見出し画像

《みんなからの質問:No.81》 博士が作曲や即興演奏で気をつけてる事はありますか?

どうも博士!いつも動画を拝見しております!
少しずつジャズ勉強をし始めてコードトーンを追いかける練習をしているのですが、あんまりフレーズっぽさが出せません。博士が作曲だったり、インプロの時に気をつけてる事だったり、コツとかってありますか?(漠然とした質問ですみません!)


いつも動画を見てくれてありがとうございます!

全然漠然とした質問でもかまいませんよ!

ワシで回答できるような内容なら頑張って回答しようと思ってますので!

さて、質問者様はコードトーンの練習をしておるが、フレーズっぽさを出せないと悩んでおると…

そして、作曲やインプロで気をつけてることはあるか?とな?

ま、多分ワシが回答するまでもなく、多くの人が、好きな音楽を聴きましょう、フレーズを耳コピしましょう、となるし、それも質問者様はわかってると思った上でワシなりの回答をさせていただきますと、

とりあえず沢山表現しましょう

となりますかね!

イメージしてもらいたいのじゃが、多くの人が提唱する、『フレーズやイディオムを勉強する』というのは、ワシ的には海外旅行する時にそこの言語を覚えてから旅しましょうというイメージじゃ!

じゃあ、その言語を覚えないと旅できませんか?と言われると、そんなことないじゃろ?身振り手振りや知ってる単語の組み合わせだけでもやる気さえあれば、旅行はできます!

どこまでできれば表現していいなどというラインは存在しないです!

もちろん恥はかくでしょうね…ワシは昔、何のフレーズも持たないまま(まあ勉強もしてたしリスペクトもありましたよ)セッションとかに言ってたので、よく『ちゃんとジャンルにあったフレーズを弾きなさい』と怒られていました。

もちろんその言葉通り色んな練習もしましたが、それを習得する前にまたセッションしたりライブしたりしてました。

まあ、時代的にもネットはなかったので、動画アップして匿名で叩かれたりすることもなければ、これができないとダメみたいな情報も耳には入ってこなかったですので、そもそも人によく見られる為にとか、正しい為に弾く、とかいうのはあまり意識せずに、

カタコトのまま旅に出る

ということを繰り返して、今に至るとは思います。

もちろん今でもカタコトのまだまだ修行中の身ですが、

『完璧にできるまで…人から否定されなくなるまで練習してから旅に出る』

というのはワシには合わなかったということなんじゃ…

めちゃめちゃいい表現で例えると、コンテンポラリーダンスみたいな…とりあえず表現する!感情を楽器に乗せてみる!イメージでもいいんじゃ(笑)!よくないかな…(泣)

『◯◯はこうじゃなきゃいけない』

みたいなこともあるとは思いますし、『海外では…』『本物は…』みたいなこともありますが、まあ…これも当たり前なんじゃが、人種が違っててもみんな悩んだりしてますよ!

誰々はスゴい!とか、ああいうプレイをしたいんだ!みたいな話は地球上のどこでもしてますよ(笑)!

ま、ワシも…ヘタクソ、インチキ、高校生レベル、とかコメントされますので、ワシより上手い人は沢山いますし、ワシのこの回答も参考になるかはどうかわかりませんが…

そんな下手なワシでもある程度の演奏依頼はあるし、素晴らしいステージのピースとして参加することもできますので、やはり荷作りはある程度でも、

『旅をする=表現をする』

ことをしてもいいんじゃないかなとは思いますゾィ!



例えば…とりあえず、ライブやセッションなら100本、作曲なら10曲、とか目標を決めて、それができたら次のステップ(表現も練習も)とかでもいいとは思いますし、それを仮に実際にする本気度があればその中で色々と気付きがあり、ご自身にも変化はあると思ってますじゃ!

実体験としては…悩みまくりで楽しくない時も今でもあるので、楽しいだけを求めるならオススメはしませんがの…

けど、結局は…やるかやらないかなので、困難を楽しめる、楽しくないことを楽しめるようになれば、少し光は見えるのかなとも思います!

質問者様のナイストラベルを応援してます!

ワシもまだまだヒヨッコなので、旅先で無様にもがいている白衣のギタリストを見かけたら、それはワシだと思ってくださいゾィ(泣)!

ご質問ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?