なぜ日本人は過労死するのか。

この一番の原因は経営者に問題があることは言うまでもないだろう。

そして次に経営者に寄り添う人間がおかしいときにはこれが起こる。

そもそも仕事が好きで苦痛にならない人間というのが一定数いることは事実。

この人たちは自分が特別だと思わずにみんなも同じようにできると勘違いしているからタチが悪い。

被雇用者というのは基本的には収入のために働く。

これは誰がなんといってもまぎれもない事実。

この事実を誤魔化し、経験のためや好きだからという人間もいるが、こういうやつに限って裏ではお金にまみれてる守銭奴だろう。

さて、誤魔化せずに生きている若者は収入が少ない場合が多い。

そうなるとモチベも上がらず仕方なく働く。当然だが未来に希望もないだろう。

かくいう自分もそうだったのでよくわかる。

さて、本題の過労死だが、安定した収入を得て仕事が楽しければ過労死はしないのは間違いない。

つまらなくなったり、ふとした隙間に自殺したり鬱になったりするもんだ。

では何故こうも仕事がつまらないのか。これはとてつもなく簡単なこと。

教育が全てである。

現代の教育は多様な価値観を認めているし、生きる意味というものを深く考える教育や日本の環境がある。

この価値観や生きる意味に対して満足できない仕事なんて、当然だが面白くない。

教育関係の仕事では生徒の将来が楽しみだったり成長を見ることが目的だろう。しかし、現在の教育関係の仕事では時代遅れの教育や考えを生徒に押し付けることや、そのような教材を高額で買わせる仕事など本当にお金のことや他人の事のために行う仕事が多い。

飲食店も美味しいものを食べてもらい喜んでもらうことが一番の目的だろうが、原価計算して安くおいしさを抑えた食べ物を食べさせたり、キャンペーンや色々なアイデアをもって味の追求がおろそかになったりする。

もちろんお金は大切だが、サービス業などは原価のないようなものだから、それに価値をつける付け方次第でどうとでもなる。それで失敗する人も多くいるが、それだけで成功する人も多くいる。つまりサービス内容だけで勝負できないことが問題なのだ。オンライン化して以前よりはサービス内容だけで勝負できそうな世の中へ変わってきたが、まだまだ完璧ではない。ブロックチェーンで信頼の上書きをしたりしながら正当な評価をする世界に変われば、きっと今より働きやすい世の中になるのではないだろうかと思う。

そうすれば働くという意味が今と違い収入のことよりも、人に評価してもらうという原点に立ちもどれると思う。

次回は具体的にどうしたら良いか書いてみる。

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