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ツイッターのプロフィール欄にブログPV数を掲載すると何が起きるか?メディア運営における月商・粗利・収益についても

岩田です。

ツイッターのプロフィール欄について以前から気になっていた事がありましてですね、それはプロフィール欄に運営サイトのPV数や収益を載せている方は何故載せているのか?載せる事による効果は?といった疑問がありました。

そんな時にチョイチョイ目につくブロガーさんのツイッタープロフィール、月のPV数や収益について書いてある人もいれば書いていない人もいる。

これについて色々と考え、私もツイッターのプロフィール欄に月間PV数を表示させたりさせなかったりする事で色々な事が分かってきました。

数字の感覚と自慢、権威性

運営サイトの月間PV数の開示... しかし月間PV数の開示とは見る人によっては自慢にしかならない数字。だからツイッターのプロフィール欄への掲載や運営サイトのプロフィール欄には書かないように、記事にて...ってのが今までの私の考え方でした。

では自慢と感じられてしまう月間PV数は?となるとこれが難しい。

例えば月間100万PVともなればある意味突き抜けた数字であり、そこへの到達は運やキャラクター性だけでは難しいものがある...という事で月間100万PVは羨ましい数字ではあるものの自慢してる!とも言い難い数字ではいかと思っています。

では月間50万PVなら?月間10万PVなら?

この辺りが微妙な数字だと思っていましてPV自慢と思われてしまうような数字なのだと... そしておそらく月間3万~5万PVぐらいまでは自慢と思われない数字と考えてします。

この辺りの感覚についてはPV数×0.2~0.5で取りあえずの収益が見えてきてしまい、その収益額が専業によるものなのか、それともサラリーマンの副業的なものであるかによって決まってくる感覚、

サラリーマンが副業で月に10000円となればさほど自慢には見えないけど5万円や10万円となってくると自慢とも思えるし「やり方教えて!」ともなる金額ではないでしょうか。

逆にフリーの専業で10万や20万だと大丈夫か?と、不安定な広告収入なだけあって心配になってくる数字、

私の感覚ではこんな感じになります。

ツイッターのプロフィール欄に月間PV数を載せてみた

私の感覚が正しいかどうか...ってのがあるにせよ、ツイッターのプロフィール欄に自慢されかねないPV数を載せてるブロガーさんのツイッターをここ数カ月ぐらい眺めていました。

それでボンヤリと見えてきたものがありましてですね、私も試しにやってみようか...

という事で暫くプロフィール欄に月間PV数を記載したりしなかったりで変化や効果を自分なりに検証してみたのです。

その結果、月間PV数をツイッタープロフィールに載せるとアクションが増える... これは良い部分も悪い部分も含めてアクションが増えるという結果です。

ツイッターDMが増えた

今まで絡んだ事がない初めての方からのDMが来るようになりました。ただしDMの内容はまちまち。

中でもちょっと面倒だなぁ...と思ったのが勧誘系のDM、面倒なので何も返信せずに放置です。

他には〇〇を拡散して欲しい...なんてDMもきましたが私は全然インフルエンサーではないからそんなの無理です。

オファーが増えた

ツイッターのプロフィール欄に月間PV数を載せることにより増えたのがオファーの依頼です。それはもう全く私の運営サイトに関係ないものから関係のあるものまで。

DMでのオファーもあればブログのお問い合わせフォームからのオファーも増えました。

では試しにプロフィール欄から月間PV数を外してみるとオファーが減る。それはツイッターDMもお問合せフォームからも減る。

再びプロフィール欄に月間PV数を載せると何かしらアクションを起こされる方が出てくる...

オファーやアクションされる内容はとりあえず置いておくとして、ブログで月間PV数をツイッターのプロフィール欄で開示する行為とはサイト運営者のPV自慢ではなくブランディングの一つではないか?広げた間口からアクションを起こしやすくする為ではないか?

逆の立場、例えば私がブロガーさんに何かオファーすると考えた時にツイッターのプロフィール欄に月間PV数が書いてあれば目安にもなるしオファーを受けてもらえそうな姿勢を感じますもの。

ただしPV自慢と捉えられても仕方が無い部分があるとも思っています。

ツイッターのプロフィール欄に月間PV数を掲載すべきか否か

これが難しい...

