村上隆-1

村上隆はオタクが扱うモチーフでファインアートを制作した。この村上隆の作品がファインアートであるのは、彼が作品発表と同時に、「スーパーフラット」というコンセプトを打ち立てたからだ。新規のコンセプトを持つことで、作品はファインアートになる。※〔ファインアート=同時代を表象する作品〕
先行作品として、レゴオブジェので中原浩大の作品があると思う。
スーパーフラットに似た作品は、アンディ・ウォーホールも作っていたが、〔スーパー・フラット〕という言葉は打ち出していない。ウォーホールがいなかったら、もっと巨匠っぽく、扱われていると思う。日本でも、世界でも。

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