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はじめの1歩

結婚したくてたまらなかった20代。
当時の私の夢は、愛する人と結婚して、子どもを産み、幸せな家庭をつくることでした。
学校建設とか、国際支援とか、ちっとも考えていなくって。
映画を見たり、旅行にでかけたり、美味しいお店を探すことが好きでした。

30歳の頃。大きな出来事が3つありました。

ひとつは、富士山登山に誘われて、登山の魅力を知ったこと。

ふたつめは、札幌にあるエステで、化粧品に含まれているものについて学び
合成界面活性剤について勉強しはじめ、自分の使っているもの、食べているものを見直しはじめたこと。

そしてみっつめは、「日経WOMAN」という雑誌に出逢ったことです。

この雑誌を毎月読むようになり、私は自分の生き方を変えていこう。と決めました。
つまり結婚という夢を捨て、誰かに依存せず、一人で生きていこうと決めたのです。日経WOMANは、そういう本ではないんですが(笑)
素敵な活躍をしている女性がたくさん紹介されていました。
自分も、そんな一人になりたいと思うようになったのです。

じゃぁ、どうやって生きていこう。
環境問題を変えていく人になりたい。
今のバスガイドの仕事は、ダメだ。
愚痴と文句を言っている生活とは、おさらばしたい。
やりがいがあって、自分が心からやりたいことで、生きていきたい。

おしゃれなカフェをオープンさせて、そこで環境問題を考えるような仕組みをつくれないだろうか。
私がエステで、きっかけをもらったように。
やるからには、日付を決めよう。
よし40歳に、カフェオーナーになろう。

私は、それからフードコーディネーターの勉強会に参加したり、色彩検定2級の資格をとったり、天然酵母のパン教室に通ったりしました。

この頃私は、勝間和代さんの本を読みまくってました。
資格を取得したり、自分へ投資をする大切さを学びました。
自分への投資って何?って思われますよね?
本を買ったり、習いものをしたり、資格を取ったりすることです。
勝間さんは、収入の10%を投資しよう。
と本に書いてました。

30歳まで合成界面活性剤まみれの生活をしていた自分。
先進国に生まれたのに、無知な自分。
化粧品、洗剤、食品など、自分で選んで買っているはずだけれど・・・テレビからの情報にかなり傾いていることに気づきました。
いろいろ考えさせられているうちに、教育の大切さに気づくのでした。
教育って、なんだろう?

テロリストたちも、もしかしたら、日本に生まれ同じ教育を受けていたら、テロリストにはならなかったんじゃないだろうか。
世の中には、学校に通えない人たちもいる。

そのころ、「世界が100人の村だったら」の本を読み
自分が先進国に生まれた意味を考えました。
自分にできることがあるんじゃないだろうか。
と、考えはじめたのでした。

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