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「くじらといるか」から学ぶ素敵な関係✨
こんばんは!
工藤直子さんの詩集から、凄く素敵だなと
感じたので抜粋させていただきます!
タイトル 「恋するくじら」
「ぼく、そのひとをお嫁さんにしようかしらと思う」
「それはいいね、くじら」
「そうしたら、ぼくはそのひとに、いつでも好きなときに、きれいだね、といってあげる」
「ぼくも、そのひとに、あなたはぼくの親友のお嫁さんですね、といってあげられる」
「そのひとは、いつでも好きなときに、ぼくのそばで笑ったり昼寝したりするのさ」
「笑ったり昼寝したりするのは、とてもいいことだよ」
「じゃ、イルカ。ぼく、これからそのひとのところへ行って、お嫁さんになって、と云ってくる」
「じゃ、くじら。ぼく、これから、くじらがお嫁さんをもらいます、という案内状を書いてくる」
くじらとイルカは握手をして、大急ぎでむこうとこっちへ泳いでいった。
この詩を読んだ時に、なんか率直にこの2人
(2匹?)の関係って凄く素敵だなって思ったんですよね😊
多分、率直にそう感じたのは、くじらの会話に対するイルカの返答が、くじらの気持ちを後押ししているのと同時に、くじらの幸せをただ純粋に願っているだけじゃなくて、イルカが出来る行動で示そうとしている、この
2点が良いなぁと思ったからです。✨
後、単純に読んでいて、会話の掛け合いのテンポが良いなと思っていて、その点からもこの2人の親密な関係性が伝わってくるのも
この詩の魅力なのかなと感じます☺
そして、私たち人間に置き換えてみると、
同じ温度感で感情を共有出来る人、自分事のように感じてくれる人ってやっぱり凄く魅力的だなって思いました!
自分が思う素敵だなと感じる関係を表現してくれるこのような詩に出会えて凄く良かったです✨
自分の中の大切な気持ちを思い出させてくれる詩との出会いをこれからも大事にしていきます😊
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