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線路脇に張り付けてある商店街の地図看板はインチキ野郎の悪徳会社

岩田です。はてなブログの過去記事転載です。

電車の線路沿いの金網とかに貼り付けられている商店街や街の地図ってあるじゃないですか、鉄みたいな素材の板に筆で書かれているような簡易的な地図。

あの地図って基本的に広告なんですよ。

中には誰かが善意で作っている地図もあるかも知れませんが、私の経験や聞いた話だと間違いなく広告です。

そんな広告依頼をする営業マンがまだいる...

大きな紙袋に地図看板を入れて歩いている

過去にこの業種について詳しく調べた事があります。

それはバイトさんが地図看板業者にお金を払ってしまった事があり、コレはなんじゃ?といった出来事があったら。

この地図看板業者が街に現れる時期は大体決まっています。

それは新入社員が社会に出始める5月~6月と、人事異動などが行われる秋、大体このパターンだと思って下さい。

彼らの特徴は服装よりも手に持っている大きな紙袋です。

その紙袋とはコンビニなどで売っているような耐久性のある紙袋、どこかのブランド紙袋ではありません。

その大きな紙袋の中に電車の線路沿いの金網とかに貼り付けられている例の地図看板が入っています。

広告料を払えと言ってくる

この業者の最大の特徴は

こちらが頼んでもいないのに地図を作成し、会社名や店名を地図に書き入れる行為、それを電車の線路脇の金網などに貼り付けて広告とする。

こんな感じです。

つまり業者が勝手に行っている行為、しかも看板を貼り付ける場所に許可を取っているかどかも怪しい。

そして業者が勝手に作った地図に社名が書いてあるのでこれは広告である、この地図を見て集客がある...はず、だから広告料金を払って下さいという世界。

その広告料は私の知ってる限りでは1500~2500円の範囲です。
さらに言ってしまえばこの広告料とは業者の言い値なので相手の顔(広告料を払えと請求する対象)を見て金額を決めてるはず。

地図に掲載された会社全てを訪問している

もう一つの特徴は勝手に会社名や店名を書き込んだオリジナル地図、ここに名前が載っている場所には全て訪問している可能性がとても高い... 一応可能性とはしていますが、私は全て回っていると考えています。

というよりも狙ってるといったほうが正解に近いと思う。

つまり一つの地図看板に30件分の企業名が記されていたとするならば、その30件全てから1500~2500円の広告料を徴収するという営業方針です。

頼んでもいない地図、頼んでもいない広告、それらにお金を払わせようとするこのシステムはの会社の営業マンはフルコミでしょう。

これは私が過去にあまりに頭に来た時にその広告会社の広告を見つけ出した経験にもよります。

月収30万~50万みたいな感じの求人広告を出すような会社でした。

領収書の裏面が契約書

根性が腐った人間の考える成せる技、領収書の裏面が契約書という世界です。

しかも薄っぺらく小さい契約書には1年後の自動更新的な事が書かれており、1年後にまた同額の広告料を払うことを同意します的な文面が書いてある。

そして契約解除の方法は書いてないような感じ....この辺は記憶が曖昧。

奴らは、一度でも払ってしまった会社が次の訪問時に拒んだ時の事までをも考えています。

これが一体どのような事なのか...詳しく書きます。

ターゲットは社会経験の浅い新人と考えて下さい。

  1. 会社や店舗を訪問する前に下調べする

  2. 新人っぽい人をターゲットにする

  3. 新人が一人っぽい時を狙って訪問する

  4. 「毎度!」みたいな感じで以前から取引関係であるような振舞いをする

  5. 新人に広告料を払わせる

  6. 経理を担当する人間が「コレ何?」と気がつく

  7. 新人は怒られる

  8. 会社の全員がインチキ広告野郎の会社に激怒する

  9. 領収書権契約書を見るのも嫌になり、破り捨てる←ここがポイント

  10. 一年ぐらいたったある日、広告業者が再び訪れる

  11. まだ新人がいて、覚えていれば喧嘩になりそうになる

  12. 広告業者の営業マンは別人

  13. 当然のように支払いを拒否するが、以前の領収書権契約書の控えをチラつかせる

  14. おたくどうするの?と迫ってくる

ここまでの流れは恐らく1セットのマニュアルです。

私の対応

奴らはですね、先に手を出させればソレはソレで次のターンがあるという事だと思います。
この辺は不明だけど私の予想ではそう。

当然のように「警察呼ぶぞ」にもひるみません。

広告料を払わないのであれば、法的手続きになりますよと迫ってきます。

支払いを拒否した後に次の手を用意してくるとは中々やりよりますね、

という事でブチギレモードを我慢しつつ近くの喫茶店へ移動を提案、しかし奴はそれを拒む。
なぜなら看板にその喫茶店名が書かれているからでしょう、私もソレを見越して近くの喫茶店を提案しました。

ならばという事で奥の倉庫でサシの話し合い。

当時30代前半だった私、奴は50代ぐらいだったと記憶しています。

私の第一声

「あんたさ、その歳でこんな仕事して恥ずかしくないのか?」

奴の顔がみるみるうちに真っ赤になり、「失礼な!」みたいな感じになりました。この時点で私は勝ったと思った。

私の発した内容は概ねこんな感じ...

  •  こんなのまともな仕事じゃないぞ

  • その歳で恥ずかしくないのか?

  • 親兄弟、子供に言える仕事か?

  • どこに住んでいるんだ?

  • 月収いくらなんだ?

  • あんたの人生終わってんぞ

  • 何なら仕事紹介してやんぞ

  • 名詞ぐらい出せ

大体こんな感じだったと記憶しています。

私としては、奴の本当の会社名が知りたかったんです。

それはもう一度2000円払うことによって得られる領収書権契約書に書かれている会社名ではなく、彼が本当に所属している会社。

今でも覚えている自分の吐いたセリフ、ちょっとブログに書くのもまずい内容っぽいので伏字にしまくります。

「分かった、今から〇〇〇床に落とすからお前が持っているその〇〇〇を一つ床に落とせ」

お互いに落ちているものを広い、奴は帰りました。

このやり取りの結果、奴が所属している会社とインチキな事が書いてある紙の会社は一致している事が分かりました。

 奴の会社に乗り込む

こんな事をしても1円にもなりません。

その一円にもならない行為でも私を動かしていたものはバイト君の無念を晴らすため、いや会社としての無念を晴らすためでした。

金額にしたって大した額じゃない、バイト君の社会勉強代...といった言い方もできるとは思います。

でも当時の私はどうしても奴、及び奴の会社が許せませんでした。

という事で朝っぱらから現地に向かい、会社に出入りする人間をチェック。

これはそのような団体であるかどうかを調べる為、チェックした結果そのような団代でない事は分かりました。

んでこの会社から出てくる人間、まあ大体みんな似たような服装をしていますよ、あと大きな紙袋も一緒。

車ではなく電車で移動するんだと思う、この辺は不明。

この会社から人が出なくなった頃を見計らって私は会社に訪問、外では車の中に私の親を待機させており、何か合ったら警察に即通報するようにと携帯電話を繋げっぱなしで乗り込みました。

インチキ会社に居たのは一人の若い女性のみ 

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