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「VLIVE VR」に視た、KPOPアイドルグループと”ぐっと近づける”新たな可能性。VRの世界。

KCON 2020 JAPANを含めて、数多くのKPOPアイドルグループたちが来日し、ライブ・イベントを行ってくれる予定だった2020年3月、4月。私も行く予定だったすべてのKPOPアイドルグループの来日ライブ・イベントが延期・中止となってしまい、愛しさと切なさばかりが募り、心強さはもうマジでない!

っていうか、「STAY HOME」という言葉が、この世を占めてしまい、本当にもうイベントどころか、ろくに外にも出られねぇじゃねぇかあああああ!!!!!・・・となって、どうしたもんかなー・・・と私、考え、

「そうだ!部屋にいてもVRヘッドセットを買えば、部屋にいながら外出られるじゃん!」とハッとし、VRヘッドセットを注文し購入しました。

私が購入したのは、Oculus GOというスタンドアローンで動くVRヘッドセットです。

OculusはVRハードウェアとソフトウェア製品の製造でおそらくもっとも有名なVR関係のアメリカで設立されたテクノロジー会社で、現在はFacebookの傘下に入っています。

Oculus GOはOculusアプリ対応可のスマートフォンで設定しさえすれば、PCなどにコードを接続する必要はなく、独立した状態で装着しVR(Virtual reality )、つまり仮想現実の映像体験やゲームなどを楽しむことができます(Wi-Fi接続も必須ですね)。部屋にいながら、スカイダイビングとか、海底の中に入るとか、できるわけです。

そして、ここからが本題なのですが、KPOPファンでしたら、誰もが一度は観たことがあるであろう動画配信サイトVLIVEでは、VRコンテンツも配信されています。一応、VLIVEについて簡単に説明しますと、VLIVEはNAVERが運営するライブ動画配信サイトで、KPOPアイドルが誕生日とかの記念に生配信をしたり、ファンと交流するための生配信をしたりしてくれる動画サイトです。基本的にライブ配信後もアーカイブが残っているので、生配信を見逃したとしても自分の好きなKPOPアイドルのVLIVEでの配信映像はいつでも楽しむことができます。

で、VLIVEにおけるVR映像ですが、見方は簡単で、Oculusの場合はVLIVE VRのアプリをOculusにインストールしたら観られるようになります。

で、私が最初にみたのが、OH MY GIRL눕방(ヌッパン)です。눕방とは、アイドルグループがパジャマ姿で、布団が敷かれた部屋で寝る前に会話をしているような動画を指します。눕다(横たわる)+ 방송(放送)を掛け合わせた言葉です。

専用のコントローラーでOH MY GIRLの눕방の動画サムネイルにアクセスした瞬間、私の眼前には驚くような世界が広がっていました。

ち、近いいいいいいい!

上記したように、VRは仮想現実です。つまり、まるで自分がアイドル達のいる部屋に入ってしまったかのような映像が眼前に広がるのです!

動画をスタートした瞬間、OH MY GIRLのメンバーたちが私を囲うように出迎えてくれました。。。。!なんか文字で書くとじゃっかん気持ち悪いですが、そうとしかいいようがない映像がマジで目の前に広がります。

私、韓国語の勉強をして2年がたちますが、その映像の衝撃で、メンバーたちが何を話しているのか、一切何も聞き取れませんでした。

なんだこの空間は!と驚いているうちに、右端にいたメンバーのユアさんが、私に向かって、指先でつくるハートとともに腕をぐっと私の前に出してきました。驚いてユアさんのほうに目を向けると、笑顔のユアさんと目が合いました。笑顔のユアさんが、私にだけ、ハートをくれている!・・・なんか文字で書くとじゃっかん気持ち悪いですが、そうとしかいいようがない映像がマジで目の前に広がります(2回目)

観終わったあと「なんだこれは・・・」と思わずつぶやいた後、もう一つ、눕방(ヌッパン)を見ました。次に見たのは、元AKB48の高橋朱里がメンバーになっていることでも注目されているROCKET PUNCHというアイドルグループの눕방です。

映像的な意味において、OH MY GIRLの눕방をも、ROCKET PUNCHは超えてきました。なんと、一人ひとりが私に近づいてきて、私に向けて話し始めてきたのです。メンバ―各々が私の目の前にきたものですから、思わず「가까워~~~~~!!!!!(近いよ~~~~~!!!!!!)」と叫んでしまいました(叫んではいない)。一番好きなメンバーのヨンヒが目の前に来たときは、マジで心臓めっちゃドキドキしました。・・なんか文字で書くとじゃっかん気持ち悪いですが、そうとしかいいようがない映像がマジで目の前に広がります(3回目)

上記のような、KPOPアイドルグループが会話をしている映像の他にもTHE BOYSのパフォーマンス映像など、KPOPアイドルグループやミュージシャンの演奏映像もいくつかあります。ただ、まだ正直VLIVEにおいても、VR対応のコンテンツ量は少ないです。

また、VRヘッドセットの限界として、まだ画質がそこまでよくありません。4Kなどの映像を見慣れている方はよけいにそう思うかもしれません。なので、画質上では、ちょっとまだ満足しきれないな・・・、というところが正直なところです。

ただ、実際にKPOPアイドルグループに直接会う、生のライブを観る、という行為が世界の情勢により、非常に難しくなってしまっている今だからこそ、VRは大好きなKPOPアイドルグループと”ぐっと近づける”機会となる大いなる可能性を持っていると思います。

だから、VLIVEにはVRコンテンツにどんどん挑戦してもらえたら、嬉しいな、という気持ちもすっごくわきました。どっちも「V」から始まってるしな!

ところで最近、VLIVEは「新たな公演文化のはじまり」と謳ったBeyond LIVEをローンチしました。アーティストたちのパフォーマンスはもちろんのこと、ライブ配信中にファンとコミュニケーションをとるといった形式のLIVE配信サービスとなっております。Beyond LIVEもVRに対応してくる挑戦をしてくれるだろうと、私は期待しています。

Beyond LIVE VR、マジで待ったなし。

今回は、ここで끝!