【近況ノート追記】かもしれない、の話です。

※この内容はカクヨムの私の近況ノートの補足説明になります。
※リンクより来られた方向けですので、それ以外の方はブラウザバックをオススメします。

 理由の詳細です。

 実際のところは近況ノートに書いたものが全てなのですが、以前から噛み合わなさは感じており、全編を通して右にふらり、左にふらりと、方向性?方針?が揺れ続けており、安心して読むことができない内容ではあったのかな、という反省はあったのです。

 ですが、大元の設定として、主人公の屋敷が安全地帯で、世界は過酷。というものがあり、これを適用するにあたって、シリアスが生まれざるを得ない状態にありまして。

 特に思い入れの元である初期プロットのアナンタとユーリの設定が、そもそも重めだったんです。

 アナンタは、逃げ出してきて、ユーリは取り憑かれてランダム転移からの屋敷不法侵入ですから。

 これを書く内にそっちへと引っ張られたこともありますが、以前話したように、小説の内容にその時の私のメンタルが影響しやすく、それにより、ただでさえブレていた方針がさらにブレてしまった節はあります。

 その反省を最近したのですが。
 70話近くも続くとその方針転換をするにもすでに遅く、ここから安定したとして、最初はやはりブレブレの部分から入らざるを得ないわけでですね。
 一応、長編ですので、最初から読まないと訳が分からないのがネックで。

 書き直しも考えたんですが、その時間が中々作れず、ずるずるとここまで来てしまいまして……。

 そこで、最近、別で書いていた考察に一区切りつけて再スタートを切った私はふと思ったんですね。

 変わり種魔法も再スタートするべきなのでは、と。

 実際のところ、日常が書きたいという割に冒険も書いていますし、シリアスも書いてますし、ホラーも書いてます。あれ?タイトル詐欺では?と思い、このままでは良くない、とは思ったのですが。

 ここで、数々の設定が邪魔をしてくるわけですね。
 かといって、設定を破棄して日常を始めるにはもう遅い気もして。

 ただ、全てを放り出して新作を始めるのはちょっと嫌で。
 それなら、設定を引き継いで、本来の日常系でリスタートを切ろうかと考えたわけですね。

 ちなみに、細かいことを気にしない人なら、何か知らない人が何人か屋敷に住む、あるいは出入りしている状態から、ちょっと雰囲気の違う変わり種魔法が始まる、というだけにはなります。

 細かいことが気になる人にはちょっと痒い内容にはなるかもしれません。

 以前、私は、終わりが無い長編を書きたい、と言っており、これを覆すことに強い躊躇いがあります。
 そこで、1か月ほど悩もうかと思ったわけです。
 皆様にも急な話だと思いまして。そういう理由から。

 設定の引継ぎがグレーか否か、という話もありますが。
 現在、変わり種魔法はご存知の通り、私が好き勝手やり過ぎたせいで、お話の内容に当たり外れがある状態です。
 そういうところが星にも関係している気がします。

 広げた風呂敷も大きく、これを全て畳むにはまだまだ続ける必要がありますが、設定ミスによる矛盾や入りの問題もあり。というところで。

 もしかしたら、ここが乗り越えるべき壁で、このまま続けてより良いお話を書けるように工夫を重ねる、試練の期間なのかもしれませんが。
 終わりを設定していない以上、止め時が分からなくなり、だらだらと続けてしまう未来も見えるわけです。

 いずれにしても、同じ失敗をすることだけは避けたいとは思います。

 それに、いやいやそんな、と思われるかもしれませんが、未完とした物語に戻って来てはならない、という理屈もないわけでして。

 一度、はっきりとした日常を経験してから、伸びは悪くとも未完の旧作に戻ることも可能ではあるわけです。
 それは新たに新作を書くよりもずっと煩雑なことではありますが、もし未完となったとして、その気持ちは現時点できちんとあります。

 その時に終わらせるか、続けるかはその時の私次第ではありますが、少なくとも、未完のまま失踪するということは、リアル事情が無い限りはしないと思います。

 それが何の保障になるかは分かりませんが、とにかく、そういう気持ちではいる、というお話でした。

 長くなりましたが以上です。
 今後ともよろしくお願い致します。

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