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総括2021

キスをした。指輪をした。化粧をした……。

これらは山岳ベース事件で総括という名目の元、女性が集団リンチ・殺害された理由です。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが簡単に説明しますと、山岳ベース事件とは1971年から1972年にかけて連合赤軍が起こしたリンチ殺人事件です。

※連合赤軍……1971年から1972年にかけて活動した極左テロ組織。山岳ベース事件の他にあさま山荘事件を起こした。

なぜ、そのようなリンチ殺人事件が起こったのでしょうか。連合赤軍にとって身体的な特徴含め、女性であることは否定されることだったからです。女らしさを出すことは男性(支配者)の価値観に縛られている、だから自らの行動を総括しろということだったのでしょう。
しかし、人の内心をどうして他人が判断することができるのでしょうか。
化粧も指輪もキスも好きだから行っているのに、それは他人の価値観に縛られていると言われて罰せられたらたまりませんね。

……ところで上記のように、一般的に女性らしいとされている女性の行動を現代社会に洗脳されているといっている集団に身に覚えはありませんか?

そう、フェミニストです。

2021年、総括は我々にとって他人事ではなくなってきました。

※この記事は筆者がTwitter上で見聞きし、考えたことをまとめた記事となります。難しいことは省いています。以上理解の上、読んでいただけると幸いです。

昨今フェミニストが女性の生き方についてあれやこれやと声を上げることが目立つようになってきました。反フェミ女性に対する名誉男性や奴隷頭、既婚女性に対する飯炊きオ●ホなど……これらはほんの一例でしかなく、この他にも目を塞ぎたくなるほどひどい暴言がフェミニストから女性に向けて浴びせられています。

なぜ、このような暴言をフェミニストは非フェミニストに吐きかけるのでしょうか。それは彼女たちの根っこが山岳ベース事件を引き起こした連合赤軍と同じだからです。
連合赤軍は女性らしさや男性らしさを否定しました。ジェンダーフリー思想を先取りしていたのです。
フェミニストも連合赤軍同様に女性性を否定し、男性にも男性性を降りよと呼び掛けています。その先がどうなるか、現実的な話は提示されていません。彼女達には理念しかないから当たり前ですが……。

フェミニストは女性のさらなる社会進出を目指していますが、男性と親しい関係となる女性を女性の社会進出のための邪魔者としています。なぜ邪魔なのか。結婚し子供を産む女性は、男性が作り上げた家父長制やその価値観に縛られており、そういった女性が存在すること自体が家父長制の再生産に繋がるとフェミニストは考えているからです。

フェミニストの邪魔者は家庭に入る女性だけではありません。女性性を否定するフェミニストにとって、女性らしい体つきの女性もまた邪魔者となります。そういった女性は男性に媚び、また男性の操り人形であるからです。男性に媚びているという点では、男性が好むような萌えを好む女性も邪魔者となります。

そう、言っていることが連合赤軍と同じです。歴史が繰り返されています。
つまりフェミニスト達が行っていることは総括2021といってもいいでしょう。

このことはフェミニストの言動を見れば納得していただけるんじゃないでしょうか。例えば某靴の方に改善点をリプライした高校生に対して反論、信者もそれに乗ってボコボコにしたりだとか、巨乳の女性モデルに胸を小さくする手術を受けろとか、とにかく思想に反する者や疑わしい者はとりあえず集団で潰そうとしているのがフェミニストの現状です。

また、総括はフェミニストから非フェミニストだけでなくフェミニスト内部でも行われている様子が見られます。むしろフェミニスト内部の意見の相違で袋叩きが行われていることの方が総括と表現するのに相応しいでしょう。なんてったって元は内ゲバですから。

連合赤軍の亡霊がフェミニズムを媒介にして現代に生まれ落ちています。その誕生は決して喜ばしいものではありません。彼女達の思想は女性の生き方を制限するものに他ならないからです。

山岳ベースからネットに刑場を移した現代の総括ですが、フェミニストが振りかざす理念はそれに反対する人にも届いています。フェミニストの総括対象への暴言は他の人にも届いています。故にフェミニストに反対する女性が増加してきていると感じています。
おそらくフェミニストに対するスタンスが違うので皆で一致団結して……ということは言いません。ですが、各々がフェミニストへ意見することができたらいいと思っています。

この記事を書くにあたり、日頃お世話になっているゆっくり妹の経済学講座さんの動画を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
コチラの動画もぜひ見てください。こちらの動画を見たらこの記事読む必要ないです。


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