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座右の書

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kindleで読める推薦図書。少しずつ置いていきます。
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強みに気づく

強みと才能の関係人生における真の悲劇とは、傑出した強みを持たないことではなく、強みを活かせないことである 「強みを活かせば強固な人生を築くことができる」というのが本書の主張である。 「でも私には強みなんてないよ…」 という声が聞こえてくる。 もちろん強みが勝手にきらめくなんてことはない。強みは、一人ひとりが持つ天性の才能を磨いてはじめて輝く。 「ほらだから言ってるじゃん。私には才能なんてないって…」 安心してほしい。本書が定義する才能とは単なる脳のくせにすぎない。

『 #本棚をさらし合おう なんて思ってもみなかったから本棚がないし、みんなの本棚に触れたら私は本や読書が好きってわけじゃなかったんだと気づいた話』

私の部屋にはほとんど本がない。 おおきな木 ちゃこの#推薦図書 「おおきな木」を読み、絶版の本田錦一郎訳のものを入手。 書くことについて コボ・コボボの『フィクションは実在する』に感銘を受けて。 フィクションは、実在する みんなのnoteを読みながら何度口にしたことか。個人的流行語大賞最有力フレーズ。 ドラことば心に響くドラえもん名言集 長男(といってももう22歳の社会人)とドラことばのコマで遊ぶために入手。 まとも?!?!? なのはこの3冊だけ。 ギフト用にス

受け容れるということ

ないものねだりはむなしいね。完ぺきはないのに。 金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』が好きです。感性が素敵。お互いのもてる力に気づける感性が。 「みんなちがって、みんないい」はまるくてやわらかくて力強い。ありのままをとがめない。自然体。しずかにおおらかに「すべてはそのままで正しいよ」と告げる。愛がある。許しがある。ひろい。 そうか、こういうことだったのかと気づかされる。 多様性の受容って。 私と小鳥と鈴と 私が両手をひろげても、 お空はちっとも飛べないが、 飛べる小鳥は

王子さまの思いやり

大切なことは目に見えない王子さまの住む星はとても小さい。すこしでもまっすぐ歩くとすぐ元の場所に戻ってしまい、椅子をちょっと動かしただけで夕日を見ることもできてしまう。そんな小さな星にたった一輪だけのバラの花がいました。おしゃれで、ちょっと気難しくて虚栄心に満ちたプライドの高いバラは意地悪な言葉で王子さまを振り回します。本当は王子さまのことを愛していたのに。バラのために善意で何かしてあげたいと思っていた王子さまですが、バラの言葉にひそむとげに傷つけられすっかり落ち込んでしまいま

みんなわがまま

私はわがままです。そしてあなたもわがままです。人間はみんなわがままです。誰もが自分は正しいと信じて疑いません。主観的なそれぞれが、自分の幸福、自分の利益を求めて生きています。 相手がままならなくて歯がゆいときというのは、自分のわがままが受け容れられなかったときとも言えます。では相手が思い通りのときってどうだろう。それは相手が我慢の顔を貼りつけているだけなのかもしれません。 人間というのは本当に厄介です。自分のわがままは認めるくせに他人のわがままは許せないのです。自分のわが

愛は技術である

人間のもっとも強い欲求とは、孤立を克服し、孤独の牢獄から抜け出したいという欲求である。 孤立を避けるもっとも一般的な方法は集団の一員となることです。みんなに同調してさえいれば、孤立を免れることができます。簡単ですね。自我などそっと寝かしつけ、永遠に起こしてはいけません。個性は殺してしまいましょう。 あれ?駄目ですか?みんなと同じですよ。えっ、個性がないのが嫌ですか? 仕方ありません。では愛されキャラを目指すというのはどうでしょう。みんなとは違う。特別。愛されるというのは

認められなくてもいい

一番他人の賛同を得そうな人は、決して賛同を求めず、望まず、そんなことに心を奪われたりしない人なのである。 他人に認められてる人と聞いて、あなたはどんな人を思い浮かべますか? 飾らない、率直で正直な人 他人の意見にむやみに左右されず、自分を発揮できる人 結果にとらわれずに、ものごとをありのままに語る人 如才なさとか駆け引きよりも、誠実さのほうが大切だと思う人 腹の探り合いや、他人の感情をそこねないことにばかり気をつけるような会話とは縁がない人 認められたくて躍起になる人