぐると 君が振り向いて笑った
間近に迫る出来事を 投げ出しその虜に

曇り空が続く展開に、きっともう飽きてしまうね

夏の終わり 君の香り 記憶 すれ違うとき懐かしくなる
未だ蒼く 過去を許せない僕は未来を想像できないでいる

劣等感を背負って そのゲートは通れない
めくるめく日々を越えたら 飛び出せるたった数歩でも

不安要素を並べると 思うほど数も少なく
間近に迫る出来事を 迎え撃つその自信に

雨が降り止まぬ展開も、長い話のワンシーンさ

夏は続き 日々は彩り 色も様変わる木々 大通りに沿う
過去を抱いて今を歩み 新たなる季節がこちらを手招いている

放物線 挫折 夢 音も立てずに崩れる

夏の終わり君の香り 記憶 すれ違うとき懐かしくなる
それは苦く、甘く溶け合って切ない
噛み締めたまま日々は巡り...夏の続き...

過去を抱いて今を歩み僕たちは未来を、想像を乗り越えていく

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