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筋書きのないドラマは続いていく(ルヴァン杯決勝:広島対C大阪)

今日は、ルヴァン杯決勝:広島対C大阪をTV観戦した。結果は2-1で広島が勝利し、ルヴァン杯初制覇となった。

このゲーム、試合開始からライブで観ることはできず、TVをつけたら、マテイヨニッチが退場するシーンだった。C大阪が先制し、リードしていることは知っていたので、流れが変わるレッドかもな、と言う予感があった。とは言え、ゲームは残り10分を切っており、簡単ではない展開ではあった。

10人になったC大阪は1441のフォーメーションで守り切るつもりでいたと思う。攻める広島に守るC大阪と言う構図は明らかになり、ゲームは90分を迎えようと言うあたりで、何とハンドによるPKを広島は得ることになる。思えば先週末の天皇杯決勝最終盤でも、決めれば勝ち越しと言うPKを広島は得ている。ルヴァンでは同点ゴールになるPKではあるが、これをソティリウが沈めて、土壇場で1-1のスコアになる。このまま延長かな、延長になったら、C大阪は厳しいけど、PKまで持ち込む前提で戦うのかな、と思っていた矢先の96分にCKから、またもやソティリウがダイレクトで合わせて決勝ゴールを決める。これには痺れた。

そして、ゲームはこのまま終了し、広島は初のルヴァン杯制覇を果たした。

個人的には、先週の天皇杯から今週のルヴァンで広島が優勝するまでのつながりに痺れた。

10/16に甲府が天皇杯に優勝したが、リーグの戦績が振るわないため、10/18に吉田達磨監督の今シーズン限りでの退任が発表された。


時を同じくして、遠く宮崎の地で、吉田監督を最も影響を受けた指導者として仰ぐ、工藤選手がICUに入ったことが発表される。

10/19に行われたJ2:甲府対町田戦で勝利した吉田監督が、試合後インタビューで教え子である工藤選手を想い、遠くの空へ届けたいことがあった、と発言から、吉田監督にとっても思い入れのある教え子であったのだろうと思われる。

しかしながら、10/21に残念ながら、工藤選手は帰らぬ人となってしまう。


一方で、工藤選手が柏の次に長く在籍したチームが、ルヴァン杯決勝を戦う広島であった。

そして、広島は苦しみながらも、ATの劇的な同点、逆転劇で、ルヴァン杯初制覇に辿り着くのである。

先週の甲府優勝と言い、今週の広島優勝と言い、こんな筋書きは、絶対に書けない。それでも、それが現実に起こってしまうのだから、やっぱり人智を超えた何かは、あるのかもしれない。

カップ戦が終わり、Jリーグも、いよいよ最終盤。そして、その後はワールドカップもある。もしかしたら、筋書きのないドラマは、まだまだ続いていくのかもしれない。

工藤選手へ哀悼の意を表します。

そして、サンフレッチェ広島の皆さん、ルヴァンカップ制覇おめでとうございます。

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