ご結婚おめでとうございます。並びにご両家の皆様、心からお祝いを申し上げます。本日はこのような素晴らしい席にお招きいただき誠にありがとうございます。只今ご紹介に預かりました、新婦友人の山口と申します。僭越ながらお祝いの気持ちを手紙にかいて参りましたので読ませていただきます。とても緊張していて、かしこまるとうまく話せなくなってしまいそうなので、いつものように岡井と呼ばせてください。 岡井へ 結婚おめでとう!岡井の晴れ姿を見られる日をとても楽しみにしていました。そして友人代表スピー
寝れねえ夜はnoteを書くと相場が決まっているので書いていこうと思う。 最近、ここ数年私の好きなバンドはすごく規模が大きくなった。 一般で取れていたチケットはいつのまにかファンクラブ会員であっても難しくなった。 彼らを取り巻く人が増えた。 古参新規顔ファンリアコ応援したい気持ちも好きも様々、そんなことは分かっているのに、炎上するたびSNSにいるのがつらくなった。 私は多分厄介古参オタでこの渦巻いた巨大なミセスというコンテンツが怖くなった。 大きな会場でペンライトを振る。
生きているだけで 遠ざかってしまうのが分かるから あと少しそばにいて 読みたい漫画が見つかるまで どうか温かいままでいて 上手に手を重ねられないから 決められた場所におけるようなものにならないで お願いだからそばにいて 思い出にしないで 約束して 君は 君は生きていて
美術館には幼い頃よく行った 母に連れられなんとなく見ていた絵 有名なんだな、それだけだった でも最近はどうにもちがう 海や山に行きたい紅葉見たいみたいな感じで 絵が見たい ただそれだけで いつのまにか誰にも言われずとも自分でチケットを買って美術館に行くようになった 知識もない技法も知らない なんなら心動いた絵や作者も満足に覚えられない それでも絵が見たい 大原美術館で陽の死んだ日を見た もうどうなってもいい、きっと高価な絵の具が画面いっぱいの感情、温度、匂いで溢れていて
君の誕生日に毎年noteを書いていたのに君と別れた日に更新するはめになりました。 もう実はそんなにこだわりとかはなく、ああもうあんなことは、これからきっとずっとないなという感覚が確信に変わりはじめた4年目です。 住んでいると思ってた場所とは違うところで毎日を生きていて、君が社会人になった経緯も経験も知っていた場所でも働いていなくて、彼女がいて犬がいて もうお腹いっぱい〜って感じです。 知った日にはハリドリの頂上で叫んでしまい瞬きができず涙がでました。もうでも君という存在が遠す
沼という言葉がある 沼な人、沼る行為、 何だか私はここ数年ぬかるみすぎて どろどろしている 情緒、身辺、全てが泥い 全身が重くてとても起き上がれない 好きを拗らせていることは分かっている 好きなドラマの最終回は見れなくていつも7話らへんで終わってしまう。 本当に人生を共にしたアーティストのLIVEは誰とも行きたくない。 好きな映画は知られたくない。同じ感情の響き方をしてほしくない。わかってほしくない。 好きな人は実は自分のことを好きじゃなくなってから安心して気持ちをぶつけら
1人になって力尽きてどうせ朝が来て、 あの瞬間のずっしりくる孤独に争いたくて また終電を逃してアルコールをずっと飲んでいた タクシーに5000円使って 2000円の泡ででてくる洗顔料が買えずにいる 日々よりも何もかもを忘れられる自由な一瞬に重きを置きすぎて 1日1日がこんなにも辛い 注入されたガスが情けなく悲鳴を上げて 少量の泡を塗り広げた 私の顔は大きく何も綺麗になんかなっちゃいない 会った後返信が全く返ってこない異性に振り回されている。 彼氏じゃないから追いラインす
