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フレンチトーストは卵液に浸すべからず!
我が家では、朝食は私が用意しています。平日はただ出すだけのもので済ませていますが、休日の朝はオムレツを作ったりフレンチトーストを焼いたりしています。
最近はまっているのが、牛乳と卵を混ぜない方式のフレンチトーストです。
フレンチトーストの一般的なレシピは、卵と牛乳と砂糖を混ぜた卵液に食パンを浸すのですが、この卵液、食パンに全然染みこみません。ネットの記事やYouTubeで、簡単に染みこむ裏技と称して、卵液に食パンを浸した後電子レンジで温める方法が紹介されていますが、これやっても、あんまり染みこみません。結局、一晩〜半日くらい浸しておくしかありません。しかし前日から仕込むのは、非常にめんどくさいです。食パン数枚が入る巨大なタッパーを用意し、そこに食パンと卵液を入れ、さらに冷蔵庫にこのタッパーを入れるスペースを確保せねばならず、ここで諦めてしまいます。
そこで最近知ったのが、先に牛乳に浸した後、卵を表面につけて焼いてしまうという方法です。この方法は、染みこませるための待ち時間がほとんどありません。朝起きて、思い立ってからで十分間に合います。
具体的には食パン(4枚切りくらいの分厚いやつが旨い)2枚に対して、
A液
牛乳1カップ
グラニュー糖大さじ2弱(20g)
バニラエッセンス数滴(無ければ入れなくても全然OK)
※砂糖が溶けにくいので、電子レンジで少し温めると良いです。
B液
卵1個
グラニュー糖大さじ1弱(10g)
※よく混ぜておきます。
まずは、A液に食パンを浸します。卵が入っていないので、あっという間に染みこみます。食パンを入れて10秒くらい待ったら裏返してもう10秒。こんなもんです。その後、B液にくぐらせます。B液は、染みこませる必要はありません、パンの表裏、それぞれの表面に付けるだけです。
そして、バターをたっぷりと(カロリーとおいしさは比例します)入れたフライパンで両面焼けばOKです。卵が付いている表面はカリッと、中はふわっとジューシーになります。
この方法だと、適当に焼いても失敗しません(火を強くしすぎて必要以上に焦がさないようにだけ気をつけて!)。通常のフレンチトーストでは、卵が中まで染みこんでいるため、中まできちんと火が通っていないと卵が生のままで生臭さが出てしまい、食感も悪くなります。かといって、火を通しすぎると硬くなってしまいます。
しかし、このレシピでは卵は表面に付いているだけなので生焼けの心配は無く、さらにカリッとした食感も得られます。中身はとりあえず温まってさえいればおいしいし、焼きすぎても牛乳だけなので固まることはなく、常にジューシーです。
みなさん、ぜひお試し下さい!
完成したフレンチトーストの写真を撮っておけば良かったんですが、撮っていないので、以前撮った卵の写真を貼っておきます。ちなみにゆで卵です(撮影中に落ちたら怖いから)。
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