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あれってなんだったのかな

「凪のお暇」の再放送を見ていたら、なんだか過去の恋愛をあれこれ思い出してしまって、書きたくなってしまったので、また自己満足で書いています。

20代前半の頃、20歳以上年上の人と付き合っていたことがありました。
元々かっこいいおじさんが好きな私は、彼と会った瞬間ひとめぼれをし、半ば私からのアプローチで付き合い始めました。笑

でも長くは続きませんでした。
とことん彼氏に甘える体質であった当時の私と、独身を確立、悠々自適に人生を楽しみたい彼とはスタンスが合わず、結局「受け止めきれない」と言われて1年足らずでフラれてしまいました。

その後傷心をバネに仕事に邁進したことで、より人生も充実、新しい彼氏もでき今の幸せがある私ですが、この件だけは、ふとしたことでトリガーを外されてしまい、つい浸ってしまうのです。笑

ということで今日のトリガーは「凪のお暇」
高橋一生さん演ずる屈折した性格の慎二を見ていたら、素直になれなかった自分や素顔を見せてくれなかった彼を思い出して心がずきずきしました。笑

凪のようにひどいことをされていたことは全く無く、彼は一生懸命、彼なりに私を思ってくれていたと思います。でもあまりにスタンスが違いすぎてお互いに歩み寄れず、彼も私も本当の自分を見せずにいたように思います。スキンシップもあまりなく、最後は会話すら続きませんでした。
でもそんな中で、忘れられない出来事があります。

別れる直前のある日。その日もスキンシップも会話も特になく、切ない気持ちで並んで寝ていた夜。
夜中ふと目覚めると、彼が私の頭を撫でていました。
びっくり。そのまま固まり寝ているふりをしていたら、今度は、唇にキスをしてきました。
その後彼はそのまま寝てしまいましたが、私は、「え、これは何?」という混乱やら嬉しさやらでその日はもう眠れませんでした。

次の日の顔を合わせた彼は特に今までと変わりなく、関係性も変わらず、結局あれは何だったのかも聞けず、間も無くして彼にフラれました。

「女性は物語を作りがち」とも言うし、彼にとっては大したことないことだったかもしれません。
でも私は、今でもあの出来事が忘れられないのです。

私がおばさんになって、彼がおじいさんになる頃には、お互い湿っぽくなく再会を楽しみ、昔を笑いながら話せる日が来るかもしれません。そしたら、聞いてみようかな。笑

彼がどう言う気持ちだったのか、もし考察したい方がいたらぜひ教えてください。笑

以上、突然思い出に浸るコーナーでした。笑



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