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《みんなからの質問:No.100》 アコギの弾き方り、博士はどうやってアレンジしてますか?


アコギの弾き語りで(それ以外もですが…)どうしてもワンパターンのストロークばかりになってしまいます。博士はどうやってアレンジしてますか?



ワシ自身は弾き語りでステージに立たないので、あくまでギタープレイにおいての回答にはなりますが…

まず質問者様はその弾き語りの演奏を録音なりして自分で聴いていますか?

何曲か違う曲を演奏している上で本当にワンパターンな演奏(楽曲表現において)に感じていますか?

と、いうのも、まずワシは…あくまでワシは…

歌の伴奏をする時には、基本的にシンプルな演奏を心掛けています。歌の邪魔になるようなボイシングや隙間のないテクニックは多くの場合取り入れません。



というのも、ワシは《歌》を届けたいからですじゃ!

この相反する気持ち伝わりますかのぅ(笑)?

歌を伝える為に、ギターは弾かない(弾きすぎない)ということを心掛けているんですじゃ!

なので、ワンパターンが一概に悪いか、どの曲も違って聞こえるようなアレンジが全てにおいて必要か、という問題にはけっこう慎重になるタイプではあります。

まずはもう一度そこの見直しをして欲しいかなとも感じますじゃ…

まあ、もちろんそれでもワシも多少のアレンジは施しますので、ワシが自己分析した傾向を書きますと




・ワシは傾向として低音側に音をしっかり置くアレンジが多いかなという印象です

ギターはアレンジを高音側(和音や細かいテクニックなど)に広げすぎると、腰高に聞こえやすく、身体を揺らし腰を落とすようなダンサブルなイメージよりカチャカチャ少し忙しく感じるイメージに感じる時が多々あります。

なので、歌を支えるようなリズムとボトム感が薄くならないようにっていうのは常に意識していますゾィ!

そうしているのにはもう少し理由があって

・歌い手にも自由な余白を感じて欲しい

というのがあります。

ギターがトゥーマッチになると、ボーカルの余韻は消え、歌とギターのハーモニーもギター先行になってしまい、歌に余白が少なく聞こえてしまう恐れがあります。

歌が伸びやかに歌えない状態をワシとしては作りたくはないので、仮にもっと音数やテクニック、ハーモニーを入れれる実力があったとしても、ワシはその場においては最低限…最低限というかバランスを考えてプレイすると思いますね。

なので、一度自分の録音などを聞き返すことをして欲しいとワシは本気で思います!

その上で、それはギターのアレンジで何とかすべきなのか、そもそもの《歌》の表現力を上げるべきなのかなどまで考えて欲しいです。




ワシはボーカリストにオーダーすることも多々あります。それはギターアレンジを放棄したいわけでなく、ライブとしてステージとしてより心地よい音楽になればと思うからですゾィ!

ご質問ありがとうございました!


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