専業でビジネスでそれで生計を立てているブロガーさんならばやったほうが良いのではないかと思う、でも趣味だったりちょっとお小遣い稼ぎを目的としたブロガーさんはやらないほうが良いとも思える...

また掲載する月間PV数についても難しい部分があります。

PVの増減は修正するのか、それとも過去最高の月間PV数を掲載し続けるのか、一サイトのみの月間PV数にするのか、全部を合計した月間PV数にするのか...

私としてはどうせ掲載するなら大きい数字のほうが良いだろうと考え、全部の数字を足した月間PV数にしてみましたがこれが正解とも思えません。

こうなってくるとより大きな数字である累計PV数や年間PV数といった考え方も出来るけど検索順位の変動があるしネットは次々と新しい情報が出てくるし...なので累計PV数や年間PV数の掲載はあまり意味が無いと思っております。

番外編:プロフィールの「月商」について

ツイッターを見るともっとカネカネしい内容のプロフィールやツイートがありましてですね、それが「月商」といった数字。

月商を普通に考えると月の売上、100万円でも1000万円でもよいです。

その金額から経費を差し引いたものが利益となる、手元に残るお金、リアルマネー。

ところがツイッターを見ていると「月商500万」と自慢気味のような数字を見ることがあります。

例えばこの「月商500万」と自慢気味の数字、この数字は普通の感覚だとそこまでえばるような数字ではないと思うのです。

そこから物の原価や仕入れ値を差し引いての数字が重要なわけでして例えば粗利率が5%の業界ならば粗利25万円、2%の世界なら10万円です。

粗利率50%のような業種なら250万円、80%のような業種なら400万円。

ではインターネットのアフィリエイトの世界で考えると「月商」といった表現自体が少しおかしなものに見えてくるのです。

例えばショッピングモール型の物販アフィリエイト、有名なのはアマゾンや楽天ですよね、このような物販アフィリエイトの場合は報酬が販売金額の1%~3%だったりします(ジャンルによって異なる)

つまり500万円の売上(注文金額)に対して5万円~10万円の報酬。

これは自分で在庫を持っての販売ではなく商品紹介による報酬になるので仕入れや原価といった考え方自体が難しい世界になります。

アフィリエイトには物販以外にも他にも色々な案件がありまして成果報酬で万単位になるものも普通に存在する世界、モノだけでなくサービスや情報も成約すれば報酬が支払われます。

さてアフィリエイトの「月商500万円」といった数字...これをどうみるか?がポイント。

通常の物販感覚で言えば在庫リスクの無い粗利率1%の商売、月商100万なら手にする現金は月に10000円なのでとてもじゃないけど専業だろうが何だろうがでこれでは生きてゆけません。

えばれるような数字ではなく、非常にやばい数字。

では月商100万だとして、70万円が楽天やアマゾンの注文金額、残りの30万円がサービスや特定商品の物販といった高い報酬率で作った数字場合... ってもうこの時点で月商の意味が違ってきます。

それでも強引に月商で考えると残りの30万円を売り上げとし、例えば成果報酬が30%ならば9万円の現金が報酬となります。

そこにアマゾン・楽天の10000円を加えると100000円。

じゃあ月商100万円と言って良いのか?と言えばかなり意味が違う、素直に月の収益10万円ではないでしょうか

つまりアフィリエイトで「月商」という言葉を使うとおかしな感覚になってしまう、それでも成果報酬型のアフィリエイトなら理解に苦しむけどまだマシ、クリック型報酬のアフィリエイトになると1クリック〇〇円なので月の売上的なものが存在しません。

番外編として書きましたがプロフィールやツイッターにアフィリエイトで「月商」といった数字を載せる方はこの辺の感覚がどのようになっているのでしょうか?

もしかして「アフィリエイトは在庫を持たない商売なのでアフィリエイトにおいて月商というワードはそのまま収益のことなんだよ...!」なのでしょうか?

それとも法人化しており月の商取引が全部で500万円、だから月商なのでしょうか?

ブロガーさんがアフィリエイトやオンラインサロンやnote販売で月商という文字を用いて数字の発表を行うと難しく感じてしまうものがあります。

通常「月商500万」と聞き、そして業界を聞けば何となく粗利率が想像できるものです。そこで「頑張ってますな」とか「キツイ世の中やねぇ...」なんて数字に対する評価が変わってくるものだと思うのですが...

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