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書くひと・・・・の、はきだし

小説と向き合うわたしは孤独の部屋の住人だ。ひねり出すという意味では実に言いえて妙な場所。孤独の部屋は不安シェルターに似ている。不安シェルターは心の奥底に潜水しているのだ。では「不安」がわたしの小説の材料なのだろうか? いいやそうではない

むしろここを利用して集中したいのだ、今は・・・・

どちらかというと、欲望か?

妄想とは、自分にとって気持ちのいい場所である

ゆえに、わたしの小説の材料の中に気持ちの悪いものはない、ということになる。が、そうでもない。そこはいろいろ複雑なのだ

あ~なんか「いいこと」言った風に聞こえる (*´ω`*)


現在新しい小説を準備している(つもり)・・・・なのだが、構成は出来ているのに書きだせずにいる。まったく言い訳でしかないのだが、ひとつ書けばなんとかなるはずなのにその最初の一歩を出し惜しんでいる感じ。いや、惜しんではいない。たくさん候補があり過ぎて選べないのだ。ぜいたくな悩みのようにも聞こえるが、溢れているのは最初の一行だけで、悲しいかな、そこから続いていかないのだ。書き出しだけでつまづいていたらこの先がもっと不安

あぁ・・・・( 一一)

調子は悪くはない。なのに、なぜだろう
書きたいのにな・・・・もしかしたら興味がモテてないのかな

わたしが小説を書く上で一番悩むのが、主人公の年齢だったりするんです。ここが若干切り売りタイプのわたしには厳しい壁。簡単にいうと、おばさんなのに学生の話を書くとか、記憶を辿っても過去であって現在の学生生活ではない。逆に若いのに熟年夫婦の話を書くなんてのは経験が足らなくて、じわっとした部分が書けてしまう…なんてことです。だれでもね、実年齢の話を書くのが一番楽に決まってる。でも不思議とそこを避けたいのが本音で、流行りの言葉を知らなかったり、器械に弱いというのがネックになる。まぁそれは勉強すればいいんでしょうけど、勉強したからといって自分のモノにできるわけではない。苦手分野はどこまで行っても理解できないから

わたしは、もしかしたら難しく考えすぎてるのかもしれない。だけど「嘘」をつきたくない。小説自体は「嘘」を書いているようなものだけれど、例えば自分の知らないことをさも知っているかのように…ということができそうでできない。ここを超えられたらサクサク行くのにな

例えば「洋服屋さん」
利用者側から見れば、店に洋服が並んでいて売っているだけだけど、バックヤードでどんなことが起きているのか解らないとどこかで矛盾が生じる。その服は海外から仕入れているのか、チェーン店で本店から送られてくるものなのか、ハンドメイドの一点ものなのか・・・・話の流れてまったく必要がなくても知っていると知らないとでは余裕が違う⇐多分これは個人的なこと
例えば「居酒屋」
利用者側から見れば、注文したものをそこで作って出していると大概は思うけれど、お酒に関して言えば原液があってそれを正しく配分して出すだけということもあり、はたまたオリジナルで作るカクテルなのか、出来上がったものを注ぐだけなのか、もしくはすごい酒造のお酒を仕入れているのか、実は食べ物はチンしてるだけ・・・・とか、想像は計り知れない

恋愛小説なのに、ちょっと立ち寄ったバーやレストラン、いつも行ってる美容室やスーパー、どうでもいいことが気になって気になって前に進めなくなることがある。そしてそのどうでもいいことに気を取られて本文がおろそかになる。あれ? 恋愛小説どこ行った?って
逆にそれを無視して本文を進めようとすると、感情も動作もなく会話だけが先走る。素人かよ!?ってくらいに(いや、若干そっちよりだけど)、ベッドの上の会話なのか、トイレの前の会話なのか、そこはリビングかカラオケボックスか、ただのセリフの羅列が並ぶだけで映像として脳に入ってこなくなるのだ

あぁ・・・・(;一_一)

ふりだしに戻った。ぐるぐるしてくる、頭悪いね
あぁ、最初からやろうとするからダメなのかもな。別に途中からでもいいんだわ、わたしのやり方だと

わたしはプロットを作らない…てか、書けない。そこが問題か!?
ふりだ…いやいや、サイコロの目は回っている。小説を書く上で前後することはあっても「ふりだしに戻る」はあり得ないのだ

がんばろう


いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです