今後の世界の予想

昔からよくやって来た未来予想をしてみる。

実は今までかなり当たっているので、面白いが先のことすぎて世界の動きが遅いことに焦燥感がある。

例えばタバコに関しては30年前から今の禁煙兆候がわかっていた。他にもIT化、AI、イクメンなど少なくとも怒る20年は前から予想できた。

さて、今も予想しようと思うが、まずは余談から「ムーンショット目標」が政府の方から発信されている。これは目標通りに行えると思っている。本来ならあと10年で達成と言いたいが、私の予想よりもいつも10年は世界の動きが遅いので2050年でも妥当かなと思う。

さて予想を羅列してみる。

まずは「著作権ビジネスの崩壊」これはすでに東南アジア諸国で起こっている。このおかけで東南アジアは次々と新しいアイデアが生まれて国が活気付いている。本人たちは大半は猿真似だが独創性あるアイデアもある。この独創性あるアイデアは今の日本人には欠けているものだ。おそらく数年のうちに日本は東南アジアに全ての面で負けるだろう。すでに負けていることも多いので私の予想が当たりそうだと思う人もいるだろう。

虹彩認識技術の向上。これは大した予想ではないがコロナ禍でマスクをする人が増えたため顔面全体が必要な顔認証も技術が上がっているが、虹彩認識の方が精度が高くなると予想できる。虹彩認識技術が上がることでマスクを利用した犯罪にも対応可能。様々な点で顔認識より秀でていると言える。きっと日本の技術者がお金で中国に買われて、中国という治験のしやすい国で開発するだろう。

中国とインドの台頭、これは何年も前から言われているがこれからの世界は新しいことが多く増える。そのため、実験や研究が必要になる。その際にもっともしやすい国が実は中国だ。多様な民族と考えが同居している国。そして次にインド。ともに人口が多いからこそできることが多い。かつてはアメリカがその位置にいたが、アメリカは多様性を認めすぎてもはやマーケティングが成り立たない国となってしまった。世界の距離が狭くなった現代では多様性に対応できる国家が強いだろう。インドはもう少し門戸開放すれば中国を超えると思う。これはあと数年でくると思う。

中小規模の国家が合併する。これは20世紀に起こった民族独立に逆行する動きだ。いわゆる「平成の大合併」と同じ現象が世界各地で起こると思う。理由は「平成の大合併」と同じだ。以前よりも権力者が国家運営にメリットを感じないため、合併する利点を重視する点だ。そしてIT時代のため、無用な国境を排除したい国が多くあると思う。この合併の進み方は具体的な国家はわからないが、例えばベトナム、カンボジア、ラオスはかつてはフランス領インドシナとして一つの地域として包括されていた。これらは文化や歴史上同じになりにくいが、この歴史を緩和してしまったり、ビザなしにしたり、流入が容易になったりすれば次第に合併賛成派が生まれる。賛成派が生まれるまで20年。賛成派が行動にうつすまで50年といったところだろう。国家が多くて助かるのは大国のみ。この大国は多くの緩衝国を作りたかったし、他国の団結を怖がっている。どの国から動き出すかわからないが、100年以内には50カ国程度は合併していると読んでいる。

「著作権ビジネスの崩壊」に近いが、創造性、アップグレード、変化が今後の時代では加速する。秘密主義の会社は国家は秘密保持のための労力や費用にお金がかかる。開放主義の会社や国家はその費用がいらないが、その分、次々に創造しなければならない。そしてアップグレードも必要だ。これは実はAIでは難しい行動だ。しかし、AIに取って代わる仕事が増えているため近いうちに人類ができうることはAIにできないことだ。真の創造はAIにはできない。AIにできる創造はあくまでも模倣なのだ。そしてアップグレードもAIにできるものではない方向に持っていくことが人間でしかできないことだ。簡単にいえば、植物育てることと同じだ。種を蒔いたら水と肥料を与える。最適の量をAIで分析して与えると最適の果実を決まった時期に実らす。これはAIの得意分野。しかし、人間なら水と肥料を与えなかったり、悪い肥料を与えてしまうこともある。大切なのはこの「データにない間違えた行為をわざと生み出すこと」だ。これをすることで変異種の果実が生まれたり、土地自体が変化したり、果実は劣化しても「根」や「葉」が食用となったりと変化する。この変化を生み出す実験できる力が生産性あるAIには真似できないことだ。

ずらずら語ったが、本当はまだまだあるので次回にでも話すかな。


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