明け方 酔っ払って初めて電車を乗り過ごし 知らない駅に着いた どこだここ 帰り方も知らないし 今なら飛べるかもしれない 昨日誰かの要求に答えて薄着で だいぶ寒い 風が直接地肌に触れ なんだまだ撫でて貰えるんだと思う こんなことで撫でて貰えるなら もっと早く脱げばよかった とりあえず違うホームに向かって さっきと違う電車に乗る もしかしたら家につくかもしれないし と思いながら 早速意識が遠のいている 気の持ちがいい、きもちいい、きもちいい、 アルコールの安眠が尊くて こん
白の粒々透明で飲み込む 健康であるために傷つける胃が 何か生えそうで腐りそうで 綺麗な羽じゃなくてごめん 終わりを決められるのが怖くて 見ないで空白にしてしまった吹き出しを 今日も思い出して…って嫌だから 沈んで仕舞え浮かび上がるごめん この面で後何回生きればいい 御をつけて謝った気になって いいよいいよって許されることすらも 気体になってしまっている 覚えたてのとっておきを日常使い ある技全部君に届くな 缶も空になったことだし どうせなら燃え尽きてしまいたい 菫芥子
やあ、たどり着いたかい まわりくどい文字の残し方でごめん どうせなら文字がよかったんだけど、まあまあなデジタルな方法になっちゃった 仕方ないよね 約束をやぶろうとしてるんだ でもずっと決めてたことだから、 たまたま今ってだけで、大丈夫だよ 今日すごい盛れてさ、暑くも寒くもないし、最高なのよ、そんで化粧もコンタクトも泣いてとれちゃって色んな気持ちがずれ込んで最低なの 目が腫れることや明日のビジュアル気にせず泣けるって最高 ぼやけて見えるけど実はもっと早くこうなりたかったかもし
紙ナプキンは2枚、お水は多めに入れておこう 1人で生きるとはそういうことだ 30歳になったらカルティエの指輪を買って 自分にプロポーズしようと思う 生身すぎて地面で寝て風を浴びないと腐る気がする なんだドレスが着れるのは 結婚式だけじゃないのか そうだクルーズ船に乗ろう この絶望感は結局拗らせずに次にいっちゃうか ら置いてかれた感だ知っていた ご飯がつきそうになった時に袖を持ってくれる人 荷物を持ってくれる人 かわいいって言ってくれる人 そんなことじゃなくて 優しい
1人で外に繰り出す時ほとんどイヤホンが必要になる。普段雑踏のなかにいるからだろうか、自由な時間は自分が選んだ音だけ聞きたいことが多い。曲は気分によって決めたり自分の中で流行っているものを選んだりしている。好きな曲やハマっている曲は熱狂的に繰り返し、やがて聞かなくなる。 それでももう何年も定期的に聞く音楽もある。 例えば、失恋や寂しい気持ちになると私は必ず大森靖子を聞く。 魔法使いはニ度死ぬ、君に届くな、呪いは水色、きゅるきゅる、cunter culture、ムゲンライセ 選
何か嫌なことが起こるといつでも人生なんてやめてしまえると本気で思っていた。 でも最近死を選択できることが贅沢であると気づかされることがとても多く完全に逃げ場を失ってしまった。 なんとか辛辛と生きて悲しくなるタイミングも逃し、ご飯を食べている時や寝れない夜にふと泣いたりした。人生をやめたいと思う自分を責める時間が増えた。 私の周りばかり元気がなくて居なくなっていく 私が台風の目になったような 渦の中心にぽつんと立たされたような 孤独感がある。死神になったのかもしれない。
壊したものがある。 結構派手に。 多分って言葉がいらないくらい治らない。 それは目に見えないし、 毎日感じるものでもない。 気づかないように、 それが素振りだと分からないよう自然に ほうっておいた。 つらつらと生きることができた。 年が変わり歳が変わり、なんだか時間だけが過ぎても、それは全然いなくならなかった。 日々を鮮やかに 楽しいことも増やして与えてみたりして 時を経た 壊れてるよって状態にした。 誰が壊したのか分からない どうして壊れたのか分からない そんなふ