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火起こしって、面白い

この土日、千葉県にあるワシントン村というグランピング施設へ、家族で泊まりで出掛けた。

グランピングが初めての我が家にとって、この施設にある長屋門は、最高に良かった。プライベートな庭で、BBQや焚き火を楽しみ、風呂トイレや寝室はまるでペンションのような長屋門で過ごす。最高だ。

さて、そんな初グランピングで、まずは火起こしから始めることにした。娘が食材を切る担当で、私と息子で火起こしにかかる。

おいしそうな食材たち。

火をつけたいのは、手前のテーブルにあるBBQコンロ、右奥の薪ストーブ(昨晩は寒かったので)、そして、左奥の焚き火である。

BBQコンロには炭がセットされていたので、着火剤を置いて、せっかくだから、と言うことでファイヤースターターで火をつけることにした。

これが、なかなかに難しく、私も息子も家内も、火花を散らすところまでは行くが、どうにも着火剤に着火しない。食材を切り終えた娘がやってみると、高確率で火花を散らすので、娘に集中してやってもらい、着火剤に着火。

良い感じに火が出ているが、グランピング初心者の我が家は、これで安心してしまった。当たり前だが、着火剤に火が付いても、炭に火が移らないことにはBBQはできない。安心してボケっとしていた最中にそれを思い出し、燃え尽きそうな着火剤と僅かばかりに火が移った炭に必死で息を吹きかけ、団扇であおぎを繰り返し、何とか炭火焼きができる状態へ持って行く。

そして、薪ストーブと焚き火に移る。薪ストーブは、難易度が高そうなので、焚き火から。こちらも着火剤へファイヤースターターで娘が着火するが、炭に比べて、薪は難易度が高い。BBQコンロから炭火を移して、息を吹きかける、団扇であおぐを繰り返し、何とか焚き火を燃え盛らせる。

そして、最後に薪ストーブ。これは、もう最高難易度だった。火種を焚き火から移して、薪を焚べる窓から息を吹きかける、団扇であおぐをやっても全く燃え盛る気配なし。色々と試行錯誤した結果、薪を焚べる窓を閉めて、灰を落とす窓を開けて、下から団扇で空気を流し込むと、これが功を奏して、薪ストーブの着火に成功。

こうして、無事にBBQ開始。

労働(火起こし)のあとのビールと肉は美味い。これまで、キャンプやグランピングの面白さを今ひとつ理解できていなかったが、これは確かに面白いかも、と思った。息子と2人で、必死に火起こしをやっていたが、火を起こすのって、こんなに面白いんだと思った。

ちなみに、ここに書いたことは、キャンプ/グランピング経験者からすると、そんなの当たり前だろ、と言うことかと。それでも、色んな予備知識なしに、火を起こしてみようと考え、試行錯誤しながら火を起こすのは、かなり面白かった。そして、自分なりのコツみたいなものを掴んだりもしたので、今朝の火起こしは、かなりスムーズだった。

これは、焚き火にハマるかも。

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