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【ACIDMAN】鉄壁3ピースの表現力!

はじめに

どうもこんにちは!Name'sのボーカル ナツミです!!

 都内のラーメンは軒並み値段が高い!(´Д`)しかし先日、豚骨1杯500円(+味玉100円+替玉100円)を食し「コレじゃん…」としっくりきたので誰かに伝えたかった('ω')秋葉原の福の軒です。是非。笑

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画像出典:https://spice.eplus.jp/articles/162668

 はい今回は鉄壁の3ピース!!そしてドラムがラーメンを手掛ける!?として長く邦ロック界とスープを熱し続けるACIDMANの魅力について、個人的な想いを書いてみたいと思います!!

ACIDMANの魅力は”表現力”

 ACIDMANは2002年にメージャーデビュー。代表曲に『赤橙』や『FREE STAR』,『スロウレイン』などがあります。【3ピース】【パンク/ロック/時々おしゃれ】【ライブが熱い】【生命】【MC宇宙】といった特徴があり、荒々しくも洗練されたサウンドが芸術的。最近は【宇宙(笑)】といじられてる感も否めませんが(もちろん親しみを込めて)!笑

 ACIDMANの音楽は多彩で、様々な表情を持っています。激しいサウンド、シュルレアリスム的センス、ジャズ要素、どれをとってもカッコよくて大好きなのですが、「ん?ACIDMANて3人なのに、どうしてこれだけの表現ができるのさ」という疑問が。その理由の一つに、ACIDMAN音楽が宿す特有の”軽やかさ”があると思い至りました。そしてもはや、その”軽やかさ”こそがACIDMANの表現の鍵であると思えてきたんです…!

ん?抽象的過ぎて説明になってませんね。笑
つまりどういうことだってばよ!

表現力の鍵"軽やかさ(!?)"の正体

正体①"強弱"
 例えば『水写』という曲は、冒頭から静けさが広がります。まるで平穏な水面を現すようなサウンドです。そこから音が増幅していき、サビで一気に開放。荒々しく踊るような水に変化しています。初めから荒々しい表現をしてしまえば、サビの良さも波にのまれてしまうでしょう。あれ、水の話になってますな(笑)
 この"弱"の部分における、大木さんのアルペジオや歌い方は、風がささやくように繊細で、聴く人の心をグッと掴みます。それが活きて、"強"の部分がより強く感じられると思います。

正体②"緩急"
 『ある証明』という名曲があります。イントロから力強いビートで猛進していきますが、Aメロに入ったところで急にリズミカルに変化。かと思えばまた激しく。さらに変わって間奏部分は緩やかに…というように、一定のリズムではなくまるで生き物の様に"静と動"を繰り返します。ここにACIDMANのテーマである「生命」がリンクする、そう感じざるを得ません。
 人気曲『FREE STAR』の2回目のサビ以降もそうです。変化&変化&変化です!
 何よりこの軽やかな変化を可能にしているのは、まさに鬼のリズム隊でしょう。メンバーだけでなくファンからもイジられるドラム一悟さん。圧倒的な手数なのに全く暑苦しくなく、"緩"と手数を両立しています
 開始2曲目でキャップが落下するサトマさんも、ゴリゴリ音と休符を、軽やかにベースラインへ落とし込んでいきます

軽やかさとは「弱」と「緩」
 少し話が飛躍しました(汗)そう、僕が伝えたい"軽やかさ"というのはこの強弱の「弱」、緩急の「緩」にあたります。「いかに軽やか部分で魅せられるか」それが次の展開により大きな効果をもたらせます。
 ましてや3人編成の場合は重ねられる音数に限界があり、「曲全体に起伏ができ、抑揚のある音楽になっていく」ためにそれが必要なんです。ACIDMANの楽曲が通り一辺にならず、様々な表情を魅せてくれるのは、このような理由もあると思っています!!

まとめ

 様々な解釈があるとは思いますが、今回はACIDMANの表現力について書いてみました!そうして改めてACIDMANを聴いてみると…とても3人とは思えない表現力です(;'∀')スゴー
 もちろんエフェクターを用いたり、効果音を流したり、機材的なアプローチで表現をもたせる方法はあるのですが、曲の構成的なアプローチとして、今回は”軽やかさ”にフィーチャーしてみました。
 それでは今回はここまで!!読んでいただきありがとうございました!!

 おまけ

僕らもName'sというバンドで音楽をやってます!
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