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アマゾンの最強の働き方を読んでる

先週末あたりから、[アマゾンの最強の働き方]と言う本を読んでいる。ジェフベゾス氏を支えた参謀が書いた本で、2022年1月初版発行である。

全497ページと結構なボリュームで、いま192ページまで読み終えたところである。この本は、大きく2部構成になっており、1部は所謂アマゾンの仕事の進め方に関することが書いてある。2部はそれらを踏まえながら、具体的なAmazonのサービスやプロダクトがどのようにリリースされて、今に至るかが書いてある(らしい)。

まだ、1部の途中であるが、かなり刺激的で面白い。ジェフベゾスと言うカリスマ起業者が、Amazonを世界に名だたる企業にしたのは間違いないが、企業規模の拡大に伴い、ジェフベゾス氏の考え方や仕事のやり方がプロセスに組み込まれるように、試行錯誤してきた様子がよく分かる内容になっている。

そんなジェフベゾス氏は、2021年7月にCEO/社長を退任し、現在会長のみの肩書きである。経営への関与度は分からないが、2022年1-3月期にAmazonは数年ぶりの赤字を記録している。売上は増収だが、EC売上は3%減、AWSが2桁成長という構造になっている。これが次への成長に向けた流れになっていくのか、はたまたカリスマを失った反動なのか。この本に書かれているカリスマに頼らない仕組みを作ってきたと言う答えが、ここ数年で見られるのかもしれない。

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