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劇的な復活!中田裕二率いるロックバンド 「椿屋四重奏とは?」

どうも!スコーン大王ことドラムのアベです。
メンバーブログのトリということですが
筆舞踊、頑張りマッスル!

今回は4月17日に電撃的な「同窓会」をした
シンガーソングライター中田裕二率いる
椿屋四重奏に関して書いていきたいと思います

①和装を身に纏う異色なバンド。そして表現力の豊富さ


Vo.中田裕二の妖艶な歌声と鋭く実直なギターサウンド
Dr.小寺良太の力強いドラムに、be.永田貴樹の滑らかなベース

日本古来の和音の展開、時折、グランジやオルタナメタル程鋭利なサウンドが垣間見える、それぞれの個性が織り交ざり、真新しい物を表現した。
1stアルバム、深紅なる肖像ではドメスティックなくらい突き刺さる重音
「空中分解」はこのアルバムの象徴だと思う。


②歌謡ロックの確立

次第にサポートメンバーにてギターを増員。
表現力を強め2ndアルバム「薔薇とダイアモンド」を発表
熱病手つかずの世界など歌謡ロックと評される曲たちが生まれていく。
椿屋=艶やか=「螺旋階段」メロウな雰囲気を堪能できる一曲。
(中田さんが色っぽい…)

③メジャーデビュー、可能性の日々…


2007年、ユニバーサルシグマよりLOVERにてにてメジャーデビュー。
翌年アルバム「TOKYO CITY RHAPSODY」をリリース。
どこか冷徹、そして何処か温かい感触を感じるアルバム。
OUT OF THE WORLD、トーキョー・イミテーションという
違うアーティストの言葉を借りると「冷凍都市」がにあう楽曲が揃う
これぞ椿屋という名曲なる「恋わずらい」も収録されている。
楽曲最後のジャーニーでは

喜びに涙して 悲しみに涙して
喜びに身を染めて 悲しみに身を染めて
喜びに涙して 悲しみに涙して
喜びに身を染めて 悲しみに身を染めて
ジャーニー ジャーニーもっと 見たい

という冷徹な始まりを暖かく締める感情型の楽曲で締めくくる。
乙ですね…本当に

その後、CARNIVAL孤独のカンパネラを鳴らせ

この2作を発表。
CARNIVALではシングルは1曲も出さずこのアルバム曲が全て初ドロップという逸話。孤独のカンパネラを鳴らせではドラマタイアップにて注目を浴びた
いばらのみちなどを収録。熱を帯びた歌謡ロックバンドも2011年をもってして解散。
中田、小寺両名は音楽活動継続へ。永田は引退という形になった。

④2021年、解散から10年。唐突な見参

2021年4月17日、中田裕二ソロ10周年ライブ「YUJI NAKADA 10TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE “ALL THE TWILIGHT WANDERERS」
最後のアンコールにて突然流れる

群青…

そして和装に扮した椿屋四重奏の3人がステージ上に。
メンバー紹介を経て中田さん
「椿屋四重奏、ここに見参」
一瞬の出来事に沸く会場。コロナ禍ではなかったら
阿鼻叫喚であっただろう会場。

また、続いていくのかという淡い期待感も抱く中
「これは同窓会。縁起物みたいないやつ。」
椿屋四重奏らしい表現に感激しつつも中田さんの一言
「これが僕らの成れの果て」と一言付いてからの

成れの果て。

10年という流れを感じさせない、いつまでも色褪せ無い演奏感。
これだから音楽は素晴らしい。そう思えた。

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こう振り返ると、椿屋四重奏というバンドが築いたもの
そして、解散後も中田さんはソロで、小寺さんはmokes、ザ・ぶどうかんズとしての朝の顔として活動し続けたからこそ
僕らが10年後、再び椿屋四重奏が見参した姿を拝めた。
この感謝は僕の中では大きく、そして青春です。(本当最高だった)

そして、現在、私は小寺さんのドラムスクールの最弱担当ですので
アーカイブをみながら今日もひたすら基礎練に励むのでした…(がんばろう俺)

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そんな伸び代たっぷりの僕らName'sのアルバム
「結晶コントラスト」
配信中でございやす!是非とも聴いておくんなまし!


さて、明日は何を書こう💭

アベ(ぺーたーさん)

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