「コイツ...できる!」と思わせる自転車乗り
どうも、岩田です。
突然ですが自転車乗ってますか?
最近の私は運動もかねて自転車に乗ることが多いのだけど自転車の乗り方って男女で微妙に違うし年齢によっても違う...ってな事実にオッサンになってやっと気が付きました。
とくに違いがハッキリ現れるのがロードタイプの高級そうな自転車乗り。
彼らは自転車に乗る時点ですでにコスチュームが違う、普段着で乗る人もいるけどピチピチのパンツにぴったりとした上着みたいなヤツにヘルメットを付けちゃってますよね、あれは完全にガチ勢だと思っています。
そうではない普通の自転車乗りを見ているとですね、やっぱり勢いのある自転車乗りは年齢性別関係なしにヤル気の目をしている方が多い...ええ、私もヤル気で乗ってます。
そんなヤル気な自転車ライダーで生意気な熟女がいました。
アイツはできる....!
基本的なチャリテク「後輪ロック」
子供時代にやった自転車の技って覚えていますか?
代表的な技だと後輪ロック、後輪のブレーキのみを強く握って地面とタイヤの接地面を滑らせてやるテクニックです。
これは地面が砂場なんかだとやりやすい技ですよね、慣れてくると後輪ロックさせながら360度ターンなんて大技も可能になりましてアスファルトの上でやると「キュキュっ!」とタイヤが鳴る技。
他にもジャックナイフやウィリーなんて大技もありますよね。
私も子供の頃は後輪ロックターン・ジャックナイフ・ウィリーといった3つの大技をマスターすべく日々修行に明け暮れていました。
後輪ロックは初心者向けな自転車の技、でもヤリすぎるとタイヤが減りますよ。
高級小型自転車の熟女
その日、一人の女性が私の前を自転車で走っていました。
私としてはとくに気にするわけでもなく、抜かそうとするわけでもなく、進む方向が一緒なだけの女性、同じ信号で止まり似たようなスピードで走るだけの存在...
そんな彼女の後をついて走っているとですね、彼女はある時点から信号停止時に後輪をキュッ!と言わせて停止するようになりました。
ええ、その通り。自転車の技「後輪ロック」になります。
私としては後ろをつけて走るオッサンに警戒してこれ以上接近するな的な警告かな?と思いまして"抜かし"の判断、
これは「そうじゃない、俺はそんな目でアンタを見ていない」といったアピールみたいなもんですね、
勘違いしないで頂きたい。
んで信号が青に変わり、わりと本気パワーのスタートダッシュで彼女の前に出て自分の正当性というか変態ではないですよアピールが完成したかと思いきやコノ女、私を抜きにかかりました。
そして次の信号でも後輪ロック.... 明らかに挑戦的な態度です。
そんな彼女の跨る自転車は小型の自転車は高級な感じ、そして横顔を見ると熟女な感じ...
コイツ....できる!
なんだか少しムカつきました。
「うふふ...アナタ、その程度なの?」
この熟女は明らかにそんな感じの態度です。
(実際はそんなこと一言も発していません、全て私の脳内トークです)
私としてもここまま黙って引き下がるわけにはいかないので再び熟女を抜かしにかかり、そして次の信号で今度はコッチが後輪ロックを仕掛けてやる!と挑戦しようとした刹那、熟女は後輪を微妙にロックしながらカッコよく直角に左に曲がっていきました。
「あの野郎...やりやがった!」
まるでおちょくられているような気分、だからと言ってアイツの後ろをつけていったら私の勘違いしないでもらいたいアピールが台無しになるというもの、ここはぐっと堪えて次の信号で一人後輪ロックによるストレス発散後にバランスを崩して転びました。
ただでさえ疲労して厳しい状態である私の腰はもうボロボロです。
軽い自転車のほうが技をだしやすい
街乗り自転車の技は自己満足のようなもの、BMXのようなものではありません。
それでもたまにヤリたくなるのが後輪ロック... でも後輪ロックのような技は軽い自転車のほうがやり易い。それは滑る車体を人力でコントロールしやすいから。
加えて安い自転車よりもブレーキの調整がしっかりと出来るタイプ、つまり高い自転車のほうが良いはずです。
というよりも高級な自転車は軽い。
通勤、通学で日々顔をあわせるアイツに「コイツ...できる!」と思わせてみてはいかがでしょうか。もしかするとそこから恋が芽生えたりするかもしれない....
因みに私が負けた熟女は木の実ナナ的なインパクトのあるパワー系熟女でした。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
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