ちょいオタ中学生テスト4点からの勉強日記 vol2

英語の勉強を始めるに当たり、スタート地点の確認をした。

英語に対しての拒絶反応

彼のステータスとしては

2年生を通して提出するワークブック自体ほぼ無提出でいる。テストは4点this is a penからすでに怪しいし、be動詞は過去形のことなんて全く知らないくらいの印象。

予備知識として彼はゲーム大好きジョジョ大好きな彼である、話の要所要所にゲームやジョジョのセリフを入れながら攻めていく。

そもそもなんでワークをしないのか?家庭で自習する教材で、かつ答えまで配られている。他の生徒が提出する傍ら本人は提出できずにいてたようだ。友達が「ワークやった?」「大変だったわー」なんて会話も耳にしているがそれでも出さない。

「先生は出せって言わないの?」

   「最初はいってたけど、出さずにいて特になにもないし」

「ママは面談で提出物だしてませんって先生言われてないの?」

  「ママは”ワークしなさい!”って言うけどしてない」

ふーん

「まず、大人のしなさいって事に素直に聞ける心を持たないといけないね。良いことと悪いことできれば良いことを気持ちがいいことはわかるよね。」

  「うん」

「夏休みの宿題とかは?」

 「8割は提出している」

「英語は?」

 「していない」

「他の宿題はできるのに、なぜ英語だけできないの?英語の先生が嫌なヤツとか?」

  「だって分からないからしてない」

「答え写すだけだよ、このボリュームするのに何時間かかる?」

  「2時間くらい?」

「たった2時間が作れないの?」

 「うーんそういうことかな」

とここでしない理由の仮説に至るに、本人の英語の無理解からくる強烈な苦手意識が英語と向き合う時間を0にしている。

そして本人が苦手と感じると逃避より更に強烈な拒絶の対応をしている事を感じる。

苦手なことを乗り越える試練 ディアボロ

「えーとね、苦手なこと、嫌なことがあるのは構わないよ、でもそれでもやらなきゃいけないことってあるんだよ。100拒否して何が何でもしない!って言う心構えが問題だね。

嫌なこと、苦手なことがあったら、まずはちょっと除いてみる。嫌なこと、苦手な事をしているって瞬間に君の心は強くたくましくなっているんだよ。

苦手なことがあるって事はとてもラッキーなこと。嫌だなをちょっと乗り越える心が強くなっていると自身の精神のパラメータがちょっとステ上げされてるようなものだよ。ディアボロも自身の過去に打ち勝つ試練をいってたでしょ。あの帝王ですら、過去の過ちや失敗に挑戦してる。

そうして人は成長したくましくなるんだよ。」

君は悪くない!だってそれが子供の特権

「でね、勉強しない!ってことに対して、怠ける、サボる事で君を怒る大人がいると思う。けどね、君は悪くない。ワークを提出しなかった、テストが4点だったという悪い結果の原因は君ではない。

もちろんまったくというわけではないが、多くは先生と親の問題だね。本来子供は正しいことをしたいと思う性質なんだよね。その上でできない理由があって、それを子供に自制させ任せるのは間違っている。

子供が犯罪を犯しても捕まらないのは、悪い結果の原因は子供の問題だけではないからで、多くは周りの大人のせいなんだ。

苦手意識をなくすには

苦手を友とする

本人の苦手意識へのマインドをかえる。さっき述べた苦手に向き合うと精神パラメータが増えるという違う喜び。そして、苦手に挑む姿に喜ぶ親や周りの大人達。そして英語の学力が増える事。ちょっと苦手に向き合うだけでこれだけのメリットがあるんだ。ほんのちょっとの心がけを自分の中で意識して心の声をきくようにしてほしい。

嫌だなーとおもった瞬間にもうひとりのスタンドみたいなやつが、試練を乗り越えろ!って言わせるイメージ。その時、100拒絶せずに1,か2から初めれる小さな勇気を持って欲しい。

苦手の中でも楽しめる クリエイティブ思考

苦手の中に小さな楽しみを見つけて欲しい。これは様々だけど、ゲーム脳というか、クリエイティブな楽しみ方。例えば身の回りのものが英語でわかるか?とか、単語が10ずつ覚えれた!など。この先の人生仕事やなんでも理不尽につまらない事が課せられる。そのときにブーブー文句を言いながらするんじゃなくて、以下に効率よくするかタイムアタックをしてみたり、ちょっとしたゲーム性を持たして楽しむ癖を作って欲しい。

苦手を克服させるには

で、これは苦手を克服してして欲しいと願う親にむけてだけど

苦手なことを強制しない事 親によくある、〇〇しなさい!っていう強制する言葉。人は生まれながらに自由なわけで抑圧された瞬間にストレスがかかる。そうすると反発がうまれる。あくまで自発性を促す必要がある。100苦手な人にただ「やれ!」という言葉はあまりにも無慈悲。またしないから罰を与えたり、するから何かを与えるのも違う。

その作業そのものに価値を持たせ、喜びを見つけさせる必要がある。そのために共に時間を費やし、喜びを共有していく姿勢をもつようにして欲しい。勉強しなさい!って言うのではなく子供が勉強をして学び、精神が強くなる子供の成長が何よりうれしいんだと言う事が伝わるようにして欲しい。

ちなみに彼は野菜が嫌いで全く食べない。これも全拒否。学校では食べてるよとか言うが、家でも食べなきゃだめなわけで、こういう事を許しているくせに、親は「野菜食べなさい!」って本人に強制してるだけ。もう少し共に試行錯誤し、苦手な野菜を克服するための楽しい共有できる時間としてあげてほしい。


「なんでワークしないの?」と聞かれた時本人は「なぜサボっている、お前の精神が甘いんだ!言われたことをきっちりしろ!」と怒られることを覚悟していたと思うが、結果君が悪くないんだと言う結論にいたり、安堵した表情とほんの少し勉強に向かう小さな意思の灯火が、彼の瞳に映ったような気がした。



そしてはじめたこと。英語を苦手に感じさせた中学校の教育プロセスとは違った英語の勉強を開始していくことにした。

まずは abc phonic songを一緒に歌って勉強をはじめだした

Phonics Song2

https://www.youtube.com/watch?v=BELlZKpi1Zs

つづく






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