現場に行くこと

馳浩石川県知事が、震災発生から14日まで現地に足を運ばなかったことについて、記者からの質問に応えている記事がある。

馳浩石川県知事「元日から24時間知事室に滞在して適時適切に指示を決裁していた」発生から14日まで被災地訪れなかった理由語る ｜ MRO北陸放送

この記事によると、岸田総理と同行する14日まで、被災地を訪れていないことに対して、一部から批判の声が上がっていたとのことだ。

批判の声がどこから上がっているのかは分からないが、この記事を見る限り、馳知事は実務としてやるべき職務を全うされている。

もちろん、現場に行くことは大切だが、緊急事態時に、被災地と言う特殊な現場へVIPが足を運ぶのは、かえって現場に負担をかけると言う悪手になりがちだ。

それであれば、現場が動きやすいように、必要な決裁を行う方が、現場としては助かるのではないかと思う。

TOPが現場に行くことは大切だと思うが、緊急事態時は、時としてTOPが職務を全うする方が良いこともあると感じた記事だった。