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ランナー記事

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実際にお会いしたランナー、またビデオチャットを通してインタビューを行った世界中のランナーたちにとっての”ランニング”について紹介しています。
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#ライフスタイル

ランニングは悩みの解決策

シドニーで一緒に走ってランナーの1人、マシュー・ハドソンについて紹介したいと思います。 3000m 8分09秒 5000m 14分06秒 10000m 29分16秒  ハーフマラソン 65分49秒 上記の素晴らしい記録を彼ですが意外にもランニングを始めたのは27歳の時で今から9年前でした。 10代後半から20代半ばまでスポーツとは無縁の生活で週末はパーティーで飲み明かす日々だったと言います。当時のIT企業で夜のシフトで働いていた彼にとってパーティスタイルの生活に最適でした

日本を走ったイギリス人記者とは

「日本を走ったイギリス人」 本屋で見つけた一冊の本の表紙に書かれたこの文字がすごく印象的でした。 イギリスの首都ロンドンから4時間弱の電車に乗り、私が向かった先はイギリス南部に位置するデボン州の小さな町トットネス。 駅で待ち受けてくれた男性の名はアダーナン・フィンさん。イギリスでベストセラーとなった「The running with the kenyans」「The way of the runner(日本語タイトル:駅伝マン)」の著者。 実際に家族でケニア、日本に半

アルコール依存を乗り越えトップランナーへ

「悩みを打ち明けることは弱さじゃない」 アルコール依存症を乗り越え、オーストラリアのトップランナーとして活躍するハリー・サマーズ。友人であり、かつ前回紹介したベン・セントローレンス同様、私のランニングへの狭い考えを打ち砕いてくれた一人です。 ベンの記事はこちらから。 2015年の8月、ハリーと出会ったのはオーストラリア、シドニーにあるランニングクラブへ初めて参加した日でした。 メニューは2000m+1600m+1200m+800m+400m。 早速一人が飛び出す。オリ

100kmマラソン世界選手権代表の女性とは〜走ることは自分の強みを生かすこと

オーストラリア、シドニー在住のラリッサさん。 50km,100kmウルトラマラソンのオーストラリア代表。ある出来事がランニングに本気で取り組むきっかけだったと言います。 ランニングを始めたのは8歳の時。学校の3kmクロスカントリーが最初のレースでした。 2.8kmまで先頭を走りながらも最後の上り坂で歩いてしまい逆転されて2位なったことは鮮明に覚えていると言います。 それによりランニングは彼女にとってのスポーツとなり、学年が上がるにつれてもクロスカントリーには参加し続け全国

私にとってランニングは自己成長の喜びを与えてくれるもの

シンガポール在住のジャネットさん。 小学校の教員として働きながら、ウルトラマラソンやトライアスロンにも参加します。ランニングを始めたのは10年前。彼女が40歳になって走り始めたきっかけはなんだったのでしょう。 2010年に走ることを始めましたが、当時はトラック1周400mを走るのが精一杯で職場の仲間からは冗談交じりですぐやめるだろうと言われていたそうです。健康なライフスタイルを志したため簡単には諦めないと強く決心したと言います。 ただ順調には進みません。たった週2回2km

私にとってランニングは楽しみでありストレス発散の場

シンガポール在住のシンシアさん。 シングルマザーで2人の子供を育てる彼女の生活は一体どのようなものなのでしょうか。 現在はオフィスワーカーとしてフルタイムで働きながら週6日走るシンシアさんですが、学生時代は柔道に打ち込んでいたそうです。大学を卒業すると運動をすることをやめて体重が増加したことが走ることを始めたきっかけと言います。 しかしダイエットで始めたランニングも次第にダイエットが理由だけでは満足が得られずにレースに参加することを決意。そして自己ベストを更新していく喜び

ランニングは日常に欠かせない栄養源~ご飯を食べよるなもの

今回紹介するランナーはシンガポール在住のマリーさん。 会社の経理として働き、3人の子育てに奮闘しながらランニングを楽しむマリーさんのライフスタイルとは、一体どんなものでしょうか。 彼女がランニングを始めたのは、シンガポールに引っ越してきた8年前。それまではテニスに真剣に打ち込んでいて、ランニングは体力向上のためにおこなっていた程度。しかし、シンガポールの高温多湿な気候ではとてもテニスができないと断念したそうです。そこで、家族のスケジュールとの兼ね合いや健康維持、そして体重を