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ブランクありありダイバー、久米島でマンタに遭遇!

8月下旬、今年も久米島に行ってきました!
毎年恒例の夏の沖縄家族旅行。

今回はなんと!娘と一緒にスキューバダイビングをしてきました。

娘は今年5月にスキューバダイビングのライセンスを取得した初心者ダイバー。

一方、私は20代でライセンスを取得し、数多くのダイビング経験があるものの娘が生まれてからは潜る機会がなくなり、完全なブランクダイバーとなっていました。

久米島に行く前、事前にYouTubeでダイビングに関する動画をいくつか見て昔を思い出す……
そしてシミュレーションしてみる。(笑)

でも、久しぶりに海に潜ることに対する不安は拭いきれない……。

頭の中では「本当に大丈夫だろうか?」という不安が何度もよぎり、期待と緊張が入り混じる。

不安で胸がいっぱいになりつつも意を決し、いざボートに乗り込む!
せっかくの久米島の美しい海!思い切り楽しもうと心に決めました。

久米島の海は、豊富な海洋生物と美しいサンゴ礁で有名です。

午前中に2ダイブ、その豊かな海を堪能できるダイビングスポットへと向かいました。

リハビリダイブ (1本目)

1本目は『シチューガマ』というポイントで潜りました。

今回の私にとって何が見られるかよりも、久しぶりのダイビングで周りの人に迷惑をかけず、無事に潜れるかが最大の課題。

久しぶりのダイビングということで緊張が高まります。頻繁に潜っていた頃でも自然が相手なので、常に緊張感を持ちながら安全第一。
しかし、緊張しすぎるのもNG。
楽しむことも大事。

久しぶりのバックロールエントリーで海へ入ります。この瞬間は、何度潜っても慣れることがありません。

船のロープを使って慎重に潜行し、耳抜きができているか、呼吸が楽にできているか……
まずは自分を落ち着かせることが最優先。

私は海の生物を観察するのも好きですが、特に晴れた日に青く透き通った水に差し込む光や、海底の地形を見るのが好きです。

中性浮力を上手く取るとサンゴや鮮やかな魚で彩られた海中の山々を優雅に漂っているような感覚になります。

また、レギュレーターから吸い込む空気は口の中をすーっと通り抜け、肺に満たされる瞬間に陸上では味わえない独特の感覚が広がります。

さらに、水中では周囲の音がフィルターを通したように変わり、自分の吐いた泡が上昇する音がまるで別世界にいるような静寂を作り出す。

久しぶりのダイビングは、多少のトラブルもありましたが、リハビリとしてはまずまず……といったところ。

1本目無事終了。

マンタステーション(2本目)

一旦、港に戻りトイレ休憩を取った後、2本目のポイントに向けて再び出発しました。

なんと!2本目のポイントはマンタと高確率で遭遇できるという『マンタステーション』です。

ただ、最近は海水温が高くマンタがあまり現れないとのことで、見られないかもしれないとのこと。

地球温暖化の影響がこんなところにも現れているのだなと実感します。

ポイントに到着し、2本目のダイビングがスタート。

1本目よりも気持ちは落ち着いていましたが潮の流れが速い。
慎重に潜行して岩に捕まり、流されないように注意しながら移動。

すると、インストラクターさんがボードに……

マンタいるみたい!」

と書いて見せてくれました。

信じられない気持ちと期待が入り混じりドキドキが止まらない。

そして、ついにマンタと遭遇!!!

意外に近く、まるでダイバーを歓迎してくれるかのように優雅に泳ぎ続けていました。

なんと合計4枚ものマンタが次々と姿を見せてくれました。

私たちの真横や真上をゆったりと通り過ぎていく美しい姿にただ…ただ見とれ、息をするのも忘れてしまいました。

まさに夢のような光景。
心に残る忘れられない瞬間となりました。

この日、見たマンタは『ナンヨウマンタ』という種類

このポイントでのダイビングにはいくつかの注意点があります。

①マンタを追いかけない
②マンタにエアーを当てない
 (マンタが真上を通るとき息を吸うのだが……私の場合、マンタに見とれて息を止めてしまう)
③マンタに触らない
④必ず着底して岩に捕まり待機
⑤中層を泳がず水底を移動する

これらのルールを守ることで、マンタがこのポイントに留まり、今後も多くのダイバーがその美しい姿を楽しむことができるのです。

まさに!生物と人間の共存。

夢のような時間はあっという間に過ぎ去り、いつまでも見ていたい気持ちを抑え、2本目のダイビングを終えました。

ダイビングショップの皆さんへ感謝

今回、お世話になったのはダイビングショップ『JiC久米島』さん。

ブランクがある私でも安心してダイビングを楽しめました。
また、午後からは家族全員が楽しめるようスノーケリングツアーを提案してくださいました。

なんと!81歳の母も、スタッフの方が常に手を引いてくださったおかげでウエットスーツを着てスノーケリングツアーに参加。

家族全員で久米島の美しい海を満喫できました!

ダイバーさんがスノーケリングしている私たちの写真を撮ってくれました!

JiC久米島さんは「あなたに合わせるお店作り」をモットーにすべてのお客様の希望にしっかりと応えてくれます。
ダイビングだけでなく、その合間の時間も楽しく過ごせるよう「ひま」を上手にプロデュース。
また、お食事処や観光スポットのおすすめ、アフターダイブの楽しみ方なども教えてくれますよ!

今回の久米島旅行で素敵な思い出を作れたのは
スタッフの皆さんのおかげです。
感謝いたします!

次回も、ぜひ!お世話になりたいと思います。

ありがとうございました!




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