ストキャスティクスについて
こんにちはgunagareのreです。今日は普段トレード画面に表示しているストキャスティクスについて調べてみました。
普段2本の線を表示して、クロス、買われすぎ、売られすぎ、ダイバージェンスなどを確認しながらトレードの目安にしているストキャスティクスですが、どんな計算方法で表示されているのか、どのような設定で使うのが良いのかあまり気にした事がなかったので、今回はストキャスの計算方法、MT4での設定の仕方についてまとめました。
ストキャスティクスの計算方法
・%K
直近の終値が過去X日間の中で相対的にどれくらいの水準に位置するか測定したもの。基本的には9日が一般的だが、5、14が用いられることもある。
【ストキャスティクスの%Kの計算のイメージ】
参照:https://www.oanda.jp/lab-education/beginners/technical_analysis/stoch/
・%D
%Kの3日移動平均であり3日間を用いるのが一般的。%Kよりなだらかな線となる。
・slow%D
過去3日分の%Dを3で割って平均したもので、%Dよりももっとなだらかな線。
マーケットへの反応の速さは、%K>%D>Slow%Dの順となり、通常このうち2本のラインを組み合せて使う。
ラインの組み合わせは、【%Kと%D】を使う「ファストストキャスティクス」と、【%DとSlow%D】を使う「スローストキャスティクス」がある。ファストストキャスティクスの方が一般的に多く使われているが、スローストキャスティクスのほうが、ダマシは少ない特徴もある。
参照:https://wineytrade.com/howtouse-stochastic/
MT4の設定について
・%K期間:%Kの値を計算するときに何本分のロウソク足を使うか
・%D期間:%Dの値を計算するときに何本分のロウソク足を使うか
・スローイング:スロー%Dの値を計算するときに何本分のロウソク足を使うか。 1にするとファストストキャスティクスになる。
期間の組み合わせで有名なものは、(K,D,スローD)(5,3,3)(9,3,3)など
価格欄:%Kの計算に利用される価格幅。初期設定は%K期間内の最高値と最安値(Low/HIgh)。これを%K期間内の最初の終値と最後の終値(Close/Close)でも行うことができる。基本的には最高値と最安値。
下限設定/上限設定:レベルの下限と上限を設定できる。
移動平均の種別:Simple/Exponential/Smoothed/Linear Weightedから選ぶことができる。基本的にはSimple。
今回はストキャスの計算式、MT4の設定の仕方をまとめてみましたが、長くなってしまったので、ストキャスの使い方・目安についてはまた次回にまとめようと思います。
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