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Webサイト・ホームページの役割って?

TDCソフト株式会社 Advent Calendar 2023 23日目の記事です🎉

はじめに

どんな会社もWebサイトがあるところが多く、重要なのはわかるけれどそれって具体的に言うとなんでだろう…?UXの勉強をしていてふと疑問に思った。調べてみると、どうやらビジネスにおいて重要な役割を持っているらしい。そこで今回はデジタルマーケティングにおけるWebサイト・ホームページの役割について考えていく。

Webサイト・ホームページの役割

Webサイト・ホームページ(以降Webサイトと表記)は、デジタルマーケティングにおいて母艦となる最も重要なデジタル媒体です。
具体的には、「露出経路の受け皿となる」、「商品・サービスの理解度を高める」、「アクションを起こしてもらう」といった役割を担います。

デジタルマーケティングにおけるWebサイト・ホームページの役割とは? | 伝つくラボ (kimoto-sbd.co.jp)

なんとなくイメージはできるけれど、「露出経路の受け皿となる」、「商品・サービスの理解度を高める」、「アクションを起こしてもらう」をもっと具体的に知りたい!と、思ったので実際に具体例を挙げてWebサイトが担っている役割について考えてみた。

会社が売りたいもの:緑色の椅子
ユーザー(買う人):私

イメージ図

「露出経路の受け皿となる」

  • テレビでCMがながれた

  • 街中で広告を見た

  • SNSで話題になっていた

  • 実際にお試しできる機会があった

商品を知るきっかけとして上記のような露出経路が挙げられる。Webサイトはデジタル上のものだが「露出経路」=「商品をどこで知るか」ということなので、デジタル上だけでなく、オフラインの街中広告のようなものも含まれる。

次に椅子に興味を持ったユーザーはこのような疑問がわいてくると考えた。

  • どこで買えるの?

  • 値段は?

  • あの広告で見た椅子どんなのだっけ?

気になることはたくさんあるのに、露出経路だけでは限られた情報しか得られない。そこでWebサイトが受け皿として機能することになる。Webサイトでは文字数や画像の枚数、時間の制限もないため商品について詳細な情報をより多く伝えることが可能になる。

「商品・サービスの理解度を高める」

実際に商品を購入するか悩む段階に来ると、ユーザーはせっかく買ったのに思っていたものと違ったということを防ぐため、その商品についてより理解しようと行動することが考えられる。具体的には「露出経路の受け皿となる」で挙げた疑問に加えて、よりその商品に対して詳細な疑問が湧いてくると思った。

  • サイズはどのくらい?

  • 配送時期はいつ?

  • 相場より高い?安い?

  • 他の人の口コミは?

ユーザーが知りたいと思っている情報をWebサイトに掲載することで、ユーザー自身は購入前にその商品を買うことによるメリットを理解し、納得したうえで購入することができる。これはユーザーの満足度を高めるためにもWebサイトが大きな役割を担っていると考えられる。

「アクションを起こしてもらう」

ここで最後の項目を考えるとともに会社側の最終目的を思い出してみる。

「椅子を買ってもらいたい!」

ここまでWebサイトを通して椅子のことを詳しく知ってもらったのにそれだけで終わってしまってはWebサイトの役割としては不十分なものになってしまう。最終的にユーザーがアクションを起こすことで会社として最終目的を達成することができる。Webサイトがなかった場合、実店舗に足を運ばなければいけなかったり、電話を利用したりとユーザー側に時間も手間も取らせることになる。Webサイト上で一連の流れが完結することで、ユーザーがアクションを起こすハードルを下げることができると考える。

今回は「商品を購入してもらう」が最終目的だったが、企業側が提供したいものは商品だけとは限らない。ホテルを運営している企業だったら予約をしてもらうこと、動画配信サービスを提供している企業だったら会員登録をしてもらうことなど最終目的は企業ごとに多種多様である。

あとがき

商品を知るところから購入に至るまでの一連の流れを具体例を挙げて考えることで、デジタルマーケティングにおけるWebサイトの役割がより理解できた。今回はWebサイトが担っている役割を中心に考えたが、実際にユーザーがアクションを起こしやすくする工夫や、0からWebサイトを作成する際にはどんな順序を踏めばWebサイトとしての役割を十分発揮できるかを調べてみたいと考える。

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