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書く⇔ 練習

その昔、月間の「小説雑誌(?)」に、ある作家さんの「小説の書き方」っていう文章が載っていて、それによると「とにかく書く」練習のため、図鑑の文言を使って小説を書くといいって言っていて、でも実際に図鑑を開いたことはなかった

その昔はわたし、現実的な小説ってあまり書けなかったというか、経験も少なかったので、ファンタジー小説一本でやっていたのですが、実際に書いてみたら「ないもの」作り出すよりも現実に沿った小説の方が全然書きやすいって解って、恋愛小説を書くようになった
でもでも、経験がものをいうんです。ドラマや既存の小説を読んで想像で書いていてもどこか似通ってっていたり、現実味がないというか、入り込めないというか、つまらない小説しか書けなくて・・・・
でもね、大人になるといろんなお友達ができる。高校時代のガツガツした恋愛ばかりでなく、大学生になれば「社会人(大人)との恋愛」にあこがれ、社会人になれば「上司の不倫」「同僚の恋バナ」に耳をひそめる。主婦になれば「夫の浮気」「昼顔」「他人の不幸」といろいろと経験しなくても疑似体験できるようななるんです

『オスカルな女たち』を書き始めたころは、いいおとなになっていたのもあるし、友人の話もたくさん聞いて経験値もそれなりに上がってきたのかな~なんて感じで、どろどろの恋愛小説を書いてみたくなった…からだったんだけれど、語彙力というか、妄想の中に小説に関する素敵な言葉の羅列はなく、だからわたしの文章にはいろいろと無理があって、息詰まり80年代の音楽番組や「安全地帯」のお世話になりました(笑)お世話になりましたって言うとちょっとなんだけど、ずーっと聞いてるとね、妄想脳が不倫してるような気分になるわけ…そこからは架空の男を物色するんだけど、そこでもね、なかなかいい男は現れないのよ
現実的にあまりイケメンにあってないのか、想像上の男たち、なかなかわたし好みに育ってくれなくて…でも実在する人だと妄想通り越して変態だし、なんだか固定観念が邪魔してうまくいかなかった

そんなことはさておき、そこで「練習」ですよ。とにかく書くことが練習になるのだろうと、既存の小説を模写?してみたり…と思ったのですが、面白くなかった。そもそも読むの嫌いだからね( 一一)
そして出会ったのが携帯アプリの「乙女ゲーム」です。手っ取り早く恋愛経験するために「乙女ゲーム」を始めたんです、わたし。そしたら意外と面白くてですね、これを紙に起こしたらいい練習になるんじゃないかと思ったわけですよ
携帯をパソコン脇に置いて、ゲームを進めながら打ち込んでいく。面倒な作業ではありましたが、読み返してみれば少々セリフ重視ではありますが、普通の小説となんら変わりないのでなかなかいい勉強をさせていただきました
ときどきアイディアにつまるとね、別な人と恋を始めるの。「乙女ゲーム」主人公(わたし)以外、みんなイケメンだから選び放題だし、だれもわたしを拒まないから

みなさんはそういう「練習」的なことってしてますか?
とりあえず毎日パソコンに向かっていた方がいいんだろうなぁと思って、noteの記事や下書きを書かない時はそんな風に向き合ってるんだけれど、まったく書かないこともある。それはもう完璧なスランプよね
あとはもう面倒な写真の処理とか、貼り付け作業に勤しんでいるけど、ね

最近やっとnoteの機能にも追いついてきたような? そんな感じの今日は、やっと『オスカルな女たち』の目次を完成させたよ




いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです